品川ヒロシが監督・脚本を務める映画「サンブンノイチ」(配給:KADOKAWA)が、既報の通り4月1日(火)に神奈川・川崎チネチッタほか全国にて上映される。お笑いナタリーでは先日、
「第6回沖縄国際映画祭」でゴールデンシーサー賞を獲得した同作品。小杉、藤原竜也、田中聖が川崎のキャバクラ・ハニーバニーを舞台に大金を巡って巻き起こす物語で、中島美嘉、窪塚洋介、池畑慎之介☆ら豪華俳優陣のほか、多くの芸人たちが出演している。小杉はこれまでテレビや映画に出演する機会が少なく、これが初の大作。品川は「原作にデブでハゲで関西人と書かれていたので、小杉さんしかいない」と、いち早く小杉にオファーしたという。
映画では登場シーンから体を張った演技を見せている小杉。監督から「毛量サンブンノイチ」と言われるほどの薄毛をものともせず見事な演技をしている姿は必見だ。
ブラックマヨネーズ小杉のコメント
──ちゃんとした映画の出演は初めてとのことですが、ずるいキャラクターというのは難しくなかったですか?
見てくれた人から、アドリブが多いんちゃうんって言われるんですけど、かなり細かく演出が入ってるんです。無心でやりました。
──「第6回沖縄国際映画祭」の舞台挨拶では「毛量サンブンノイチ」と品川監督に言われてましたね。
変なもんで、普段の仕事やったら一生懸命髪型をセットしてるんですけど、映画に出ることになって品川監督に指示されると、「はいはいはい」と。知らん間に脱いでたみたいな(笑)。品川監督がずっと、どうやったら薄く目立つかって水かけたりしてシチサンにしたりするのを、普通やったら「もうええねん!」ってツッコむんですけど、「映画やったら」って言われるままで。マインドコントロールみたいな。
──現場の空気はいかがでしたか?
最初の何回かで、品川監督は現場の空気をよくするのも僕にしてほしいんかなって思いましたね。なので、僕がなんか言うてみんなが笑ったり。ただ、品川監督にいろいろ言われすぎて、ほかの第4助監督みたいな若い子にまでイジられたり。でも品川監督から「それは小杉さんが引きだしてる」って言われました。「面白くないボケも面白くツッコんでくれるから話しかけしてしまう」と。僕も基本嫌じゃないので楽しかったです。
──藤原竜也さんとの仲よしエピソードも豊富ですね。
竜也が「敬語やめてください」って言ってきたから、僕がすぐ「わかった」って言って仲良くなったんですけど、品川監督から「普通すぐやめませんよ」って言われてしまって(笑)。
──最後にお笑いナタリー読者にメッセージをお願いします。
僕は一般的にしか映画観ないし、映画好きでもないんですけど、そんな僕が観てもカッコイイって思える映画です。ぜひ観てください。
■映画『サンブンノイチ』予告編
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- 映画『サンブンノイチ』公式サイト 2014.4.1TUE ROADSHOW
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