THE YELLOW MONKEYメジャーデビュー30周年記念特集|あの衝撃から30年、ロックシーンの最先端に立ち続ける独自の音楽性に迫る

1989年12月に吉井和哉(Vo, G)、菊地英昭(G)、廣瀬洋一(B)、菊地英二(Dr)の4人で活動を開始したTHE YELLOW MONKEY。1992年5月21日にシングル「Romantist Taste」でメジャーデビューを果たした彼らは、その鮮烈なサウンドと個性的なビジュアルで日本のロックシーンを大きく塗り替える存在となった。2001年に活動休止、2004年に惜しくも解散したものの、2016年1月に再集結を発表。その直後には新曲「ALRIGHT」をリリースし、さらに19年ぶりの新作アルバム「9999」を発表するなど、アップデートされたTHE YELLOW MONKEYの音楽を放ち続けている。

このTHE YELLOW MONKEYの30年にわたるキャリアを彩る代表曲30曲を厳選したベストソング集「30Years 30Hits」が、現在各ストリーミングサービスで配信されている。またメジャーデビュー30周年を記念した作品も続々とリリースされ、7月20日には2019年開催のツアー「THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2019 -GRATEFUL SPOONFUL-」の模様を収めたコンプリートBlu-rayボックスが発売される。

音楽ナタリーではTHE YELLOW MONKEYのメジャーデビュー30周年、そして各作品のリリースを記念した特集を連続で展開。さまざまな視点からその音楽性の魅力を改めて紐解いていく。

特集一覧

プロフィール

THE YELLOW MONKEY(イエローモンキー)

1989年に吉井和哉(Vo)、菊地英昭(G)、廣瀬洋一(B)、菊地英二(Dr)の現メンバーで活動開始。ハードロックとグラムロック、歌謡曲を融合させた独自の音楽性で人気を集める。1995年1月にリリースされたシングル「Love Communication」 がスマッシュヒットを記録し、その名を一気に広めた。「JAM」「楽園」「LOVE LOVE SHOW」「BURN」といったヒットソングを次々と送り出すも、2001年1月の東京ドーム公演「メカラ ウロコ・8」を最後に活動休止状態に。そして2004年7月に解散を発表した。解散後のメンバーはそれぞれソロで活躍していたが、2016年1月に再集結を発表。5月よりアリーナツアー「THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016」を開催した。2019年4月に19年ぶりのアルバム「9999」を発表し、全国アリーナツアー「THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2019 -GRATEFUL SPOONFUL-」を開催。2019年末にスタートした結成30周年記念の東名阪ドームツアーは新型コロナウイルス感染拡大の影響により途中で中止を余儀なくされたものの、2020年11月に東京・東京ドーム公演のリベンジ開催を果たしている。

2022年6月24日更新