タナカダファミリア「山崎シゲル」誕生の陰にピース又吉

2014年6月7日 17:18 67 4 お笑いナタリー編集部

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タナカダファミリアが、6月4日に田中光名義で1コママンガ「サラリーマン山崎シゲル」を発売。本日6月7日、東京・ブックファースト新宿店にて「サラリーマン山崎シゲル」の発売を記念したサイン会を開催した。

「サラリーマン山崎シゲル」発売記念サイン会を開催したタナカダファミリア。

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とある会社のサラリーマン・山崎シゲルが部長相手に繰り広げる異常な日常が描かれた同書。発売前からAmazonの本ベストセラー総合ランキング1位を獲得し、すでに出荷5万部を超えている。サイン会には同じ事務所の芸人仲間も応援に駆けつけ呼び込みを実施。男女さまざまなファンが訪れ、田中は一人ひとり丁寧に感謝を伝えた。

帯コメントを寄せているピース又吉から「特技を伸ばしたほうがいい」とアドバイスを受け、田中は1年ほど前からTwitterに「サラリーマン山崎シゲル」を投稿。これをまとめた同書には、「こんな部下は嫌だ」という大喜利的な発想から生まれたネタの数々が収められている。「山崎シゲル」という名前は同級生の苗字と、好きなミュージシャンであるくるりの岸田繁から拝借したもので、お堅そうなサラリーマンが無茶苦茶やったら面白いのでは、というアイデアから誕生したキャラクターだという。

当初はお笑いの活動を知ってもらうために始めたものだったが、二階堂ふみや同期の芸人・エハラマサヒロらの拡散によりインターネット上で話題に。手塚治虫に憧れ、小学校のときにマンガ家を目指していた田中は「ちっちゃいときの夢が1個叶ったので、すっごいうれしい」と書籍化された喜びを語ったほか、「今は和田ラヂヲさんのようになりたい」と話して笑いを誘った。

テレビ番組やミュージシャンとのコラボでも話題を集めたこともあり、AKB48と「山崎シゲル」のコラボを希望している田中。「今後も違う形でいろんなものを描いていけたら。お笑い芸人としてもステップアップしていくので、お笑いの活動も応援してください」とメッセージを送った。

なおサイン会は明日6月8日（日）14時から東京・三省堂書店東京ソラマチ店、18時半からHMVルミネ池袋店でも開催される予定。気になる人は足を運んでみよう。