大輔×ケンコバ、47都道府県制覇で“2周目”決定

宮川大輔とケンドーコバヤシのトークライブ「あんぎゃー」のツアーファイナル「あんぎゃー 東京公演」が昨日5月30日、東京・よみうりホールにて開催された。

毎月1回のペースで47都道府県を行脚（あんぎゃ）しながら公演を行う「あんぎゃー」プロジェクト。2009年4月の北海道に始まり、海外公演などを挟みながら約5年の月日を経て、このたびの東京公演で47都道府県を制覇した。

今回は2人がライブ当日にオモロー山下のうどん屋を訪ねた話をはじめ、これまで全国で繰り広げた旅の様子を写真とともに回想。おいしい料理との出会いから各地で遭遇してしまったよからぬ出来事までを、即興の芝居を交えて次々と笑いに変えていく。寝ているケンコバの姿を宮川が独特の言語感覚を用いて再現するくだりでは客席が爆笑の渦に。また18歳未満の入場が禁じられているだけあり、オープニングではとてもテレビでは披露できないような下ネタが約20分にわたって展開された。

開演前に2人は記者取材に応じ、ケンコバは「あんぎゃー」での印象的な思い出を「沖縄の皆既日食を見ていたとき、一緒にいた小学生に『世界終わったな』と話したら本気にして泣き出した」と振り返る。宮川も「初めの頃は客席の年齢制限がなかったから、けっこうな下ネタのときに親がお子さんの耳をふさいで外に連れていったこともあった。申し訳なかった」と子供に絡めたエピソードを明かした。

47都道府県を制覇した彼らだが、8月24日（日）には北海道・道新ホールにてさっそく“2周目”の公演を決行する。ケンコバは「夏の気持ちよさを逃すのは惜しい！」と開催タイミングの理由を説明。「お互いに“年いってきた”。お酒も楽しめなくて、地方で12時くらいにベッドに入っている」という宮川に、ケンコバは「2周目はもっと元気にね」と呼びかけ、ファンに対しても「ようあんな他愛もない話で笑えたな、という不思議な感覚を楽しんでほしい」とアピールした。