ゆきえも坊主に、トータル藤田10年来のアフロさよならレポ

昨日3月30日、ナインティナイン岡村がホストを務めるネット配信番組「めちゃ×2 ユルんでるッ！」にて、トータルテンボス藤田がトレードマークのアフロヘアを丸坊主にした。

昨日は「年度末総決算SP」と題して1年続けてきた同番組を振り返り、ランキング形式で名場面を発表。トータルテンボスは今年2014年1月の配信で、東名高速道路のサービスエリア「EXPASA足柄（下り）」にある「めちゃイケサービスエリア」と、彼らが出演している番組「くさデカ」（テレビ静岡）のコラボ企画に登場し、その活躍が評価され4位にランクインした。

番組にはすでに「めちゃユルにハマってる」ということで7位と8位にランクインした、ナインティナインと同期のへびいちごの2人が登場していたが、さらに上位に入ったトータルテンボス藤田は「へびいちごさん、ぬるいです」と上から目線に。「『とぶくすり』のときのナイナイさん以来のハマりぶりです」という豪語に、岡村は「俺らゴリハマりしたからなー」と気持ちがわかる様子。そこで岡村は番組が藤田のために作った特製グッズの数々を紹介すると、これにはへびいちごも脱帽してしまった。

このグッズを手掛けた番組AD・カンちゃんによると、製作費の総額が約50万円という“ハンパねえ”金額がかかっていることが判明。韓国から来ているカンちゃんはこのせいでスンドゥブが食べられない窮状に陥っており、見るに見かねるということで岡村はトータルンテンボスに「返してほしい」と50万円を要求した。このまさかの展開に藤田は唖然。「知らねーよ！」と憤慨するも、相方の大村が急に「パフォーマンスで返すのが芸人でしょ！」とムチャぶりしはじめた。「例えば！ 髪型変えるとか、彼ならできますよ！」と言い出し、再び藤田は呆然。「漫才に支障が出る！」と慌てる藤田の意見は誰も聞き入れず、カンちゃんの「すごく短い坊主」という要求が採用された。

カンちゃん、岡村がバリカンで藤田のアフロを刈る中、藤田は「泣けてくるわー」「これでM-1とかいったんだよ」と寂しげな様子。しかし周囲はそんなことお構いなしに、藤田の髪型を電撃ネットワークの南部虎弾風、マジンガーZ風などと遊び倒し、さらには岡村がへびいちご島川の髪を刈ろうとしたりと藤田ほったらかしで盛り上がり、最終的に藤田は別室へと連れて行かれてしまった。

その後、丸坊主で戻ってきた藤田はそれほどイジられることなく、番組は着々と進行。2位には「バチバチエレキテる」メンバーが大集合し、番組は大盛り上がりに。しかし、ここで藤田が彼らに対して「ぬるま湯ですよ」と説教。大村が坊主になってまでこの番組に出たかったことを強調し「そのくらい本気でやってのか！」と先輩風を吹かせると、カーニバルのゆきえが「坊主ですよね？ やります」とあっさり承諾してしまった。この予想外の展開に藤田は自分が目立たなくなることを恐れ、「違う場でやれよ！」と大慌てで制止。それでもゆきえはさっさと別室に向かってしまった。

番組ではその後、1位のよゐこ濱口が登場し、スタジオ引っ越しのため全員で移動。移動先のスタジオには、手打ちそばを用意した加藤浩次が待っており、そばに舌鼓を打ったり、加藤と若手がバチバチしたり、43番ロビンマスク＆らーめん神座マンが仲裁に入ったりと、めちゃユルらしい大騒ぎも。

楽しかった配信もそろそろ終わりということで、新スタジオが見える屋外からエンディングを迎えたところ、誰もいないはずのスタジオに人影が。そこには出家したかのうようなきれいな丸坊主に、おしゃれなアシンメトリーをちょっとだけ残したゆきえの姿が。全員「うわー！」と絶叫し拝んでいると、ゆきえ本人が駆け下りてきて、「スタジオに誰もいなかった！」とご立腹。そして藤田に「藤田さんの坊主6mmなんですよね。私5mmなんです。ロン毛ですね」と、坊主としては先輩であることを見せつけた。

おいしいところをすべて後輩に持っていかれ、最後のMVPもカンちゃんに奪われた藤田。大村の軽い思いつきから約10年アフロと付き合い、すっかりアフロキャラが定着していた藤田は今後どのような活躍を見せるのか。これを機にトータルンテンボスが一段と飛躍することを期待しよう。

この配信は本日3月31日（月）昼頃からYNN、フジテレビオンデマンドで再配信。デイリーよしもとでは、生配信で一切映らなかった藤田の丸刈り映像をアップする予定となっているので、ぜひチェックしてみよう。次回「めちゃユル」は4月9日（水）20時30分頃からスタート。詳しくはオフィシャルサイトにて。