昨日1月26日、東京・風林会館5F ニュージャパンにて
2012年に東京・Zepp Tokyoで単独ライブを決行し話題を呼んだ永野。その評判を受け「ポップなことをやりたい」という意図で開催されたのが今回の単独ライブだ。その意図とは裏腹に会場は昭和レトロかつゴージャスな雰囲気漂うキャバレー跡地。永野は「朝のホストと昼キャバの女をくぐり抜けて会場に着いた。なにが『キャンディポップ』だ!」と毒づいていた。
永野のオリジナルトラックが流れ始め、きらびやかなステージに照明が当てられると会場は大歓声。ステージに現れた永野はゴッホとピカソに捧げる曲「ラッセンにはかなわない」でライブをスタートさせる。森山良子への提供曲「シャコタンブギ」、氷室京介への提供曲「ムーミン」といった歌ネタのあとは、コント「5つ子ちゃんが生まれるところ」。子が生まれるたびに大きな笑いが巻き起こった。
第1ブロックのネタを終えた永野は、「戸塚宏です!」と自己紹介。「ポップになって売れて、最終的にはただのタレントになろうと思います」と宣言した。第2ブロックはTSUTAYAとイオンのテーマソングネタ、1人2役に挑戦したコント「昔よく岡村靖幸のモノマネをしてくれてた友達に再会したらすっかり丸くなってたところ」、123☆45・イズミとの合同コント「スカートめくりされたほうが悪く見えるところ」など、タイトルだけでも爆笑とどよめきを呼び起こすネタで観客の興味を引きつけて離さない。3パターンのポーズでの撮影タイムを設け、「『永野、生き別れの妹と再会』って書いてTwitterに投稿して!」とファンにリクエストする場面もあった。
途中、「これ全部、冗談なんですよ。今の世の中、本当に怒られる。何なんでしょうね?」と急遽トークコーナー「時代を語ろう」を実施。「僕は戸塚宏じゃないんですよ!」と、ここまでに披露したネタを“冗談である”という前提を踏まえて整理することに。自らネタの面白味を説明する、お笑いライブにあるまじき展開に会場も大喜び。最終的には「練習が見える笑いは嫌いなんだ!」と「永野決起集会」メンバーでもあるモグライダーを絶賛した。
企画「永野のテレビに出たいんや!のコーナー」には
第3ブロックは泣かせるコントから天使の声のモノマネ、「呼吸の歌」まで、芸の幅を見せつける永野。「面白いライブだったなあ。よく1人で作るぜ」「天才なんでしょうね! いやー普通に生まれたかったなあ」とこれでもかというほど自画自賛すると、会場からは笑いとともに大きな拍手が送られた。ラストは氷室京介に捧げる曲「キャンディポップ」を歌唱。しっとりと歌い始めたかと思えばラッパーたちが登場し、この曲がヒップホップだったことが判明する。さらに永野は123☆45・ヨーコとのセクシーで激しいダンスでも観客を魅了。最後は全員でポーズを決め、とびきりポップな永野ショーは幕を下ろした。
なお2月4日(火)には「永野単独ライブ『キャンディポップ』打ち上げ」が東京・阿佐ヶ谷ロフトAにて開催される。「キャンディポップ」を堪能した人のみならず、足を運べなかった人もぜひチェックしよう。
永野単独ライブ「キャンディポップ」打ち上げ
日時:2014年2月4日(火) 18:30開場 19:30開演
会場:東京・阿佐ヶ谷ロフトA
料金:前売1200円 当日1500円
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- 永野- 株式会社グレープカンパニー
- 永野単独ライブ『キャンディポップ』打ち上げ – LOFT PROJECT SCHEDULE
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写真がまったく面白くなさそうでヤバいな〜最高 / お笑いナタリー - キャバレー跡地で永野ショー大盛況、ノーセンス芸人も登場 http://t.co/RaqGQR1bwG