多彩な音楽性で多くのリスナーの心を惹き付け、独自の世界観のある言語表現で文芸界からも注目を浴びている崎山蒼志。本特集では、こだわりを持って楽曲制作を行っている崎山が、高音質・高画質が魅力のソニーのスマートフォン「Xperia 5 IV」を体験。ハイクオリティなサウンドが楽しめるこの機種で自身の楽曲のミュージックビデオを観た彼は、どんな反応を示すのか? またヘッドホンやワイヤレスイヤホンを使用しての聴き比べも行い、「心揺さぶる、神サウンド。」をじっくり堪能してもらった。
取材・文 / 石井佑来撮影 / 森好弘
ソニー スマートフォン
「Xperia 5 IV」
(エクスペリア ファイブ マークフォー)
左右均等にフロント配置されたフルステージステレオスピーカーで、「心揺さぶる、神サウンド。」を楽しめるスマートフォン。3.5mmのオーディオジャックを搭載しており、有線でも無線でも高音質なハイレゾ再生(※1)を堪能できる。またソニーのテレビ「ブラビア」で培った高画質化技術をスマホに最適化したX1 for mobileによって鮮やかで迫力のある映像美が実現している。
※1 LDAC対応のスピーカー(別売)やヘッドホン(別売)が必要。
プライベートでも仕事でも愛用しているソニーイヤホン
──お聞きしたところによると、崎山さんは普段からソニーのイヤホンを使用されているとのことで。数あるイヤホンの中からなぜソニー製のものを選んだんですか?
「WF-1000XM4」というワイヤレスイヤホンを使っているんですけど、低音が豊かで、ずっと聴いていても嫌な感じがしないんですよね。「WF-1000XM4」は音質がとてもよくて、普段から使うようになりました。電車での移動中とか自分の音源のミックスチェックとか、プライベートでも仕事でも愛用しています。
──崎山さんはリスナーとして、そういった機材にはこだわるタイプですか?
細かい部分までは掘り下げられてないんですけど、わりと気にするほうだと思います。新しいイヤホンを買うときはいろんな製品を試してみて、自分に合うものを探してますね。
──作り手としても、自分の音源はいい音質で聴いてほしい?
そうですね。いい音質で聴いてもらえるに越したことはないかなと。
大きなテレビで映像を観ている感覚
──こちらが実物になりまして、今崎山さんの「I Don't Wanna Dance In This Squall」のミュージックビデオが流れていますが、触ってみた感触や画質などはいかがですか?
まず画面がこれだけ大きいのに、とても軽いのに驚きました。初めて持ったのに手に馴染むような感覚があって、すごく持ちやすい。操作性もとてもいいですね。画質もめちゃくちゃ鮮やかで、陰影がはっきりしている。大きなテレビで映像を観たときと同じような感覚というか。
──ソニーのテレビ「ブラビア」で培った高画質技術をスマートフォンに最適化しているとのことです。
まさに高画質のテレビを手元で観ているような感覚です。観ていてMVの撮影当時の気持ちがよみがえってきました。初めてダンスに挑戦して緊張したなあって。このMVは色鮮やかなシーンが多いから、発色のよさがよりダイレクトに伝わってきますね。
──Xperia 5 IVで観たい映像などはありますか?
FKJというアーティストの「Skyline」という曲のMVが好きなので観たい。あとはこの画質で映画を観たら没入感がすごそう。新幹線での移動中に映画「TENET テネット」とか観たいです。映画に集中しすぎて乗り過ごしそうですけど(笑)。
タムの音がめちゃくちゃカッコいい
──今回は「Xperia 5 IV」のフルステージステレオスピーカーを体験していただくのですが、普段スマートフォンのスピーカーを使って音楽を聴いたり、映像を観たりすることはありますか?
けっこうありますね。スピーカーで音楽を流しながら部屋の片付けをしたり……あとYouTubeで動画を観るときなんかはスピーカーで音を流すことが多いです。自分の曲も聴きます。
──スピーカーは前のモデルのXperia 5 IIIと比べて最大音圧が30%向上していて、低音域も20%から50%向上されているとのことですが、音質はいかがですか?
確かに低音がとてもよく聞こえますね。スマホのスピーカーって、聞こえる音が高音域に偏りがちな気がするんですけど、これはベースもドラムもしっかり鳴っている。あとは音がとても大きいので、部屋の隅に置いていてもしっかり聞こえそう。
──片付け中に音楽を聴くのに最適ですね。
片付けし放題ですね(笑)。普通のスマホのスピーカーと違って、LとRがめちゃくちゃしっかりしてるんですよね……どういう作りになってるんだろう……。
──こちらの機種はソニー・ミュージックエンタテインメントと共同開発されたもので、スピーカーが左右均等に前面に配置され、リアルな空気感や音色を表現できるようになっているとのことです。
え!?
──(笑)。
どおりでダイナミクスを感じるはずですね……すごい。
──ファンの方に、このスピーカーで聴いてほしい曲は?
「舟を漕ぐ」を聴いてほしいです。この曲はほぼ一発録りでレコーディングしたので、リアルな生感だったりドライブ感だったりがよりダイレクトに伝わってくるんじゃないかなと。
──では実際に「舟を漕ぐ」を再生してみましょうか。
……うん、やっぱり1音1音がとてもクリアに聞こえます。タムの音がめちゃくちゃカッコいい。どちらかというと静かな曲なので、1つひとつの音の繊細なニュアンスをよりはっきり感じ取ることができるし、聞こえてほしい音がちゃんと聞こえる。スマートフォンのスピーカーで再生しているとは思えないですね。
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この聞こえ方は“ベスト「舟を漕ぐ」”
2022年11月30日更新