昨日8月28日、東京・新宿BLAZEにて
ライブ前に取材に応じたビッグポルノとその弟ユニット・スモールポルノの
RGは、9月10日リリースのベストアルバムが「日本の名盤」「時代を変えた1枚」といったカタログに、将来的に載るような作品になるのではと期待。HGは「ビッグポルノという活動を通して芸人として成長できた」と感謝を述べた。
彼らの最後のステージは9月13日(土)から15日(月・祝)にインテックス大阪5号館で開催される「KOYABU SONIC 2014 FINAL supported by up!!!」。なおベストアルバム「ベストポルノ」にはスモールポルノの初音源「DVはダメよ!」も収録される。
ライブには、東京でのラストライブを見逃すまいと約500人のファンが集結。今後販売される機会のないグッズを手に入れようとする人たちで物販ブースも賑わった。前半、ビッグポルノは、これまでに発表した全14曲を制作順に続けて披露。「SUNRISE SUNSET」から始まり、「OH!SHIT REAL」「BUG IT NOW」「CHEEK IT BE」といった名曲の数々でフロアは熱気に包まれていった。
ビッグポルノのすべての楽曲と、スモールポルノによる「DVはダメよ!」のパフォーマンス後は、
最初はレイザーラモンHGと天津・木村による“一発屋対決”。HGの性生活をエロ詩吟にして歌い上げ、さらにHGの妻がピザ店をオープンさせたことに絡めたフレーズで笑いを誘った木村がこの勝負を制した。天津・向の「ネゴシックスと週6で遊んでいる」というDISに対し麒麟・川島は、「週6だからネゴ“6”! イエー」と機転を利かせる。麒麟・田村と野爆ロッシーの戦いは、互いの家庭を褒め合う和やかなラップバトルとなった。
その後も互いの過去や女性関係を暴露する、攻撃的かつ個性的な即興ラップバトルが続々と展開される。今別府は丸々2小節分余らせ、「……以上!」でバトンタッチするという自由っぷりを発揮。野爆・川島と土肥ポン太は、対戦相手を勘違いして長原成樹とシンクタンクの近江のこかじろうについて歌ったのち、仕切り直して互いの持ち物やインテリアのダサい部分を延々言い合った。
ラストは小籔と土肥ポン太による“同期対決”。小籔が土肥のへそに真緑のカビが生えていたことを明かすと、土肥は「♪カビじゃないよー へその緑化計画ー」と切り返す。さらに「俺はエコだー エコポン太ー」と続けると、会場には“エコポン太”コールが巻き起こった。
恒例のプレゼントコーナー終了後はメンバーが1人ずつファンに向けて挨拶。小籔はユニット結成の経緯や、ビッグポルノが家族を養うための仕事とは異なり楽しいだけの活動だったことを明かし、「『ビッグポルノのライブ行く』って言っても『は、誰?』となるような活動を今まで支持していただいて、心から感謝しています」と丁寧に気持ちを伝える。
続いてHGは「これからは漫才をがんばっていきますが、ビッグポルノ精神を忘れずに精進したいと思います」と力強くコメント。RGは小籔がレイザーラモン解散を引き止めてくれたことにも感謝しつつ、「(今9歳の)子供が35歳くらいになって、いじめられる心配がなくなったらまたやりましょう」と遠い先の復活を予感させた。
最後は観客からリクエストを募り、声の多かった「Tea! Tea! No! oh,,,喫茶?」と「KING TIMER」を再びパフォーマンスしたビッグポルノとスモールポルノ。ステージ中央で拳を突き合わせ、解散ライブに幕を下ろした。
KOYABU SONIC 2014 FINAL supported by uP!!!
日時:2014年9月13日(土)・14日(日)・15日(月・祝) 10:00開場 11:00開演
会場:インテックス大阪5号館
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