音楽ナタリー Power Push - アップアップガールズ(仮)日本武道館公演決定記念特集
竹内朱莉(アンジュルム)、大谷ノブ彦(ダイノジ)、F チョッパーKOGA(Gacharic Spin)
3者が触れた“アプガの魂”
全員すごいムキムキなんです
──Gacharic Spinはよくアプガと競演してますよね。KOGAさんご自身が対バン相手としてオファーしたこともあるみたいで。
KOGA 私たちはジャンルに関係なく、いろんなアーティストと対バンしてるんですけど、アプガにはすごくロック魂とか泥臭さを感じて、ぜひ一緒にやりたいとお願いしたんです。
──なるほど。
KOGA でも実際会ったら、「私たち、もともと負け組なんですよ!」って自分たちから言ってくるんですよ。いざ一緒にやってみたら、こんなにもレベルの高い子たちがオーディションに落ちるってことが信じられなくて。だからこそアプガの皆さんは負けたくないっていう思いも強いだろうし、ステージングも炎が見えるような感じで!
──確かにガチャピンのライブとアプガのライブって同じような匂いというか、シンパシーを感じます。
KOGA あとはメンバーみんなの筋肉に衝撃を受けました(笑)。全員ムキムキなんですよね。
──みんなアスリートとかプロレスラーが行く本格的なジムに通ってます(笑)。
竹内 そういえば以前お休みをもらったとき、アプガのメンバーを遊びに誘ったことがあったんです。そしたら「ごめん明日ジムだから無理だ!」って返事が返ってきて(笑)。
KOGA 私たちはステージに立つとき対バン相手のことを意識していて、「負けたくない!」っていつも考えてるんですけど、アプガとはいい意味で対抗意識を燃やせるし、彼女たちからも「毎回のステージが勝負だ!」っていう意気込みを感じて。そういう関係って大事だと思うし、ステージで真剣に戦い合えるからこそ届くものがあると思うんです。
格闘技みたいになってる
──アプガとはジャンルの壁を乗り越えて真剣勝負できる間柄なんですね。
KOGA そうです! アプガとのツーマンではお客さん同士で真剣勝負しているような雰囲気がありますし。
──お互いのグループを応援してるファンの姿をよく見かけます。終わったあともみんなでハイタッチしたり。ほかの現場だとなかなか見られない光景ですよね。
KOGA 試合終了後の握手に近いですよ。
──パフォーマー1号のまいさんも、アプガにいてもおかしくないなっていう動きをしてたり。負けず嫌いなのかなって感じたんですけど。
KOGA すごい見抜いてますね! めっちゃ負けず嫌いです!
──アプガと一緒にやってるときのメラメラ具合がハンパないって感じてて。
KOGA まいはアプガがライブをやってるときも袖とかですごく観てます。彼女たちのパフォーマンスから振り付けとかを勉強してるみたいでした。まいが3カ月くらいアプガのメンバーになって、揉まれたらどうなるんだろうって思いますね(笑)。
──これだけ相性がいい顔合わせはなかなかないと思います。競演したライブでは、毎回ガチャピンとアプガのメンバーがステージ上で一緒に腿上げして走る「WINNER」が最高に熱いです。
大谷 そういえば、うちの相方(大地洋輔)は毎年「ホノルル駅伝」に参加してるんですけど、そこにアプガも参加してましたよね。ファンも一緒に走ってましたよ。
──言ってしまえばアプガのメンバーが走っているのをファンの皆さんは応援すればいいじゃないですか。でもみんな一緒に走ってて(笑)。
大谷 武道館の告知をプリントしたTシャツを着てましたね。大地がマラソンのときつらかったけど、そのTシャツを着たアプガのファンの姿が目に入って、がんばろうって思ったらしくて(笑)。ファンの方に励まされちゃうっていう。
お菓子は角砂糖
──竹内さんは今回の鼎談メンバーの中では唯一関係者ですよね。旧ハロプロエッグ時代に一緒にレッスンしたりしていて。
竹内 その中で私は4期生でした。
──アプガのメンバーは佐藤綾乃さん以外1期生だから、竹内さんにとって先輩にあたりますね。一緒にレッスンをしていたとき、メンバーの皆さんはどんな感じでした?
竹内 今と変わりませんでしたね。でもライブは今みたいにメラメラした感じじゃなく、みんなで仲よくやってました。小学生から高校生までの子たちがメンバーだったので、学校にいるみたいで。ほかのメンバーはみんな私より年上だったので、お姉ちゃんがいっぱいいる感じでした。
──当時のアプガメンバーのエピソードがあればぜひ聞きたいです。
竹内 あの頃から(古川)小夏ちゃんはバリバリのセンターで、カッコいいダンスを踊ってました。ムードメーカーで、ずっと話が止まらない感じも当時から変わってないです。あと、ハロプロエッグに入って初めて話しかけてくれたのがまぁな(新井)だったんですけど、常に角砂糖を持ってたんですよ。お菓子として。
大谷 それはお菓子って言わない!(笑)
竹内 ずっと食べてて「食べる?」って聞いてきて(笑)。それが最初の会話だったと思います。
──角砂糖を常備してる人ってなかなかいないですよ……。
竹内 エッグの中では有名な話になってましたね。「まぁな=角砂糖」みたいなイメージで。
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アップアップガールズ(仮) 日本武道館単独公演
- 2016年11月8日(火) 東京都 日本武道館
プレリザーブ1次
チケットぴあ
8月2日(火)11:00~8月18日(木)11:00
ローチケHMV
8月2日(火)13:00~8月14日(日)23:59
Good Vibrations ヨコハマ vol.1 アップアップガールズ(仮)vs.アカシック
- 2016年9月1日(木) 東京都 初台The DOORS
アップアップガールズ(仮)Road to武道館 そろそろソロで歌いたい
- 2016年9月8日(木) 神奈川県 F.A.D YOKOHAMA
- 2016年9月16日(金) 東京都 吉祥寺 CLUB SEATA
- 2016年9月17日(土) 東京都 AKIBAカルチャーズ劇場
アップアップガールズ(仮)Road to武道館 陸の孤島 秘境決戦
- <日帰りプラン>
2016年9月22日(木・祝)
三島駅周辺発着 - <一泊二日プラン>
2016年9月22日(木・祝)~9月23日(金)
三島駅、新宿駅周辺発着
アップアップガールズ(仮)森咲樹生誕スペシャル ~PA PA PA PA PARTY!!~
- 2016年10月12日(水) 東京都 下北沢GARDEN
アップアップガールズ(仮)
(アップアップガールズカッコカリ)
ハロー!プロジェクトのハロプロエッグ(現ハロプロ研修生)の研修課程を修了した仙石みなみ、古川小夏、森咲樹、佐藤綾乃、佐保明梨、関根梓、新井愛瞳の7名からなるアイドルグループ。2011年の結成当初は「アップフロントガールズ(仮)」として活動し、同年7月に「アップアップガールズ(仮)」に改名する。2012年3月に待望のオリジナル曲「Going My ↑」を発表。その後は立て続けにシングルをリリースし、同年12月にはタワーレコードのアイドル専門レーベルT-Palette Recordsへ参加した。精力的なライブ活動を経て2014年6月には念願の東京・中野サンプラザでの公演を成功させる。同年8月には富士山山頂でのライブに挑戦。2015年3月には3rdアルバム「3rdアルバム(仮)」を発表し、同月からグループ初となる47都道府県ツアーをスタートさせ1年をかけて見事完走する。同年5月にはハワイ・ホノルルで開催された「ホノルル駅伝」に参加し全員が完走。さらに7月には東京・日比谷野外大音楽堂でのライブを成功させた。2016年4月に新曲「パーリーピーポーエイリアン / セブン☆ピース」をリリース。同年6月には初のZeppツアーに挑戦する。同年11月8日には目標であった日本武道館ワンマンライブが決定。この公演を成功させるべく9月22日に「Road to 武道館 陸の孤島 秘境決戦」と題したライブを行い、10月11日にはニューシングルをリリースする。
- アップアップガールズ(仮) | 公式サイト
- アップアップガールズ(仮)オフィシャルブログPowered by Ameba
- “アイドル”に特化した専門レーベル - T-Palette Records
- アップアップガールズ(仮)の記事まとめ
アンジュルム
ハロプロエッグメンバーの和田彩花、福田花音らを中心にスマイレージ名義で2009年4月に結成された女性アイドルグループ。2010年5月、シングル「夢見る 15歳」でメジャーデビュー。同年12月には「第52回輝く!日本レコード大賞」で最優秀新人賞を受賞した。2011年10月にはサブメンバーだった中西香菜、竹内朱莉、勝田里奈、田村芽実が正規メンバーに昇格。2014年7月には初の日本武道館単独ライブを開催した。2014年12月、新たに相川茉穂、佐々木莉佳子、室田瑞希の3人を迎えるに当たり、グループ名をスマイレージからアンジュルムに改名。2015年11月にはオーディションにより上國料萌衣が、2016年7月にはハロプロ研修生である笠原桃奈が新メンバーとして加入した。2016年7月から9月まで開催中の「Hello!Project 2016 SUMMER」コンサートにハロー!プロジェクトメンバーとして出演している。
Gacharic Spin(ガチャリックスピン)
2009年に結成された全力エンターテインメントガールズバンド。メンバーはF チョッパー KOGA(B)、はな(Vo, Dr)、TOMO-ZO(G)、オレオレオナ(Vo, Key)、まい(Performer1号)、ねんね(Performer3号)の6人構成。何度かのメンバー編成を経て2013年頃より現在の編成で活動している。はなの力強い歌声と、オレオの哀愁漂う歌声が織り成すツインボーカルやテクニカルなバンドサウンド、ハイボルテージなライブパフォーマンスが魅力。KOGA、はな、TOMO-ZOはそれぞれ教則DVDを発表するなど高い演奏力を誇る。2010年3月に1stシングル「Lock On!!」を発表。国内外でライブを行っており、ワールドワイドに活躍している。2014年10月にインディーズベストアルバム「ガチャっとBEST<2010-2014>」でビクターエンタテインメントからメジャーデビュー。2015年2月にメジャー第1弾シングル「赤裸ライアー / 溶けないCANDY」を発表し、2016年6月に発売された3rdシングル「シャキシャキして!! / アルブスの少女」はハウスウェルネスフーズ「メガシャキ」のCM曲として起用された。同年9月には2ndアルバム「確実変動 -KAKUHEN-」をリリースする。
大谷ノブ彦(オオタニノブヒコ)
1994年に大地洋輔とお笑いコンビ・ダイノジを結成。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。音楽や映画などのカルチャーに精通しており、近年はDJダイノジとして数多くの音楽イベントに出演している。池田貴史(レキシ)とともにフジテレビ「アフロの変」でMCを担当。ニッポン放送「大谷ノブ彦 キキマス!」、JFN系「SCHOOL NINE」でパーソナリティを務める。