マジ歌ライブ大盛況、三四郎、小池美由ら名物キャラも集結
2014年4月18日 17:34
29 お笑いナタリー編集部
「マジ歌ライブ in 中野サンプラザ」が昨日4月17日、東京・中野サンプラザホールにて開催され、全国25館の映画館でもライブビューイングが実施された。
「ゴッドタン」(テレビ東京)を代表する企画「芸人マジ歌選手権」から派生した「マジ歌ライブ」。芸人たちによる「マジ歌」ステージはもちろん、VTRや中継企画などあますところなく笑いが詰め込まれ、毎回チケット完売の人気イベントとなっている。今回も「マジ歌ライブ まさかの渋公フェスティバル」から1年ぶりの開催を心待ちにしたファンが客席を埋め尽くした。
開演前のBGMは西野カナ「会いたくて 会いたくて」、JUJU feat. Spontania「素直になれたら」、花*花「さよなら大好きな人」といった恋愛ソング。「開演に朝立ち……、いや先立ちましてー」というキャバ嬢あいなのアナウンスや、「魁!設楽塾」塾長のバナナマン設楽に「ブレイクダンスしろや」「土下座しろや」と凄まれるネゴシックスの前説でも会場は徐々に熱を帯びていった。
「マジ歌ライブ」の模様をいつものように横から眺めるのはおぎやはぎ、バナナマン設楽、アルファルファこと東京03飯塚と豊本、松丸友紀アナウンサー。バナナマン日村はトップバッターながら圧倒的なパフォーマンスで、「やっぱヒム子だね」(おぎやはぎ小木)と唸らせた。東京03角田は、マネージャーの大竹らバンドメンバーとの抗争を展開。ダイノジ大地は歌唱力がずば抜けた彼女役ヒロコたちとの3曲メドレーを披露する。バイきんぐ小峠率いるアンダー・ザ・チェーン・ドッグ、ダークネスことマキタスポーツ率いるFly or Dieも、ハプニングに見まわれながらも大きく沸かせた。
前回同様、大げさなサプライズ登場を演出したのはフットボールアワー後藤。口笛を吹きながら客席からステージに向かうその佇まいに、おぎやはぎ矢作は「こんなダサい口笛吹ける人いない」と漏らす。演奏後は「追っ手が来とる」と理由をつけて早々にステージを後にした。
この日はあいなやネゴシックスだけでなく、番組で目覚ましい活躍を見せてきた名物キャラたちが集結。物販コーナー中継には“苦労してるアイドル”としてレギュラー陣の心を掴んだ小池美由と、“おっぱい占い”のPちゃんが登場した。別番組の収録と聞かされて会場前でロケに臨んでいた三四郎も。小宮は“天敵”にスーツが破けるほどの勢いでステージまで連行され、急遽「照れキュート芸人更生プログラム」に挑戦。何食わぬ顔で客席に座っていた番組ゆかりの人物が東京03飯塚と口論する場面もあった。
これまで大掛かりな演出で見る人を驚かせてきた劇団ひとり。今回は誰もが予想だにしない展開を用意し、笑いを通り越した壮大なエンディングを迎えた。出演者たちも「すっごい! 大作!」(矢作)、「何これ!」(小木)、「なんだこれ! いやーすごい!」(設楽)と大興奮。最後はアンコールに応えて出演者全員がステージに再登場し、笑いと感動に包まれた怒涛のステージに幕を下ろした。この模様は5月3日(土)と10日(土)深夜放送の「ゴッドタン」でオンエア予定。ぜひお見逃しなく。
佐久間宣行 @nobrock
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