昨日10月2日、東京・新宿ロフトプラスワンにて、
オープニングは「5分くらいしゃべるから待っときな」と出場者に宣言して登場したAの、軽快かつ昭和ふうのトークがすぐさま枯渇。「おいしい食べ物を酒でクッと流し込んで。手巻き寿司パーティだと思って楽しんでください」ということだけをしっかりと伝えてゲームをスタートした。
1stブロックのAステューデントは、初の決勝進出を狙う高佐、初参戦のこやつタイム、前回優勝者の
最初のターンで高佐が引いたカードに書かれていたのは、なんと味の素スタジアムで行われる「バッファロー吾郎A-nation」。短瀬智也、浜崎あゆまない、Tな~いF、小室哲やんなどの豪華出演者の並びに5人は大興奮となり、「Tな~いFは『暑い朝だから』を歌うよね」「短瀬さんとあゆまないさんのスキャンダルが」「短瀬さんの『陸飛行機』も聞ける」と話が弾み、判定前からAは「心がかなりくすぐられた」と高評価の様子だった。
こやつは動物好きのAが好きそうなアニマルワールドネタ、川島はイラストを使った銭湯ネタで勝負。高橋は、この日Aの引っ越しを手伝い、Aが大の虫嫌いということを知って作ったカード「虫のいない世界」を引くも、勝つには弱いと悟り、2枚目を見てスルーした結果、3枚目の「低温調理の胸肉」に賭け、低温調理の鳥の胸肉のすばらしさを熱弁した。
低温調理の鳥の胸肉にも惹かれたAだったが、「それはT-nationでやってください」ということで、このターンの勝者は文句なしに高佐に決定。2ターン目でも、いきなり高佐が出したイラストカード「目覚ま柴田恭兵」が、Aはもちろん、会場中に大ヒットした。
リベンジを狙う高橋は最初のカード「駅からの帰り道、昨日まで逃げられていた野良猫が、今日は寄ってくる」で、かつての黒猫との淡い思い出を語るも、「まぼろし」を「めぼろし」と噛んでしまうほど興奮。しかしカードは3枚目に持ち越し、「テレビをつけた瞬間に『バルス』」で勝負を。勝者はやはり高佐で、Aは「野良猫だったら高橋だった」とコメント。もう1人の勝者はオーディエンスの拍手により、こやつに決定した。
スルーした2枚目をチェックする「if Aタイム」では、川島の2枚目がAのジョーカーカード「世界滅亡」だったことが判明。Aは「世界滅亡がいかにここにいるお客さんの楽しい思い出をぶち壊すか」について、苦虫を噛み潰したような顔でぶちまけ、スルーしたにも関わらず川島が説教されるハメになってしまった。
続くブロックは、「芸歴的にそろそろ優勝しないと」と気合いを見せた
Aと食事に行ったこともないというおおかわらが初めて出したカードに書かれていたのは「あんころもち」で、会場は爆笑となるもAは「ゆっくり説明してください」とやや困惑。さらに「ほっぺのにおい」というカードでは、「女の子のほっぺのにおいを嗅ぐのが好き」というフェチを明かし、その魅力を堂々と語り決勝進出を果たした。「Aの生まれ変わり」と豪語した加藤は、迷走しつつも「佐村河内がA先生にだけ真実を語る!」というカードで見事決勝進出。if Aタイムでは、せきしろがスルーした2枚目の「仁鶴グラフ」カードが大好評だった。
敗者復活戦は、川島、高橋、飛永、せきしろと、まさかの常連組が勢揃い。出せるカードは1枚きりで、カードのシャッフルは、Aが歌う「ストップ!! ひばりくん!」に乗せて。ここで高橋がジョーカーカードの中に1枚だけAが紛れ込ませたハッピーカード「A先生、これからはゴハンをもりもり食べてネタ作りに励みます!」を引き当て大喝采。「高橋! 俺はうれしい! 俺はこういうカードを待っていた!」と、自分が書いたわけでもないカードをAに散々褒められた高橋は、恐縮しながら決勝進出となった。
決勝メンバーは、高佐、こやつ、加藤、おおかわら、高橋と、初参戦組が全員決勝進出という快挙。ここまで絶好調だった高佐は、1枚目のジョーカーカード「ペットのフンを始末しない」で、書いた張本人のAから罵倒されてしまい、3枚目のイラスト付き「ごはん」カードでなんとかAの機嫌を取り戻した。
高橋は「お好きでしょう?」と、「THE GEESE尾関がみえみえの嘘をついたとき」カードを出したため、一時尾関の嘘エピソードで大盛り上がり。おおかわらは自身が見た感動的な映像の話をするも、あまりにシリアスな内容のため、会場がたびたび凍り付いてしまった。
「お前ら全然A先生のことわかってない!」と憤慨する加藤は、まさかの下ネタソングで全員ドン引き。自ら引き起こしたこの事故に対して加藤は泣き出し、さらに会場は焼け野原に。これには続くこやつが、ほんわかキャラにも関わらず笑顔で「やりづれー」とコメント。3枚目の「き、き、き……きんと雲に乗れてるっ!?」でなんとか場を正常化した。
この結果優勝は、Aが大好きな「ごはん」でシンプルにハートを貫いた高佐に決定。高佐はライブ中も終始、Aに寄せたダジャレコメントで気を引いていただけに、喜びもひとしおの様子で、何度もガッツポーズをしていた。
史上最高にユーモアあふれる同大会。果たして次回ユーモア王バッファロー吾郎Aのユーモア心をくすぐるのは誰なのか。開催は決まり次第ロフトプラスワンオフィシャルサイトにて発表される。ぜひ注目してみよう。
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