「大会の空気に飲まれました」秋山D関の歴史が重圧に

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先月6月28日、東京・ルミネtheよしもとにて「ダイナマイト関西2014 ~全日本選手権 グループリーグ予選6~」が開催。グループAのロバート秋山がキングオブコメディ高橋、バッファロー吾郎・竹若と対戦した感想を語った。

ロバート秋山

ロバート秋山

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“日本一の大喜利大会”として15年近くその名を轟かしてきたダイナマイト関西。今大会では出場者16名による初の総当たりリーグ戦が行われた。グループAは、秋山、竹若、高橋、インパルス板倉の4人。前回板倉との戦いで秋山は2対4で敗れている。

この日の1試合目となった対高橋戦では、試合前のVTRで高橋に対して「ニコニコしてて読めない。いつスイッチが入るかわからない」と警戒。しかし、試合が始まるとすぐさま高橋に2ポイント連取されてしまい、それに対してストレートな下ネタを言うという力技回答を繰り出したため、竹若から「コーナーポスト殴って腕痛めた感じ」と解説されてしまった。

さらに2問目のお題では、これまでにない長めの説明付き回答という荒業をねじ込み、説明が終わりきらないうちに「続行」で強制終了。これにインタレスティングプロデューサーのバッファロー吾郎Aは「歴史に残る珍プレー賞」と大喜びだった。それでも必死に高橋に食らいつき、2対3で敗戦。敗戦の弁も長くなることが予想されたため「続行」の合図でバッサリカットされてしまった。

これを反省したのか、竹若戦の前には「キレのいい答えを意識しようと思ってます」と明言。事実、好回答で竹若と打ち合い、2対2までもつれ込んだが、最後は竹若のキレのよすぎる回答が続き0対2で負けてしまった。これにより秋山の予選敗退が決定。竹若と高橋が決勝進出することになった。

「ダイナマイト関西2014 ~全日本大喜利選手権 決勝トーナメント大会~」は、8月16日(土)に東京・浅草公会堂にて開催。また、7月12日(土)には大阪・5upよしもとにて「ダイナマイト関西NEXT 西日本新人王決定戦~」、13日(日)には東京・ヨシモト∞ホールにて「ダイナマイト関西NEXT 東日本新人王決定戦~」も行われる。詳細はオフィシャルサイトにて確認を。

ロバート秋山試合後コメント

──試合を終えた今のお気持ちは?

秋山:結果、僕はもう得意、不得意のお題が分かれすぎなんですよね。言い方に乗っけられるお題じゃないとダメですね。細かい説明をするのもダメなんです。叫べる系のお題がいいです。

──高橋さんと対戦した感想は?

きれいな答えを出そうとしたら、なかなか思いつかなくて、自分っぽい答えを探してました。高橋さんみたいに、普通の言い方でも答えが出せるっていうのはすごいですね。滑舌悪くても冷静に言ってウケるって。

──下ネタを放り込んだのはなぜですか?

とにかく間が嫌なんですよ。なんか出さなきゃって思って。下ネタの大喜利だったら結構いけると思います。終わってからいろんな答えが思いつくんですよね。力抜けた瞬間に「絶対これ面白い」ってやつが。あそこにいると無理なんですよ。大会の空気に飲まれました。歴史ある大会なので、想像以上にグッとくる重みがありました。ノリでなんとかなる感じではないですね。お客さんもしっかりした目を持ってますから。

――竹若さんと対戦した感想は?

なんとか食い止めないとと思ったんですが。お題との相性はよかったんですけど、竹若さんに決められましたね。シンプルでキレのいい1文字の回答。

――決勝トーナメントへの意識はしてましたか?

今日は2対戦あるし、結果も出るし、みたいなプレッシャーはありました。だからあんまり考えないようにしましたけど、あそこに座るとダメでした。単純に自分が面白いと思う回答を出そうと思ったんですけど、突拍子のないものはやはり言えなくて。大喜利の厳しさですね。

――今後、ダイナマイト関西に対して望むことは?

またトーナメントをやるかわからないですが、ピリピリしたものを経験できたので、一度決勝に残ってみたいですね。次は何か結果を出したいです。

ダイナマイト関西2014 ~全日本大喜利選手権 決勝トーナメント大会~

日時:2014年8月16日(土) 15:00開場 16:00開演 20:20終演予定
会場:東京・浅草公会堂
料金:ロイヤルシート1万5000円(中央最前2列確定+豪華特典付) S席7000円 A席6000円 B席5000円
出演者:(インタレスティングプロデューサー)バッファロー吾郎A / (MC)ザ・プラン9・浅越ゴエ / ずん飯尾(グループC 1位) / 伊藤修子(グループC 2位) / ケンドーコバヤシ(グループD 1位) / R藤本(グループD 2位) / バッファロー吾郎・竹若(グループA 1位) / キングオブコメディ高橋(グループA 2位) / オードリー若林(グループB 1位) / ピース又吉(グループB 2位)

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