「どんな状況であれ、絶対怒っちゃいけない」がルール

佐藤　うまく滑るためには、何が一番関係してくるんですか？

アフロマンス　運動神経と勢いと度胸かな。

古川　私、テンション上がっちゃって「やっちゃおう！」って気持ちになるタイプなんですよ（笑）。

アフロマンス　そういうノリで大丈夫です。でもみんな、普段ダンスしてるし鍛えてるでしょ。

佐藤　そうなんですけど、実際の運動神経は悪くて。体力はあるけど、スポーツをやらせてもスポーツにならなかったりして（笑）。

アフロマンス　そういう人にもオススメなのが、「ウォーターラン」じゃないですか（笑）。

──絶妙なパスが渡ったところで、「ウォーターラン」の話にいきましょう。

KIUCHI　はい。「ウォーターラン」が今までの“ファンラン”と大きく違うのは、スタートとゴールの位置が近いんです。イメージしてるのは遊園地みたいに、ランニングしてる途中で、アトラクションがいっぱいあるみたいな。走るというよりも、アトラクションをいっぱい楽しんでいくっていうのをテーマにしてるんです。ゲストもバラエティ豊富で、芸人さん、モデルさん、歌手が出るのが「ウォーターラン」です。

森　アトラクションって、具体的にどんなものがあるんですか。

KIUCHI　「ウォーターラン」には、重要なコンテンツが3つあります。まず、「バンチオバルーンステージ」っていう、1万人でやる水風船バトル。これは、地面に30万個の水風船が落ちてて「よーいどん」で走って拾って投げるっていうもの。4チームがTシャツで色分けされてて、2チームずつ戦っていくんです。このとき一番大事なポイントは勝敗を付けないってことなんです。

関根　ただぶつけ合うだけってことですね。楽しそう。

新井　勝敗つけると、ガチになっちゃうしね。

古川　ジャッジも難しいし（笑）。

KIUCHI　そうなんですよ。あと「怒っちゃダメ」ってルールがあるんです。どんな状況であれ、絶対怒っちゃいけない。

アプガ全員　へー。

──ピースに楽しむというのがモットーにあると。

KIUCHI　そういうことですね。

古川　私たち、水風船大好きです。

新井　夏フェスで、ステージ上からお客さんに水風船を投げてるんで。

古川　そしたら投げ方がうまくなりました。爪が食い込まないように、遠心力を使ってふわって投げるとクルクルって回って、めっちゃ飛ぶんです。

アフロマンス　すごい詳しいね（笑）。

新井　去年フェスで鍛えられました（笑）。

古川　佐保（明梨）は、お客さんの顔を狙ってるでしょ、確実に（笑）。

佐保明梨　えー、狙ってないよ（笑）。

「水鉄砲ゾーン」「ゾンビゾーン」「ドラゴントレジャー」

KIUCHI　そして2つ目が、水鉄砲を使いながら走る「水鉄砲ゾーン」。まあ、走るってよりも、みんなで撃ち合ってバトルするゾーンですね。最大5000人でやる水鉄砲の掛け合いです。

森　うわー、楽しそう。

KIUCHI　あと、ランニングコース上にゾンビがいて、追っかけてきたりします。

関根　ヤダー、怖い。

新井　うち、ゾンビやりたい！

KIUCHI　去年は曙さんがゾンビ役になってくれましたね。今年は、はるな愛さん、仮面女子さん、あやまんJAPANさんがゾンビになってくれます。

関根　へー、めっちゃ楽しそう。

KIUCHI　会場は大きな公園なんですけど、水が入ったタンクがいっぱい置いてあって、そこで水鉄砲に水を補給するんです。チケットを買うとノベルティで、水鉄砲と防水携帯ケース、Tシャツ、会場の地図が描かれたパンフレットをもらえます。この水鉄砲じゃ物足りないって人たちもいるので、会場に武器屋っていうのがあって、15種類の水鉄砲が買えるんです。

関根　だからポスターの写真を見ると、大きいのを持ってる人がいるんですね。

KIUCHI　あと、事前に買ってくる方もいます。

古川　水鉄砲の持ち込みもOKなんですね。

KIUCHI　OKです。そのほか、Tシャツを切ってアレンジできる場所や、「ウォーターラン」に来たぞっていう記念写真が撮れる大きなフォトパネルもあります。あとは、「ドラゴンボール」のような玉があるランニングコースとか。

新井　あくまで「ドラゴンボール」ではないんですね（笑）。

KIUCHI　ですね。星のマークが書かれたオレンジ色の玉が7種類あって、それを集める「ドラゴントレジャー」ってアトラクションです。

アプガ全員　アハハハ（笑）。

新井　玉を7つ集めると何か願いが叶うんですか？

KIUCHI　先着で、会場で販売されてるものの中で一番大きい水鉄砲をもらえるんです。

アプガ全員　おおー。

佐保　もらえるのは、1人だけですか？

KIUCHI　ボールを1回集めると水鉄砲を3本もらえるので、何人かでボールを集めてもいいんです。みんなで協力して楽しむっていうのが、このゾーンですね。