THE SUPER FRUIT&世が世なら!!!同時デビュー|仲間でありライバルでもある2組それぞれの思いを紐解く (3/4)

世が世なら!!! インタビュー

世が世は真面目型おふざけ集団

大谷篤行 大谷篤行、生年月日は2005年1月17日の“いいなの日”生まれです! 趣味特技は運動することで、最近ハマっていることはごはんを食べること。

内藤五胤 20歳の内藤五胤です。趣味はアニメ鑑賞が好きでオタク的な側面もあります。あとはカメラが好きで、昔のフィルムカメラでよく撮影しています。人を撮るのが好きだったんですが、最近は風景を撮るのに興味が出てきていろいろ撮っています。

添田陵輔 18歳、添田陵輔と申します! 自分は幼稚園生の頃からサッカーをやっていて、高校時代はJユースでプレイをしていました。趣味はシャーペン集めです。

内藤 シャーペン? 集めてるの? 初情報なんだけど(笑)。

添田 具体的に言うと、特上黒柿とか。経年変化する木目調のシャーペンを探しています。

中山清太郎 17歳、中山清太郎です。趣味はファッションで、服やスニーカーを買って写真を撮るのが好きです。あと絵を描くことも好きで、特技はビートボックス。気を抜いていると関西弁が出るのが特徴です。

橋爪優真 世が世なら!!!最年少16歳の橋爪優真です。趣味と特技はゲームで、小5くらいからずっとPS4で遊んでいます。基本的に甘えん坊です。

笠松正斗 2004年6月9日生まれの笠松正斗です。家に帰ってピアノのインストを聴くのが好きで、最近はピンクの照明を点けて音楽を聴きながら寝落ちするのが好きです。

内藤 確かに、電話すると音楽が鳴ってる(笑)。電話でミーティングするときに音が鳴ってるのは笠松の家なのか。

中山 僕、泊まりに行ったことあるけど、ずっと曲が流れてたよ(笑)。

添田 俺より先に泊まりに行ってるのかー! 悔しいな。

内藤 なんやねんそれ(笑)。

世が世なら!!!

世が世なら!!!

──先にTHE SUPER FRUITの取材をしていたんですが、けっこうグループの雰囲気が違いますね。世が世のほうがちょっと体育会系っぽいというか……。

添田 僕らのほうが騒いでいるイメージがありますね。

内藤 とりあえず元気にいこうみたいなスタンスなので。

──世が世なら!!!は変顔のアー写が用意されているなど、カッコよさやかわいさだけではなく、面白さにも注力したグループですよね。

添田 僕らは“真面目型おふざけ集団”として全力でふざけることをコンセプトにしてやっています。変顔って中途半端が一番よくないんですよ。

橋爪 変顔をすることに関してはもう抵抗感がなくなりました。日常的に何もないときも変顔してますからね。自撮りしてみんなに見せてます(笑)。

内藤 特に清太郎はすぐ変顔の写真を送ってきますね。

中山 メンバーと活動終わりに解散したあと、だいたい僕が一番に家に着くので、みんなが電車に乗っているタイミングで変顔を送るようにしてます。電車の中でニヤつかせようと思って。

笠松 謎のサービス精神(笑)。

橋爪 いつも笑いをこらえるのが大変なんですよ。

内藤 お風呂場では変顔の練習をしてますし……。

添田 僕らのアー写は普通に撮るだけじゃなくて、変顔のアー写も必ず一緒に撮っていて、そこで新作の変顔を持っていけるかどうかで勝負してる感じがありますね。チーフマネージャーの堀切さんに「貯金箱みたいな顔だね」って褒められたときはうれしかったな(笑)。

世が世なら!!!

世が世なら!!!

「いつでもいけるぞ!」を体現する衣装

──スパフルは各メンバーカラーをあしらった衣装でしたが、世が世は統一的なデザインの衣装ですね。

中山 最初の衣装がカラーバーのような虹色のつなぎだったのに対して、今回はガラッと真っ白な衣装に変わったので心機一転という感じで気に入ってます。しかもよく見ると、前回の衣装の虹色要素が今の衣装にも入っているんですよ。すごくいいデザインだなと思います。

内藤 最初の衣装には「please stand by」、つまり「ただ今準備中」と書かれていたんです。で、今回の衣装は背中に「Are you ready?」と書かれている。「整いました。いつでもいけるぞ!」という僕らの状況がこの文字にも表れています。

左から大谷篤行、添田陵輔、橋爪優真。

左から大谷篤行、添田陵輔、橋爪優真。

──アーティスト写真で皆さんがクラウチングスタートのポーズを取っているところにもつながるわけですね。

笠松 そうです! 僕らの気持ちが衣装やポーズに表れています。

フライパンの上にホテルの鍵

──これまでの活動で印象に残ってることは?

橋爪 やっぱり5月にやった6泊7日の強化合宿ですね。初めて7日間、一緒に生活をしたことはもちろん、長時間ダンスのレッスンをしたり、ボイトレの先生に歌い方を教えてもらったり、いろんな刺激を受けながらメンバーと絆を深められたと感じています。気持ちの入り方も、みんなガラッと変わったんじゃないかな。

大谷 メンバーの意外な一面が知れたのもよかったな。

内藤 みんなで1部屋だったのでホテルの鍵の管理とかが大変でしたね。「鍵どこ?」って聞いたら誰も知らないみたいで、探してたらフライパンの上に鍵がちょこんと乗っていて。おい嘘だろ!って(笑)。「洗濯物を出しておいて」って言ったのにみんな脱ぎっぱなしで集めないし……。でもそういうのも含めて最高に楽しかったな。

左から内藤五胤、笠松正斗、中山清太郎。

左から内藤五胤、笠松正斗、中山清太郎。

──グループ最年長ということもあり、内藤さんがみんなを引っ張る役割なんでしょうか?

内藤 多少はしっかりしているかもしれませんが、僕が引っ張っているわけでもなくて。それぞれいいところがあって、それを吸収して成長しているグループなのかなと思いますね。例えば篤だったらダンスをしっかり基礎からやっているから学ぶところが多いし、陵は歌がうまいのでボーカル面で引っ張ってくれるし、清太郎は明るくグループを照らしてくれるし、優馬のポジティブな考え方には助けられるし、正斗のすごく冷静な判断は僕らが暴走しないように押さえてくれる。

添田 すごいね。そんなにスッと全員のいいところが言えるの。

笠松 俺、最後だったから出てこないのか心配になっちゃった(笑)。

内藤 むしろ正斗の役割はかなり重要だからね。僕ら、ブレーキをかけずにアクセル全開で行っちゃうときがあるので、そこで冷静に判断してくれる正斗は世が世になくてはならないメンバーだと思います。