スマートコーラZEROは、プロデューサー升野(バカリズム)曰く、世界的に有名なシカゴコーラの新商品。「飲んでも飲んでも太らない、むしろ飲めば飲むほど痩せこけていく」という大ヒット間違いなしの魅惑的な飲料だ。升野はこの大型タイアップCMに、@川島プロダクションNEOにいると思い込んでいる無名の新人アイドルを起用。嫉妬に狂った作曲家の角田(東京03・角田)が、実はその新人がいないという事実を、ボイスチェンジャーを使って、ラジオで歌にのせて暴露したところ、この歌がスマートコーラのCMソングとしてピッタリの出来栄えに仕上がってしまった。
この曲を実際に作曲したのは、“ボカロ界の貴公子”と呼ばれる八王子P。そして、角田がボイスチェンジャーを使って変えた声を担当したのが声優の内田真礼で、人気タッグのCMソングがウレロで実現した。
収録は昨年2013年末に行われ、佐久間宣行プロデューサーはこの曲に「すごくありがたい、ほんとにいい曲」と感謝。現場では、内田に「おっさんがアイドルとして歌う」という状況を佐久間Pが説明し、八王子Pが「ちょっとピッチを上げて」「ここは少し物悲しげに」など歌の細かい指示を出し、内田がそれらを受けてノリノリで歌い上げた結果、見事なCMソングが完成した。
収録後、「お笑いが大好きで、『ウレロ』ももちろん知ってました。好きな芸人さんたちの企画に関われたので、本当にすごくテンションが上がりました」と喜んでいた八王子P。番組の全貌についてはわからないまま取り組んだそうで、「でも、変に番組というかストーリーを意識しすぎないようにしようと思って、いい意味でのミスマッチ感が出せたら、それが逆に面白いかなと。それでも不思議と成立しそうな感じはあったし、内田さんの声もすごく魅力的だし、そういうところがこの作品に合うのかなという気がしました」と曲作りのポイントについて語った。
実際レコーディング中、佐久間の言葉に「ああ、そういうことだったんだ」と思うことがあったそう。「答え合わせ的な感じでした。そこも面白いというか、探り合いというか、お互い全部知らないからこそ面白かったですし、ワクワクしながらできました」と笑って語った。「曲は作りましたけど、この先どうなるのかは知りませんし、自分も視聴者のみなさんと近い立場にいると思うので、一緒に番組を楽しみたいと思っています」という八王子P。「この番組をきっかけに自分の名前を知ってくれた人もたくさんいると思うので、気になった方はぜひオフィシャルサイトやCDなども聴いてみてもらえるとありがたいです」とメッセージを送った。このCMソングは、番組放送期間中のみ、オフィシャルサイトにて視聴可能だ。
今晩放送の第4話「こんなアイドルなんですか?」では、マギーがゲストに登場する。詳しくは番組オフィシャルサイトで確認を。
ウレロ☆未体験少女
テレビ東京系 2014年1月31日(金) 24:52 ~ 25:23
<出演者>
劇団ひとり / バカリズム / 東京03 / 早見あかり ゲスト:マギー
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