男の子心をくすぐるデザイン
──装着感や操作性はどうですか?
内田 最初は「重いんじゃないか?」「着けたときに邪魔になるんじゃないか?」と思っていたんですけど全然そんなことはなくて。実際に使ってみるととても軽いし、着け心地もいいですね。
益田 イヤフォンってずっと着けてると耳が痛くなったりするんですけど、それもなかったですね。長い時間着けても気にならないし、音楽に集中できるのがいいなと。あとイヤフォンにタップして操作できるのもすごく楽です。
関 確かに操作しやすいよね。再生や停止もワンタッチなので、移動中もストレスがなくて。
千葉 デザインもシンプルでカッコいいよね。
内田 男の子心をくすぐるデザインだと思います(笑)。
関 ノイズキャンセル機能も便利でした。特にアンビエントモード(外音取り込み機能)がよくて、周りの音もクリアに聞こえました。電車で移動するとき、車内アナウンスを聴きたいときなどはすごく重宝してます。
益田 ノイキャンって耳が詰まるような感じになることがあるんだけど、このイヤフォンだとそれがないんですよ。切り替えもワンタッチだから、人と話すときも便利です。複数の端末を使うときに音楽が再生されたほうに自動的に切り替えてくれるマルチポイント機能も付いてるんですよ。
長谷部 イヤフォンが見当たらないときに音を鳴らしてくれる機能もあってこれも便利ですよね。
音楽を聴くこと自体がもっと楽しくなる
──「EAH-AZ60」はワイヤレスイヤフォンでありながらハイレゾ相当の音質も楽しめるんですよ。試してみていかがでしたか?
千葉 すごくいいですね。特にジャズやクラシックは演奏者のタッチまで感じられる。如実に違いがわかると思います。
長谷部 同じ曲で聴き比べると全然違いますね。とにかく解像度が高くて、ボーカルの息遣いまで感じられます。
内田 スピーカーで聴いている感覚に近いんですよね。イヤフォンで音の空間を再現するのはすごく難しいと思うけど、「EAH-AZ60」は空気を振動させている感じもわかって、スピーカーで聴いているときとほとんど差異がない。いい環境でレコーディングした楽曲、高い解像度でミックスされた楽曲をハイレゾで聴くと、もっと感動できるんじゃないかな。リスナーを新しい世界に連れて行ってくれるイヤフォンだと思います。演奏しているときの空気がそのまま出ちゃうから、音楽家にとってはうれしさもありつつ、同時にシビアだなとも思いました。楽器、うまく弾かないと(笑)。
千葉 確かに、このイヤフォンで聴かれると嘘がつけない(笑)。
内田 ホントにね(笑)。
関 プレイヤーとしても「このイヤフォンで聴かれても大丈夫」と思える曲を作らないと。
──音楽をもっと深く楽しみたいリスナーにはピッタリのイヤフォンですよね。
内田 そうですね。自分も普段のリスニングには今後このイヤフォンを使うと思います。
千葉 イヤフォンの買い替えを検討している方は、ぜひ候補に入れてほしいですね。さっきも言いましたけど、自分たちとしても「このイヤフォンならやりたいことが伝わる」という安心感がある。それに音楽を聴くこと自体がもっと楽しくなると思うので。
関 価格もそこまで高くないしね。
千葉 うん。この値段でこのクオリティはすごいと思う。
内田 気に入っているイヤフォンを使い続けていると、その音に慣れちゃうじゃないですか。そうすると、もっと曲の魅力を感じられる機種があることに気付かないこともあると思うんです。こういう高品質なイヤフォンに出会えることは、我々としてもすごくうれしいです。
まずはいい演奏を
──そして3月29日には、Technicsとのコラボオンラインライブ「Technics presents “Connect” Online Live」が音楽ナタリーのYouTube公式チャンネルで無料配信されます。皆さんにとって、オンラインライブの魅力とは?
内田 まず“バンド内の楽しみ“ですよね。当然ですけど、通常のライブの場合はお客さんとのコミュニケーションが大事じゃないですか。お客さんの盛り上がりや表情によってライブの質が決まるところがあるけど、オンラインライブは基本的に我々だけで成立させる必要があるんですよ。少しヒリヒリした空気になることもあるけど、それも含めて楽しむというか。
益田 うん。
内田 有観客のライブよりもメンバー同士の関係性がより強く出るし、「自分自身とどれだけ戦えるか?」というのも見えてくる。オンラインライブをやり始めたばかりの頃は何もかもがチャレンジだったし、けっこう難しいと感じることもありました。どこに向かって音を放てばいいのかわからなくて大変だったけど、回数を重ねたことで慣れてきて。今はとにかく真摯に音を紡ぐことを大事にしてます。
長谷部 オンラインライブ自体も進化していますよね。当初は「ライブができないから、演奏している姿を見てもらう」というスタンスだったと思うんですけど、オンラインでしかできない演出や表現が増えてきて。まだまだ面白いことがやれる余地があると思います。
関 今回のオンラインライブに関しては、普段僕らのライブ演出を担当してくださっている新保拓人さんが制作に入ってくれるんですよ。詳細がまだ見えてない部分も多いんですけど(取材は2月下旬に実施)、開催日はEPのリリースタイミングでもあるので、新曲もやりたいと思っています。まだパフォーマンスしたことない曲もあるからドキドキですけどね(笑)。ライブ自体のクオリティはもちろん、映像としても今までとは違ったものを見せられたらいいなと。視覚的にも楽しんでもらえると思います。
千葉 まずはいい演奏をしたいですね。
益田 そうだね。配信ライブはかなりひさしぶりなんですけど、この1年で得た知見やスキルを生かして、さらにクオリティの高いものを披露できればと思ってます。
──ぜひ「EAH-AZ60」を使って視聴してほしいですね! ちなみに新作EP「MAGNET」はどんな作品ですか?
関 “MAGNET”という言葉には磁石や磁力のほかに、“引き付ける”“魅力がある”という意味も込めていて。あとは磁力って反発し合う力もあるじゃないですか。僕らはリスナーに対して「必ずしもいいように聴いてくれなくてもいい」という思いもあって。自分たちが出すものに対して惹き付けられることもあれば、跳ねのけることもあるかもしれない。そういう作品の生々しさが表現されたタイトルになっています。EP全体としては、“やりたいことを盛り込む”というのは今まで通りで。いろんな方向性の曲が入ってるんですが、統一感というか、まとまりもあるんじゃないかなと。ぜひ楽しみにしていてほしいです。
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Technics「EAH-AZ60」
TechnicsがHi-Fiオーディオ機器の開発で長年培われた音響技術の粋を注いだ完全ワイヤレスイヤフォン。音楽が持つ表現や豊かな空間を再現する高音質を実現させた。ハイレゾ音質の伝送が可能なLDACに対応することで、ワイヤレスでありながらハイレゾ音質が楽しめる。
Technics presents “Connect” Online Live × Kroi
2023年3月29日(水)20:00~
音楽ナタリー公式YouTubeチャンネルにて配信
キャンペーン情報
「テクニクス 完全ワイヤレスイヤフォン いい音を楽しもう。新生活応援キャンペーン」
期間中に対象商品を購入のうえ、専用ページから応募した人全員に、選べるデジタルギフトをプレゼント。さらに30歳以下の人には抽選で100人にカフェで使えるギフト券が当たる。
購入期間
2023年3月15日(水)~5月7日(日)
応募期間
2023年3月15日(水)~5月23日(火)16:59
対象商品
Technics:EAH-AZ60、EAH-AZ40
Panasonic:RZ-S30W
プロフィール
Kroi(クロイ)
R&B、ファンク、ソウル、ロック、ヒップホップなど、あらゆる音楽ジャンルからの影響を昇華した音楽性を提示する5人組バンド。2018年2月にInstagramを通じて結成し、同年10月に1stシングル「Suck a Lemmon」をリリースする。2019年夏には「SUMMER SONIC 2019」に出演。同年12月に2ndシングル「Fire Brain」をリリースし、2020年5月に5曲入りのEP「hub」を発売した。2021年1月にEP「STRUCTURE DECK」をリリース。6月にはアルバム「LENS」でポニーキャニオン内のレーベル・IRORI Recordsからメジャーデビューを果たした。2022年7月にはメジャー2ndアルバム「telegraph」を発表。同年9月に全国ツアー「BROADCAST」をスタートさせ、最終公演を自身最大規模となる東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で開催した。2023年3月には新作EP「MAGNET」をリリース。
Kroi (@KroiOfficial) | Twitter
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