艶奴、振付に初挑戦

英　艶奴は3曲目の「Exodus」がホント好き。イントロで手拍子が入るところからすごくテンションが上がる。

◎屋　実は「Exodus」はダンスの振付を艶奴が担当したんです。

英　初めて振付を考えました。そもそもダンスが苦手だし、想像力もそんなにあるほうじゃないから、どういう動きを付けていいかわからなくて……。

──つれづれの楽曲は小町さんが振付を考えることが多いですよね。艶奴さんの振付はどうでしたか？

小町　今までのつれづれにない振付で、4人でやるとすごくキレイに見えるんです。群青さんも一緒にできる振付でもあるし、「これは小町にはできなかったな」って思っています。

英　うれしいけど、自分では「まだまだだなあ」って思っちゃう。

◎屋　艶奴が振付を考えてくれて、本当にうれしかったよ。やってくれないと思ってたから。

英　必死でやりました。「これ、考えなかったら怒られるんだろうな」って。

◎屋　（笑）。

小町　今回の3曲は小町、しだれ、艶奴で1曲ずつ振付を考えたんです。それぞれの個性があって面白いと思います。

今年は勝負の年

──メイさんはつれづれの一員として、今後の目標って何かありますか？

メイ　つれづれに入るまでの私は、特にこれと言って特別な思い出が何もなくて、友達もあんまりいなくて、誰かに必要とされているのかどうか、すごく不安だったんです。逆に言えば、誰かを必要としたこともなかった気がして。そんな自分を変えたい気持ちもあってつれづれに入ったから、いつかは誰かから必要にされる人になりたいなって、そう思ってます。重いかな？

◎屋　ううん。すでにメイは私たちにとって必要な存在だよ。

──皆さんは新体制になってつれづれがどう変わると感じていますか？

◎屋　これまでは進んでは転ぶ、の繰り返しだった気がするんですけど、ここから先はちゃんと1つずつ積み上げて進んでいきたいと思っているんです。

英　やっぱり1つひとつ自分たちが埋めなきゃいけない箱を埋めていって、徐々に会場を大きくしていく、みたいな実感が欲しいんです。とにかく「ソールドアウト」って言いたい気持ちがあります（笑）。

小町　今まではちゃんと歩いてきてはいたけど、噛み合っていなかったと言うか。でも新体制になって今までできなかったことができるような感じがあるので、今年は勝負の年だなと思っています。