歌うたびに夏に対する欲がどんどん出てくる

──「サマーヌード・アドレセンス」のMVはいかがでしたか？

安村　やっぱり僕が野球部でしごかれていた時代に聴いた「サマーヌード」とは違うタイプでしたね。心が躍り出すようなメロディとみんなの笑顔で、僕のツラい思い出も塗り替えられるくらい観ててドキドキしました。僕の「サマーヌード」はむしろこっちなんじゃないかってくらいで。真心さんのももちろん好きですけど、今年の夏に聴きたいのは夢アドの「サマーヌード・アドレセンス」ですね。でもこの撮影、けっこう寒くなかった？

山田　そうなんです。まだ6月の頭くらいでちょっと寒くて。

──meg rockさんに新しく書き下ろしてもらった歌詞はメンバーとしてはどう受け止めてましたか？

小林　とにかく切ないです。胸がギューっとなります。だけどメロディは踊りたくなっちゃうくらい明るい感じで。

──MV中でもみんな笑顔が多いですよね。

山田　そうなんですよ。だから逆に切なさが引き立つというか。

志田　撮影中もノリノリで、作った笑顔というよりも自然な笑顔が出てたと思います。

安村　この金色の衣装はかなりゴージャスだよね。

京佳　私服っぽい衣装と金ピカの衣装の2つに分かれていて、1つのMVでもイメージがまったく違う感じになってます。

安村　たまに切ない表情がカットインしてきていいよね。今年の夏はやっぱりこっちの「サマーヌード」がいいなあ。僕の営業を一緒に回って「サマーヌード・アドレセンス」を踊ってほしい。

山田　とにかく明るい朱莉ちゃんだけ行きます（笑）。

──夢アドとして夏の歌を歌うのは初めてですけど、そこはどう思いました？

山田　私たちみんな夏がすごい大好きだったのでうれしかったですよ。カップリング曲の「くらっちゅサマー」なんてもっと夏っぽいし。「バーベキューしたい！」とか歌詞にあって、普段そんなこと言わないのに今年はみんなでバーベキュー行こうって話になりました。今回のシングル曲は歌うたびに夏に対する欲がどんどん出てきます。

安村　海だったらみんな水着だから全裸ポーズができるね。

志田　ぜひ、教えてください！

──最後に安村さんから「サマーヌード・アドレセンス」のアピールメッセージをお願いします。

安村　今の10代の人たちは真心さんの「サマーヌード」を知らない人たちもいっぱいいて、もしかしたら夢アドのが初めての「サマーヌード」かもしれないんですよね。それはそれで夢アドの世界観での「サマーヌード」だと思うのでたくさん聴いてほしい。でも僕らくらいの世代は真心さんの「サマーヌード」を知ってるからより楽しめると思う。MVでは10代の女の子の楽しそうな表情、切ない表情を見ることができるので注目してもらいたいです。

──アイドルファンだけじゃなくて、いろんな人に聴いてもらいたいですね。

安村　真心ファンとか山Pファンとかね。あと全裸ファン。

山田　全裸ファン（笑）。

安村　子供ばかりですけどね、全裸ファンは（笑）。まあ、夏ですから開放的な気持ちになって心も裸になればいいんじゃないかな。

志田　バッチリ決まりましたね！

山田　私たちもせっかく夏の曲ができたので海でライブがやりたいと思ってるんですよ。海岸でファンの皆さんと「サマーヌード・アドレセンス」で盛り上がりたいです。