本日3月21日、「第6回沖縄国際映画祭」桜坂劇場にて、品川ヒロシ監督の最新作「サンブンノイチ」舞台挨拶が行われ、品川監督と映画に出演している
映画やドラマでの俳優としての仕事は同作品が初めてという小杉は「品川組の俳優、小杉竜一です」と芸人の顔を捨てて挨拶。そんな小杉に対して品川は「本当に今日はお忙しい中集まっていただきありがとうございます。ヒーハー!」と、代わりに小杉の持ちギャグを言うと、小杉は「やめろや! 今日は俺俳優として来てるから」と慌てて止めた。
品川は今回初めて自分が原作ではない映画を制作したということで、「角川のプロデューサーさんに薦められたんですが、面白くて。まだ原作が終わってないのに脚本を書いて、半ば強引にお願いしました」と説明。小杉の起用は一番最初に考えていたそうで、「原作にハゲでデブで関西人ってあって、これは小杉さんにしかできない」と確信したことを明かすと、「選ばれ甲斐がないわ!」と小杉はご立腹。「焼肉屋のオーナーで女遊びが好きな役なんやからたむけんさんがいるでしょ!」と文句を言うと、「レトルトでちゃんと儲けてるからダメです」と品川は却下した。
収録の感想を聞かれると小杉は「無我夢中で品川監督の言うとおりにやって、出来上がり見たら、俺まあまあひどい目に遭ってる」とビックリ。「冒頭なんて、俺ようあんな感じの登場引き受けたなと」と、ネタバレに注意しつつ話していると、品川は「そんなに大事な部分じゃないから隠さなくていいですよ」と薄笑い。「大事な部分ちゃうの!? なんかの伏線やと思ってやったのに!」と怒るも、「小杉さんがプールからザッパーって出てくるんですけど、ハゲ丸出し」と品川は大笑いで、「バラエティ番組出てるときのサンブンノイチの毛量(笑)。今は髪の毛フワフワさせてるんですよ」と暴露した。
「バラエティで面白いのはもちろんですが、この映画にはカッコイイ小杉竜一が出てくるんです。真面目にお芝居してて、それがカッコよくハマってる」と本気の褒め言葉もあったが、品川はすぐに「初日緊張してガチガチで、エキストラのキャバクラ嬢と『ヒーハー!』って盛り上がって、やっと実力引きだしてもらってた」「藤原竜也くんと田中聖くんがセリフを覚えてきてたから、そのことをメールしたら、『実家に帰らせてもらいます』『アイアンマン見て役作りします』っていうすっごいつまんないメールがきた」とカッコ悪いエピソードを暴露。極めつけは「『小杉16テイク』というのがありまして。台本6ページくらいの長回しのシーンで、16回NG出したんです」と明かした。これに小杉は「実際は8回くらい……10回くらいしかNG出してないのに変なタイトル付けられて」と言い訳。さらに、「この前、中島美嘉ちゃんが『ありましたね、“小杉40テイク”』って増えてて。人の噂って怖いと思った」と悔しそうにしていた。
最後は品川から「みなさんのクチコミが一番力を持ってると思います。面白かったらぜひ薦めていただいて、つまらなかったら墓場まで持って行ってください」とメッセージ。小杉は「よろしくお願いします、ヒーハー!」と本家のギャグで締めくくった。映画は4月1日から全国公開。詳しくはオフィシャルサイトにて。
■映画『サンブンノイチ』予告編
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- 映画『サンブンノイチ』公式サイト 2014.4.1TUE ROADSHOW
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