コットン（ex. ラフレクラン）が「ヒルナンデス！」レギュラーになるまでをおさらい

お笑いナタリー編集部

ヨシモト∞ホールで早くから活躍

• 2011年、ともに大学卒業後に社会人経験を経て吉本興業の芸人養成所NSC東京校（17期生）に入所。元広島ホームテレビのアナウンサーだった西村がきょんを誘う形でコンビを組み、「ラフレクラン」として2012年4月にデビューした。同期にはオズワルド、空気階段らがいる。

• 東京・ヨシモト∞ホールで開催していたファン投票企画「∞総選挙」では、1年目にしてきょんが359名中27位、西村が44位に食い込んだ。ちなみに1位はLLR福田、50位はグランジ大だった。
• 2013年7月、吉本の動画サイトYNNの新番組MCに抜擢。タイトルは「よしもとニュースセンター ぶちあげ」。

• ヨシモト∞ホールのランキングバトルに参戦し、2014年に「彩～irodori～East」の「Member」に昇格した。このときのTOPはニューヨークとジャングルポケット。2014年8月の決定戦でラフレクランもTOPに加わり、3組で劇場の看板を背負う。以降、2023年現在まで劇場の最前線で活躍。

• 2014年に初めて「キングオブコント」準決勝進出。
• 「よしもと男前ブサイクランキング2015」で西村が「男前」部門4位に。

渋谷から全国へ活躍の場を広げる

• 2015年4月より、西村がかつて勤めていた広島ホームテレビでレギュラー番組「恋とか愛とか（仮）」を担当。同番組は舞台化もされ、東京公演にはラフレクランの2人が出演した。
• 2016年4月に自身初の東京・ルミネtheよしもと単独ライブ「馬鹿かしこ」を開催。
• 2016年夏に自身初のツアー「KYON-NICHI-WA!!」を広島、大阪、東京、沖縄で開催。この頃は「どうもー！ AB型の左利き、きょんでーす!! きょんにちわー！」という挨拶ギャグをしていたきょんのキャラクターを前面に出していた。

• 2017年、「M-1グランプリ」で自身初めて準々決勝に進出。
• 「にちようチャップリン」（テレビ東京）内の賞レース「これからチャップリン」チャンピオン大会で優勝。この収録の1週間前に「第38回ABCお笑いグランプリ」で敗れていたことから、2人は「これで雪辱を果たせてよかった」と語った。なお2019年12月に行われた同番組内企画「お笑い統一王座GP」でも優勝している。
• 2018年2月、単独ライブツアー発表の際にきょんが「やばぁいねぇー！」とコメント。この頃から現在まで「やばいねぇ～」を使っている。
• 8月、吉本坂46のオーディションに合格し、2人ともメンバーに選ばれる。

コントの評価が高まる

• 2019年5月にYouTubeチャンネル「コットンシアター」開設。
• 10月、「令和元年度NHK新人お笑い大賞」で大賞に輝く。同大会では2016年にも本選進出したが、僅差で優勝を逃していた。
• 2020年、NSC時代の選抜クラスメンバーで結成されたいわゆる“一軍”集団「ザ・エレクトリカルパレーズ（通称エレパレ）」のエピソードに西村が関わっていたことがニューヨークの調査によって発覚。その事実に迫るドキュメンタリー映像が大きな話題を呼ぶ（関連記事：ラフレクラン西村の人間味あふれるエレパレ前日譚にニューヨーク興奮、10万人突破記念ライブ）。
• 2021年3月、きょんのYouTubeチャンネル「コットンきょんの人間観察ちゃんねる」開設。
• 4月1日、結成10年目を迎える節目として「コットン」への改名を決意。「エレパレ」等で西村のキャラクターがあらわになりつつあった最中、この改名を発表した「しくじり先生 俺みたいになるな!!」（テレビ朝日系、ABEMA）などをきっかけにさらに西村への注目度が高まっていく。
• 「キングオブコント2022」決勝進出を果たす。結果は2位だった。また決勝の前日には西村が結婚していたことを発表。
• 「R-1グランプリ2023」できょんが決勝進出。田津原理音と共にFinalステージまで勝ち進んだ。

• 2023年春より、「ヒルナンデス！」（日本テレビ系）、「まるごと」（静岡第一テレビ）にレギュラー出演。
• 単独ライブ「ethnic」を5月に大阪・なんばグランド花月、6月に東京・ルミネtheよしもとで開催する。