昨日8月3日、大阪・道頓堀ZAZA HOUSEにて、
同ライブは、橋本、小宮、ウエストランド井口の3人が「楽屋で芸人たちが集まりしゃべっていたら、最終的にはこの3人だけが残ってしゃべり続けていたことがあった」ということから企画に発展。約半年をかけてようやく実現にこぎつけた。オープニングは、橋本と小宮がこの経緯を説明しようとするだけでも、言葉数が多すぎる2人だけにまったく話が進まず。余計な言動をとりがちな小宮に対して橋本が矢継ぎ早に言葉を浴びせ、小宮が独特の言葉のチョイスでムキになって反論し、それについてさらに橋本がツッコむという無限ループが生まれ、会場は早くも爆笑の連続だった。
ようやくゲストとして呼びこまれた西のツッコミ代表、学天即・奥田も2人の終わらないやりとりに苦笑しながら登場。いざ奥田がしゃべるも、そこに小宮が割り込んだため、橋本がすぐさま「お笑い強盗ですよ!」と揚げ足を取りその強盗ぶりを説明しはじめると、小宮は「わかったよ!」とふてくされてしまった。その後橋本と小宮がタッグを組んで奥田をイジる場面もあったが、やはり最後は小宮の天然ぶりが、鋭い洞察力を持つ奥田&橋本の餌食となっていた。
三四郎、学天即、銀シャリによるネタ披露のあとは、「ツッコミ芸人の腕を見ていただきたい」ということで、橋本、奥田、小宮がMCとなり、それぞれ普段絡みのない芸人たちとトークするコーナーへ。橋本は、三四郎・相田、
奥田の相手は
最後は小宮で、相手は四条と銀シャリ・鰻だったが、四条がすきっ歯と知った小宮は急に上から目線。しかし、とりとめのない自分のエピソードを延々と話し続けたため、飽きた四条に舞台から去られそうになってしまった。また小宮の滑舌の悪さに鰻が何度も聞き返していたところ、これは鰻が漢字を知らないだけだと四条が察知。鰻は「劣悪」という漢字を知らず、小宮の滑舌のせいにしていたことが判明し、まったく成り立たないトークコーナーに四条は苦笑するばかりだった。
続くコーナーは「東西ツッコミ頂上決戦」で、橋本&奥田の西チーム、小宮&ドリーマーズ坂本の東チームにわかれて、まずは「ツッコミで当てさせましょう」対戦。ツッコミではなくただの説明を繰り返す反則技の小宮に対して、観客から歓声が上がるほど見事なツッコミ技を次々繰り出した西チームに軍配が上がった。「浜口ツッコミ対決」では、予測不可能な浜口の動きに対して、「僕の相方をおいしくしてあげてください」と浜村が懇願。これにツッコミ勢が一丸となって対処しようとするも、コーヒーカップ、サイコロ、魚の骨となって一同を翻弄する浜口にはまったく歯が立たず。それでもギャグのムチャぶりに応えた奥田の健闘を称え、西チームが勝利した。
最後は逆転ありの「即興漫才対決」で、橋本&相田、小宮&鰻のペアでそれぞれ漫才。橋本は相田の無茶苦茶なボケにも負けじと言葉で制したり、相田のボケにのっかったり、思わず笑ってしまったりと、見応え十分の漫才に仕上げた。一方、小宮&鰻チームは、鰻がことわざをテーマにボケる漫才を展開。どんどんツッコむ小宮だったが、途中でことわざを間違えてしまい、「これ難しくないですか?」と舞台端の橋本に話しかけるという漫才ルール無視の行動をとり、会場は爆笑だった。
勝利は当然西の大阪チーム。エンディングでは、このあともライブがある東の芸人たちに対して橋本が名残惜しい様子で、「打ち上げに行きたい」と何度も漏らしていた。ツッコミの力を見せつけ、さらに東西の交流も果たした同ライブ。ぜひ次回開催を期待しよう。
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