「Drivin'」はVOYZ BOYからTHE YELLOWに至るまでの集大成

──改めて楽曲の話も聞かせてください。THE YELLOWの「Drivin'」はどんな曲になりましたか？

赤名　VOYZ BOYから今のTHE YELLOWに至るまでの集大成だと思います。

渡邉　今回は「GALAXY」から「Spark」までの作品を一気に超えてきた、と感じてもらえる作品にしようと臨みました。僕たちのことをあまりよく知らない人たちに「VOYZ BOYってヤバいじゃん」と思わせるような作品にしたかった。もちろん僕らはダンスも歌も未経験のメンバーが多いので、小さい頃から経験を積んでいるメンバーは僕から見ても遠い存在というか。毎回圧倒されますし、すごく悔しい思いもするんですけど、超えるのは難しくても追いつくことはできると思うんですよ。その希望の光を追いかけて「いつかTHE YELLOWがトップアーティストたちに追いつけるかも」という期待を「Drivin'」で残せた気がして。チーム全員がTHE YELLOWの命運をこの作品に懸けています。

赤名竜之輔（THE YELLOW by VOYZ BOY）

渡邉嘉寿人（THE YELLOW by VOYZ BOY）

赤名　楽曲としては東京の夜をおしゃれに走るような雰囲気。ちょっとカッコつけたいときとか、チルい気分を味わいたいときに聴いてほしいですね。アーバンでドライな感じの楽曲ですし、MVもめっちゃカッコいい。

渡邉　今回のMVは、THE YELLOWのエースである新井宝というメンバーが女性の方とドライブへ行く設定で。「どんな髪型にしよう」「どんな服にしよう」とか、男の子が女性とデートするまでの過程を演じています。僕らはそれをサポートするという初のお芝居シーンがありつつ、クールなダンスシーンも入っています。

「H2O」で憂鬱な気持ちを吹き飛ばしたい

──THE PINKの「H2O」はどうでしょう？

福井　サビで「水うめぇー！」と叫ぶ曲って、まあないと思うんですよ（笑）。とにかくインパクトが強い曲ですし、もし僕たちのことを知らなくても1回聴いてもらえたら「これってどこのグループ？」と気になってもらえる歌詞と曲調だと思います。THE PINKになって半年くらいなんですけど、僕たちのやってきたことが正しかったって、数字とか皆さんの反応で示せたらうれしいです。

石橋　僕は「H2O」のような世界観がすごく好きなので、歌詞が届いたときにめっちゃワクワクしました。カッコいい路線の曲やダンスも好きなんですけど、「こいつらヤバくない!?」という作品を全力で作るのがすごく好きなんですよ。メンバー全員が「最高だったね！」と言える作品ができたと思うし、お客さんも楽しめる仕上がりになっているので、何回もMVを観てほしいですね。

石橋弘毅（THE PINK by VOYZ BOY）

福井巴也（THE PINK by VOYZ BOY）

福井　嫌なことや憂鬱なことも全部吹き飛ばす作品だよね。「楽しんで生きていこう」とこのMVで思ってもらえるんじゃないかなって。

赤名　この2チームがライブで一緒になったときの化学変化が、VOYZ BOYの唯一無二の武器になるのではと考えています。

──立川ステージガーデンでの単独公演「VOYZ BOY LIVE 2022 -colorful-」を終えて、今後は「Drivin'」「H2O」のCDリリースが控えているそうですね。

赤名　はい。「VOYZ BOY LIVE 2022 -colorful-」の中で発表させていただいたんですけど、8月31日に「Drivin'」と「H2O」のCDをリリースすることになりました。それに伴ってこの夏、全国9都市を回るプロモツアーの開催も決まっていて。

渡邉　これまで行ったことのない会場もあるから楽しみだよね。

福井　そうだね。チームそれぞれの色が出てきたタイミングなので、それを見せられるプロモツアーにできたらと思っています。この夏はVOYZ BOYが日本を席巻します！

THE PINK by VOYZ BOYから福井巴也と石橋弘毅、THE YELLOW by VOYZ BOYから赤名竜之輔と渡邉嘉寿人。

THE PINK by VOYZ BOYから福井巴也と石橋弘毅、THE YELLOW by VOYZ BOYから赤名竜之輔と渡邉嘉寿人。