第3回 ライブの風景を塗り替えた“写殺”青木カズロー
CDジャケットや雑誌の表紙、屋外看板などアーティストを被写体とした写真に心を奪われた……そんな経験のある読者も多いはず。本企画ではアーティストを撮り続けるフォトグラファーに幼少期から現在に至るまでの話を伺う。第3回で取り上げるのは、自らを“写殺”と名乗るライブカメラマンの青木カズロー。ハードコアやパンクの熱量をダイレクトに表現したハイコントラストで極めて個性的な青木の作風は多くのアーティストや音楽ファンから厚い支持を集め、ライブを撮影するほかのカメラマンにも少なからぬ影響を与えている。ライブ写真の常識を塗り替えたとも言える青木の“個性”に迫る。