この放送は、ゴールデンウィークのスタートとともに4月26日から27日にかけて開催された「ニッポン放送 開局60周年 ラジオパーク in 日比谷 2014~エコと、緑と、健康と~」内のイベントとして実施されたもの。この日「日曜のへそ」公開イベントのほか、「大谷ノブ彦 キキマス!ステージ」「開局60周年レジェンドステージ」などが展開された。
ゲストの萩本欽一は“欽ちゃん飛び”を披露しながら元気よく登場。土田とともに出会った頃の互い印象を明かし合う。「暗くてさ。人を下から(仰ぐように)見るでしょ?」と目つきの悪さをつつかれると土田は苦笑い。「嫌な奴だなと思っていたけど、言葉は丸くて」と印象がよくなっていったことがわかると安堵の表情を見せた。
「生涯現役スゴイひとグランプリ」のコーナーには、太田プロ所属で土田の後輩にあたる72歳新人女ピン芸人・バネッサも登場。はっきりと口を動かしながら繰り広げられる腹話術に「新しい」と萩本も驚き、「72歳でコメディアンやろうってたくましい気持ち! 拍手してあげてよ!」と応援した。しかし「売れると思いますか?」という問いには「いや……、俺にコメント言わせるなよ!」と言葉を詰まらせる。土田はキッパリと「僕は無理だと思います(笑)」と断言したが、バネッサは「がんばりまーす!」とラジオにも関わらず渾身の腹芸を披露した。
イベント後の記者会見には、この公開生放送以外のステージに出演した
また鶴光が「笑いの原点。コント55号のすごかったこと! 当時の笑いを牽引していた」とコメントすると、「大阪行っても同じこと言ってくれよ! どうも怪しいんだから」と疑う萩本。「和製チャップリンですよ。大阪の藤山寛美さんと両巨頭」と鶴光の言葉が続くと、「そばに置いておきたい」とうれしそうな顔を覗かせた。相方だった坂上二郎については「紅白で、45秒と言われていてもちゃんと1分半やって帰ってくる。度胸は二郎さんのほうが優れてたね」。そんなコント55号について、「(萩本が)二郎さんを追い込んでいくことによって笑いを作るっていうのが衝撃でした」と語った大谷だったが、萩本から目線を外していることを土田に指摘され「こわいんです(笑)」と尊敬のあまり恐縮した様子だった。
「ニッポン放送 ラジオパーク」は2日間で総来場者数10万2000人を記録。普段顔を合わせることのないラジオパーソナリティとリスナーが寄り合って、一緒にイベントを盛り上げた。
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- THE ラジオパーク 2014 in 日比谷 AMラジオ 1242 ニッポン放送
- 土田晃之 日曜のへそ 毎週日曜 12:00~14:00
- ニッポン放送『大谷ノブ彦 キキマス!』 毎週月~木 13:00~16:00
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