RYUTistにもハコムスにもあるようでないような曲
──お互いの質問コーナーが終わったところで、コラボシングル「ともだち」について伺いたいと思います。今回のコラボは8月に埼玉・所沢航空記念公園 野外ステージで行われたツーマンにて、我妻さんが南波さんに要望したことが実現した形になりましたね(参照:ハコムス×RYUTist、待望のコラボCD年内に!?親睦深めたサマーパーティ)。
我妻 ああやってたくさん人がいる前で口約束をするのは強いものだなと思いました(笑)。柳♡箱として「ともだち」をリリースすることで2組がすごく仲よくなれてるし、1つのグループとしての一体感が出てきたのはうれしいですね。
佐藤 私はハコムスさんとこうやってご一緒させていただけることがすごくうれしくて。RYUTistはアイドルさんの友達がまったくいないので、こんなかわいいハコムスさんと仲よくさせていただいて、コラボCDさんを作らせていただけるのは幸せです。
──南波さんが作詞したシングルのタイトル曲を聴いたときはどう思いました?
井上 今後10年、20年経ったときにすごく大切な曲になってるんじゃないかな、とワクワクしました。
佐藤 20年後はヤバい! 42歳で「柳♡箱です」って(笑)。
寺島 RYUTistさんは新潟で、ハコムスは東京で活動していて、その遠距離での友情が歌詞に表れているんです。私は「ごきげんよう ありがとね」という歌詞が大好きで。RYUTistさんとハコムスの曲という感じが出ているし、初めて聴いたときに「これが柳♡箱の最初のシングルになるんだな」とすごくうれしくなりました。
横山 RYUTistはこれまでも素敵な曲をたくさん歌わせていただいているんですが、“アイドルさんの曲”という感じの歌はあまりなかったのでドキドキしました。
宇野 「これをハコムスさんと一緒に歌うんだ!」と思うとうれしかったです。
我妻 RYUTistはクールなカッコいい曲が多い一方、最近のハコムスは元気でかわいい曲が多くて。それぞれ曲のジャンルは違うんですけど、どちらにもどこか懐かしい感じがあるところが私たちの共通点だと思うんです。そんな中、「ともだち」はRYUTistにもハコムスにもあるようでないような曲になっているんじゃないかな。
──曲中の仲よくふざけあってる部分も印象的です。
横山 あれは私とむぅさん(五十嵐)、ぽにょさん(我妻)と和花ちゃんの4人でブースに入って、「女子高生が放課後に帰宅しているとき」というシチュエーションでレコーディングしたんです。2テイクくらいあって、1回目は「お金貸したでしょ?」みたいな会話になっちゃって。
我妻 「あのときのお金返してよ」みたいな(笑)。生々しくなっちゃってかわいらしくならなくて、もう1回録ったんです。
キラキラしすぎてて、心臓に悪い
──「ともだち」の振り付けはアップアップガールズ(仮)の古川小夏さんが担当されましたね。
塩野 ファンの方も一緒にマネできるし、「ともだち」というテーマが表現された元気いっぱいな振り付けになっています。
我妻 振りの中でメンバー同士の目が合うポイントをたくさん作ってくださったんです。
──曲中に目が合うのはどういう気持ちですか?
横山 平然を装ってるんですけど、心臓がすごくバクバクします。
我妻 けっこう顔に出てるよ、それ。
横山 えっ、出てる? 隠してるつもりだった(笑)。
井上 私は目が合ったとき、見てはいけないものを見てる気持ちになります。
我妻 それはよくないものを見てるときに言うんだよ!(笑)
井上 キラキラしすぎてて、心臓に悪いんです。
阿部 私はレスをもらった気持ちになって「あっ、今の角度ヤバいな」とか思っちゃいます。
寺島 目が合うと一緒にライブをやってる感があってすごく楽しいですね。
一緒に生活したい
──シングルのカップリング曲についても聞かせてください。RYUTistの「アイスクリームマジック」、ハコムスの「星降る夜の招待状」といったすでにライブで披露してきたオリジナル曲が1曲ずつ収録されますね。
佐藤 「アイスクリームマジック」では私とむぅたんが講師を務めさせていただいている新潟アーティストスクールのスクール生のみんなもレコーディングに参加してくれて。みんなの声と私たちの声が入った、かわいらしくて元気な曲になっています。私たちはアイスが大好きで、アイスのことを考えるとハッピーな気持ちになるんですけど、曲を聴いてくださった皆さんもアイスのことを想像して幸せな気持ちになってくれたらいいなと思います。
──なるほど。「星降る夜の招待状」については我妻さんから説明をお願いします。
我妻 2017年のハコムスはメンバーの構成が変わることが多かったんです。夏以降は高校受験のため里奈ちゃんが、大学受験のため阿部と(鉄戸)美桜がお休みして、基本的に小中学生+高校生という子供と保母さんみたいな感じでやっていて。ハコムスが秋冬に歌う曲ってしっとりした曲が多いんですけど、今回はそこから離れて女の子たちの等身大の気持ちを表したような曲を歌っていこうってなったんです。「星降る夜の招待状」はハコムスと一緒にいる空間が皆さんにとっての夢の空間になったらいいな、という気持ちがこもったファンタジーな曲です。
──ありがとうございます。コラボシングルの発売を経て、今後2組でやってみたいことなどはありますか?
塩野 「オイオイ!」って感じのカッコよくて強い曲を歌いたいですね。ほかのアイドルさんみたいに、ファンの方が曲中に「〇〇ちゃん!」って叫べるような曲をやってみたいんです。
吉田 私はRYUTistさんとハコムスのメンバーをシャッフルしてユニットを組んでみたいです。
RYUTist あー、やりたい!
吉田 1人ひとりのメンバーともっと仲よくなれるし、絆も深まると思います。
我妻 ハコムスにも2、3人で歌う曲があるので、面白そう。
宇野 私たちは4人なのでバリエーションがあまりないんですが、ハコムスさんのメンバーさんと一緒にやれたらいろんな組み合わせができそうです。
──RYUTistのメンバーはやってみたいことはありますか?
五十嵐 これからもシングルを出させていただいて、柳♡箱の曲だけでライブ1本できるくらいになったらいいなと思います。
横山 私はみんなでお泊りしたいです。1日じゃなくて1カ月くらい。
我妻 1カ月!? 同棲だ!
横山 みんなでごはんの当番や選択の当番を決めて生活したいです。番組の企画とかじゃなくて。
──プライベートでもコラボしたいと。
我妻 活動拠点が新潟と東京だから、どこに住むかちゃんと決めないとね(笑)。
- 柳♡箱(RYUTistとハコイリ♡ムスメ)
「ともだち」 - 2018年1月23日発売 / PENGUIN DISC
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[CD]
1296円 / PGDC-0006
- 収録曲
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- ともだち
[作詞:南波一海 / 作曲・編曲:KOJI Oba] - アイスクリームマジック(RYUTist)
[作詞:ACKO / 作・編曲:永井ルイ] - 星降る夜の招待状(ハコイリ♡ムスメ)
[作詞:Kawzak / 作・編曲:西岡和哉]
- ともだち
柳♡箱(RYUTistとハコイリ▽ムスメ)
「ともだち」発売記念イベント
- 2018年1月27日(土)
東京都 タワーレコード新宿店 7F
START 12:00 - 2018年1月27日(土)
神奈川県 タワーレコード川崎店
START 17:30 - 2018年1月28日(日)
東京都 タワーレコード錦糸町店
(※ハコイリ♡ムスメのみ)
START 12:00
- RYUTist(リューティスト)
- 新潟県新潟市在住の佐藤乃々子、宇野友恵、五十嵐夢羽、横山実郁からなる4人組アイドルグループ。2011年5月の結成以来、新潟を拠点に精力的な活動を行っている。結成当初は5人で活動していたが、2012年11月に木村優里が卒業。2016年4月には大石若奈の卒業を受け、それまでソロで活動していた横山が加入し、現在の4人体制となった。2012年4月にデビューシングル「RYUTist! ~新しいHOME~」を発表。以降も自主レーベルよりコンスタントに作品をリリースし、2015年8月には1stアルバム「RYUTist HOME LIVE」、2016年8月には2ndアルバム「日本海夕日ライン」をリリースした。2017年8月にタワーレコード内のレーベル・PENGUIN DISCより3rdアルバム「柳都芸妓」を発売。2018年1月にはPENGUIN DISCのレーベルメイトであるハコイリ♡ムスメとのコラボユニット・柳♡箱として、シングル「ともだち」をリリースする。
- ハコイリ♡ムスメ(ハコイリムスメ)
- 女優志望の10代女子により2014年夏に結成されたユニットで、現在のメンバーは鉄戸美桜、阿部かれん、我妻桃実、星里奈、吉田万葉、井上姫月、塩野虹、戸羽望実、寺島和花の9人。オリジナル楽曲のほか1980~90年代アイドルソングの名曲をレパートリーに持ち、癒しとときめきを与えるパフォーマンスで「女の子本来の可愛らしさ」を表現している。また女優としての側面を生かし、2014年秋には「劇団ハコムス」を旗揚げ。芝居と音楽を融合した公演を行っている。2016年7月より、タワーレコード内に新設されたレーベル・PENGUIN DISCに参加。同年11月に初の全国流通シングル「ハコいっぱいのプレゼント」を発表した。2018年1月にPENGUIN DISCのレーベルメイトであるRYUTistとのコラボユニット・柳♡箱として、シングル「ともだち」をリリース。2月13日にはカバーアルバム「青春の音符たち~Respect for 80's&90's」を発売する。