昨日8月10日深夜、
毎週水曜深夜放送の「うつけもん」では、芸人たちが漫才でもコントでもなく、漫談でもない“うつけ芸”を披露。才能を垣間見せながらも一流ネタに昇華させない彼らのうつけぶりを、MCの3人がときに優しく、ときに厳しく見守ってきた。
今回の初フェスでは本番前に入念なリハーサルが行われ、その模様はYouTubeにて生配信された。「発射10秒前」ネタのアホマイルドは、今回用意した小道具を手に「いつもの自分を見せるだけ」と冷静な様子。しかし発射成功率を尋ねたところ、「0.01%」とかなり心もとない数字だった。
「パンツ2人履き」でアメリカ行きの評価を得た天狗は「今日調子いいです」とコメント。「もう1回アメリカ行きもらいたいですね」と今後の出演にも意欲を見せた。オープニングアクトを務める
フジテレビの外には、中継チームとして
生放送は、くまだとキートンのオープニングアクト「CDチェンジャー」が見事に決まあったあと、番組を代表する芸人たちが一斉にネタを披露し華々しくスタート。これにおぎやぎは「豪華ですねー! うつけもんオールスター」「あれ以上はないね」と大満足の様子だった。さらに「この時間いいよね。誰も見てない」「スベっていい」とうつけ芸人を後押し。「なんかしらの事故が起こる」「事故起こってほしい!」とワクワクしていた。
番組はフェスだけに5つのステージで展開。「裸ステージ」はウエスPの足の裏クロス引きがトップを飾った。「ガールズステージ」では、
「デンジャラスステージ」では、何度もリハーサルを行っていたバンビーノのネタ「マッハパンツ」も。サポーターなしで2度にわたる危険極まりないチャレンジを敢行すると、おぎやはぎやスタッフたちが「見えてないよね?」と何度も確認し、なんとか放送事故を逃れた。
「おしりステージ」では、同番組で師弟ユニットとなった市川こいくちとベロニカ藤本がおならうつけ芸に成功。「ナチュラルボーンンステージ」では、「『イエーイ』とただ叫ぶだけ」の可能性を生放送で見せつけ、ほかのうつけ芸人たちを圧倒した。
大トリは、放送スタート時に決まっていなかったため、おぎやはぎが生電話をして、アンジャッシュ児嶋とスピードワゴン井戸田を捕獲。児嶋は電話のやりとりでギャグがスベッため、夜中に駆け付けたにも関わらず残念ながら中継チームからの参加となってしまった。井戸田は人気のハンバーグ師匠ネタを全力で披露。そこに児嶋と中継チームが乱入し、三又がここぞとばかりに三又ダンスを披露しようとしたところ、アイクが前に飛び出しすべて持っていってしまった。
エンディングでは、ラスト10秒のカウントダウンにミスがあり、予期せぬところで番組が終了。「うつけもん」らしいうつけなエンディングとなったが、そのハプニングにスタジオ中が大爆笑となり、全員で拍手を送り合い収録が終了した。
収録後、ウエスPは「だいぶ緊張しましたが、成功してよかった。このうつけもんSPを盛り上げるにはあのネタかなと。まだまだネタはあるので楽しみにしてください」と感想。桐畑は「生放送だとテンション上がりますね。緊張もありましたが、たっぷりやらせていただいて。みんなで手を叩いてにゃんこを担げてうれしいです。あんな一体感のあるにゃんこ祭りはなかなかできない」と喜んでいた。
大阪から駆け付けたバンビーノは、石山が「名古屋あたりから謎の手の震え、動悸が」と苦笑。相方の藤田は「でもあの感じだったら見えたほうがよかったんじゃ……」とストイックなうつけぶりを見せた。また、女性芸人初にして生放送で初めて乳首洗濯バサミにチャレンジした
先輩陣を抑えて最後見事に前に出たアメリカ人のアイクは「怖かったけど、行くしかないんじゃないかと」と恐縮。日本のお笑い番組をネットで見て大好きになり、憧れのおぎやはぎの前に出て「“うつけ”るように」と日本語通りに捉えた結果、日本のうつけ芸人たちを抜き去り大きな成果を残した。
レギュラーネタ番組がないこの時世の中で、お笑い界に大きな足跡を残した「うつけもん」。果たして今後どのようなうつけネタが出てくるのか。再びフェスが行われるのをファンは期待して待とう。
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アイクぬわら @AIC65
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