“1人ひとりがライブをしてた”東名阪

──3月5日には7都市を回る全国ツアー「MISS SINS TOUR」が始まります。ツアーファイナルは新宿LOFTです。しだれさんはぜんぶ君のせいだ。のライブの客演としてステージに立ったことがある場所ですよね。

◎屋　はい。そのときは1曲だけだったので、今度はつれづれとしてライブを披露できることを光栄に思っています。

──ツアーのセットリストって毎回変えるんですか？

小町　毎回違います。

──セットリストはメンバーみんなで考えているんですか？

◎屋　残念ながら、レーベルの社長が考えたセットリストなんです。私たちには決めさせてもらえなくて。たまに「今日はこの曲じゃないのに」みたいな日もあるんですよ。

小町　ある。

◎屋　ライブをしてる私たちのほうがわかる感覚もあるのかなと思って言ってみたんですけど、「もっとほかのことができるようになってから提案しなさい」って言われまして（笑）。まだまだ修行が足りなかったと。

──でもそれはメンバーが成長すればセットリストを決められるようになるかもしれないってことでもありますよね？

◎屋　そうですね、ただ去年の東名阪ツアーで私たち“1人ひとりがライブしてたな”って感覚があって。それを社長に叱られたことがあったんです。なんて言うんでしょう、個々ががんばっているのは確かなんだけど、まとまりがなかったというか。私自身も自覚はしていたんですけど、なんだか怖くてメンバーにはそのことが言えなくて。今回のツアーはその反省を生かして、メンバー全員でしっかりライブをしなければならないと思っています。

CDよりライブのほうが絶対いい

──それぞれ3月からのツアーに向けた意気込みをお願いします。

小町　前回は東名阪ツアーだったんですけど、この3都市は普段からインストアライブなどで行く機会が多いので、あまりツアーっていう意識がなかったんですよね。それに去年は目の前のことでいっぱいいっぱいだったから、今回の7都市ツアーは1カ所ずつ心に刻みながらライブをしていきたいと思います。

◎屋　今回は福岡や広島といっためったに行けない場所に行くわけですから、7都市全部の場所で「最高だった」って言われるライブをしなきゃいけないと思っているんです。初めて来てくれた方にはもう1回来ていただけるように、メンバーはもちろん群青さんを含むみんなでライブを作っていきます。

子子子　「いつか仙台に来てね」って言われていて、やっと仙台でライブできるのがうれしい反面、初めての土地なので不安もあるんです。ただそういう場所でいいライブができればきっといろんな方がつれづれのことを気にしてくれるというか、群青さんが増えるチャンスでもあるから。私たちは最高のライブをして、来てくださった方々には思いっきり楽しんでほしいです。

──最後に艶奴さん、お願いします。

英　広島には半年ぐらい前に一度行ったんですけど、その後群青さんが増えているのか減っているのか。それを確かめるのが不安でもあるんですけど、私たちはステージでいいパフォーマンスをして何度もライブを観に来てもらえるようにがんばるしかないと思って気合いを入れています。

──皆さんけっこう動員を気にするんですね。

◎屋　前回の東名阪ツアーで埋められていない公演もあって。それを考えると7都市って難しいと考えてしまうんです。ただ私たちはCDよりライブのほうが絶対いいと断言できるので、本当に会場に足を運んでほしいですね。CDでしか聴いたことのないの人、MVで私たちの曲を楽しんでいるだけの人、ライブにぜひいらしてください！