HEY-SMITH（初出演）

GEN　HEY-SMITHは付き合いが長くてすごく大好きなんですけど、今年呼ぶきっかけになったのは去年「ハジマザ」（HEY-SMITH主催のライブイベント「OSAKA HAZIKETEMAZARE FESTIVAL」）に呼んでくれたこと。ORANGE RANGEと同じで、大事なイベントに呼んでくれたので、大事なイベントに呼んで、返したいなと。「ハジマザ」では本当に一緒に遊べた感じがしてすごく楽しかったので。

──HEY-SMITHのどういうところが好きですか？

GEN　ヘイのライブは僕らが若いときに小さいライブハウスで「やべえ！」って思ったあの感じを、今でも思い出させてくれるんですよね。SHANKと同じで、どこでもいつでも変わらないライブをしてる。あと人間的にも大好きで。“バンドマンらしいバンドマン”って感じがするんです。特に猪狩（秀平[G, Vo]）さんとはよく話すんですけど、先輩とか後輩とか、売れてる売れてないとか、うまい下手とかそういうところじゃなくて、“対ひと”としてフラットに見てくれる素敵な人で、「自分もこうありたいな」と思いますね。

HIROKAZ　しかも前日は台湾でライブなのに、出てくれるんだよね。

GEN　そう。誘ったときに「4月なんですけど」って言ったら「TRIPLE AXE（HEY-SMITH、SiM、coldrainの共催ツアー）のアジアツアーとかぶるかも」って言われてて。いざ、日程決まって伝えたら、前日が台湾だって言うから無理だと思ったんですけど、「調整したらいけるかもしれへん」ってがんばって調整してくれて。うれしかったですね。

My Hair is Bad（2016年、2017年に引き続き3年連続出演）

GEN　My Hair is Badは下の世代で一番脅かしてくれる存在で。先輩とはまた違う形で、気を引き締めさせてくれる存在です。

KOUHEI　「YON FES」って言ってしまえば僕らにとって絶対にホームなのに、マイヘアのライブは「食われちゃうんじゃないか」って思うくらい、その場の空気を変える力がありますよね。後輩の中で一番“持っていく”力があるバンドだと思ってます。

GEN　僕らの求めてる“生感”を一番体現してるバンドかなと思います。しかも今は本当に人気もあるし、その風格みたいなものも出て、1年目のライブとは全然違うんじゃないかな。あと去年はツアーに呼んでくれて。後輩が自分たちのツアーに呼んでくれるのってすごいうれしいし、ゲストが僕らって発表される前にすでにチケットを売り切ったZepp Sapporoに呼んでくれて。うれしかったですね。

──My Hair is Badは「YON FES」にとってどういう役割を担っていると思いますか？

GEN　そうだなあ……1年目から観てる人からすると、一番成長を楽しめるアーティストなんじゃないかな。あとSHANKとかDizzy Sunfistとかもそうですけど、ライブの強さを見せつけてくれるバンドだと思います。

フレンズ（初出演）

GEN　2年前の「VIVA LA ROCK」の野外ステージでのフレンズのライブを見て、「ポップネスが爆発してる！」と思いました。初め「バンド名が『フレンズ」って……」って思ってたんですけど、しっくりきちゃいましたね（笑）。HIROKAZはずいぶん早くからフレンズをチェックしてたよね？

HIROKAZ　僕はもともと太郎さん（三浦太郎​[G]）が前にやってたHOLIDAYS OF SEVENTEENがすごい好きで。「HOLIDAYS OF SEVENTEENの人が新しいバンドを始めたらしい」って聞いてチェックし始めたんです。めちゃくちゃよくて、すぐに「YON FES」に呼びたいとは思いました。

GEN　「YON FES」の空間に絶対合うと思います。ゴリゴリなバンドの中にハマる、いいピースフルなバンドだなと。「フレンズ呼びたいと思うんだけど」ってメンバーみんなに話して、みんなでライブを観に行って挨拶をさせていただいたんですけど、その場で「YON FESに誘いたいです」って話しちゃった気がします（笑）。

フレデリック（2017年に引き続き2回目）

GEN　フレデリックはメンバーチェンジとかメンバーのモチベーションの変化とか、バンドの浮き沈みを身近に見てきたので、勝手に“参加者”みたいな気持ちで（笑）。去年の「YON FES」では僕の好きな昔の曲をアレンジしてやってくれてうれしかったですね。

KOUHEI　観るたびに成長してるんですよね。演奏力も健ちゃん（三原健司[Vo, G]）のMCも、バンドのまとまり感も。

GEN　演奏力で言ったら「YON FES」の出演者の中で一番なんじゃないかな。

KOUHEI　やってること難しいもんね。しかもライブはCDを超えてる気がする。

GEN　もともと好きなんですけど、曲は特に最近のほうが好きですね。健司の色気も出てきて。本当に今のフレデリックのクオリティはすごいので、その色気と演奏力でみんなをぶったまげさせてほしいです。

マキシマム ザ ホルモン（初出演）

GEN　面白さも楽曲のやばさもバンドも全部が規格外ですよね。RPGで言う“大ボス”みたいな。現存するバンドの中で最強のバンドだと思ってるんで呼びました。僕らも正直「無理だろうな」と思いながらも誘ったんです。後輩のツアーに出てるイメージもないし。でもなんとか口説き落としました！

──マキシマム ザ ホルモンのことはバンドを始める前から好きだったんですよね？

GEN　はい。だいぶ前から聴いて、ライブに行って、ダイブとかしてました。「ロッキンポ殺し」のツアーをAPOLLO THEATER（現：APOLLO BASE）に観に行ったのを今でも覚えてます。

──そんなバンドを呼べるようになったのはうれしいですよね。

GEN　僕がキッズだったら「マジでフォーリミありがとう！」って思う。もし長久手に住んでるキッズだったら僕のこと崇めてると思いますね（笑）。