昨日1月19日に、東京・B&Bにて
昨年2013年11月に初の著書となる自伝的青春小説「芸人前夜」(ヨシモトブックス)を上梓した中田。約2年半続いた「マンスリーよしもとPLUS」の連載に加筆・修正し、鬱屈した学生時代からNSCへの入学、「武勇伝」誕生までを綴っている。
イベントではこの書籍に関するトークにとどまらず、中田の今後の芸能活動についてたっぷりと語られた。東京大学を卒業している遠田は、中田と同じく短時間睡眠法である「片目睡眠」を試していたことなど、まずは自身が中田に抱く親近感を説明。「勉強しすぎた感」「策略家」といった共通項から、中田の人間性を紐解いていった。
「仕事にならないことはがんばれない」と常に先を見据えて行動する中田は、人間味を出すための「ガス抜き」や損得勘定なしの人間関係を遠田に提案されると、「その発想だ!」と目からうろこの様子。「朝、書を読む者は本当の意味で文字を読めていない」といった“名言風”の発言をするギャグのようなやりとりも生まれ、番組のMCに「誰の言葉?」と聞かれた中田が自信満々に「僕です」と答えるという一連の設定に会場は大いに沸いた。
また「芸人前夜」にもあるような、中田オリジナルの名言や独自の言い回しをもっと広げていくための「名言と横文字と四字熟語を多用するブログ」を始める案も。さらに12月に放送された「爆笑問題の検索ちゃん 芸人ちゃんネタ祭り」(テレビ朝日系)で披露したネタ「カリスマ」に言及し、中田は「武勇伝」の流れを汲んだこのネタを「オリラジの主力商品」と表現する。「デフォルメした“あっちゃん”と“慎吾”でやる、漫才でもコントでもない演芸。中田がカッコつける、藤森が褒める。踊る。これがオリラジ歌舞伎」「カリスマのネタをオリラジ歌舞伎として伝統芸にしていきたいし、次のステージに行くためにカッコつけて人様に笑われる行動をとり続けます」と目標を語ると、遠田も「大体の人はカッコつけたら嫌味になる。中田さんはカッコつけて笑われる。武器だと思います」と太鼓判を押した。
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
中田「カリスマのネタをオリラジ歌舞伎として伝統芸にしていきたいし、次のステージに行くためにカッコつけて人様に笑われる行動をとり続けます」/お笑いナタリー - 中田「オリラジ歌舞伎を伝統芸に」名言ブログ始動案も誕生 http://t.co/crJ6UHpXAm