山本晋也

山本晋也

ヤマモトシンヤ

1939年生まれ、東京都出身。日本大学藝術学部卒。旧NET(エヌイーティー)演出部教養班に所属したのち、岩波映画製作所に契約助監督として参加し、羽仁進に師事した。1965年にフリーの独立プロ助監督となり、成人映画の「狂い咲き」で監督デビュー。以降1980年代まで多数のピンク映画を発表し、ヒットメーカーとして脚光を浴びた。主な監督作は「完全なる結婚」「未亡人下宿」「痴漢電車」「下落合焼とりムービー」「濡れ濡れ姉妹」「愛染恭子の未亡人下宿」など。俳優としても活躍したほか、深夜番組「トゥナイト」「トゥナイト2」にレポーターとして出演し、広くお茶の間にも知られた。自らの半生を振り返る書籍「カントク記 焼とりと映画と寿司屋の二階の青春」を2016年4月に刊行。2023年8月には、およそ30年ぶりとなる監督作の始動を発表した。“カントク”の愛称で親しまれる。