T1419|日韓合同K-POPグループの新星、10代の思いを背負って明るい未来へ

魅力がいっぱい、挙げればキリがない

──続いては、自分の隣にいるメンバーを順番に紹介してください。

ゴヌ じゃあ僕からいきますね。オンはラップを担当してるんですけど、ラップの音楽のリズムに乗るのがすごく上手。そして見ておわかりの通り、顔がカッコいい。イケメン! あとはダンスの実力も高くて、その3点がそろっているメンバーです。

オン シアンさんは年齢的にお兄さん組で、みんなのお母さんのような存在。繊細でいろんなことに細かく気が付くので、僕は「お母さん」とあだ名を付けて呼んでいます。ステージではボーカル担当で、声がすごく魅力的。セクシーさもあります。身長が高く足も大きいので、モデルのようなビジュアルも武器だと思います。

シアン ノアさんはグループのリーダーであり、みんなを引っ張ってくれる責任感の強い人。メインラッパーで、自分だけのラップスタイルを持っているところもカッコいいです。いろいろと自慢したくなる僕らの誇りですね。

ノア うれしい(笑)。ケビンはメインボーカルであり、セクシーな声の持ち主。ビジュアルもよく、顔が小さいのが特徴です。チームではいろいろ気配りができて、周りを気遣えるタイプ。ただ、掃除するときも細かいです(笑)。

ケビン カイリはT1419のボーカルと笑顔を担当しています。グループのムードメーカーで、ちょっぴりいたずらっ子。誰もがカイリを見れば笑顔になるし、いつも一生懸命で努力家な一面もあるなと思います。

カイリ キオくんが初めて韓国に来て生活したのが、中3だったんです。そのとき、ほかのメンバーに遅れをとりたくないということで、いつも深夜まで残って練習していたのがすごいなって。僕が中3のときは絶対そんなことはできなかったってくらい努力していて、心から尊敬します。またキオくんはラップ担当なんですけど、最近は歌もうまくなりたいということで毎日深夜まで歌を練習したり、さらにギターのレッスンもしたりしていて。ルービックキューブが特技だったり、挙げればキリがないくらい魅力がたくさんある子です。

キオ 恥ずかしい(笑)。いつもこんな話しないから。

カイリ でも普段はかわいい弟みたいな感じ。舞台に立ったときはすごくカッコいいですけどね。

左からノア、キオ、ゴヌ、レオ、ケビン。

キオ レオくんは身長が高くてスタイル抜群。歌やラップのときは声のトーンがすごく低くて、その男っぽさがカッコいいです。性格は朗らかで自由な感じ。個人的にはすごく頼りになる自慢のお兄ちゃんです。

レオ ゼロは僕と同い年で、付き合いも長くて。日本にいたときは普通に友達で、韓国に来てからは共に励まし合う練習生になりました。性格はわりと冷静で、チームではラップ担当。ビジュアルも魅力的です。

ゼロ ゴヌくんはラップ担当ですが、それだけじゃなくてダンスもとてもうまいメンバーです。踊るときの力強さと、体を大きくハッキリはっきり動かすダンスが特徴で、とてもカッコいいです。普段はチームのムードメーカー的存在で、面白いのでメンバーをよく笑わせてくれます。

このデビュー曲から9人の夢が始まっていく

──デビュー曲「ASURABALBALTA」はどんな1曲ですか?

シアン サウンドや歌詞も含めすごくアグレッシブな曲で、10代の思いを表現した歌詞になっています。パフォーマンスではセクシーさにも注目してほしいです。

ゴヌ T1419というグループをそのまま表したような名刺代わりの1曲。タイトルの「ASURABALBALTA」には“すべてのことが望み通りになる”という願いが込められていて、これからいろんな夢を叶えていきたいという自分たちの気持ちも入っています。まさに、ここから夢が始まっていくんだ……という感じです。

ノア 僕たちは最初、曲よりも先に歌詞を受け取ったんです。そのときは「ASURABALBALTA」という言葉が、聞き慣れないからこそ新鮮に感じてワクワクしました。もともと呪文の一種なんですけどね。これから皆さんが、「ASURABALBALTA」といえばT1419が思い浮かぶようになっていただけたらうれしいです。

左からゼロ、シアン、カイリ、オン。

──レコーディングで苦労したことはありましたか?

レオ 僕たち日本人メンバーは韓国語の発音です。会話するときは意味さえ伝わればいいのですが、レコーディングでは完璧な発音で歌わなくてはいけないので、何度も何度もやり直しました。

ゼロ 発音は本当に大変でした。逆に韓国人メンバーは日本語バージョンのレコーディングをするときに「す」や「つ」の発音が難しいということがあったようです。ラップの部分では特に速く言わないといけないので、苦労したのではないかと思います。

──ダンスのポイントはどこですか?

ゴヌ 楽曲同様に、強さがあふれているパフォーマンスです。注目してもらいたいのは、みんなで合わせるサビの振り付け。ミュージックビデオでは1枚の絵のようになって見えるところもあるかもしれません。

ノア これからデビューするグループとして、どこのグループにも負けない、そして十分に戦っていけると自信を持って言える楽曲になったのではないかと思います。

いつでも幸せな姿でファンの前に立ちたい

──明るい未来を歌った「ASURABALBALTA」ですが、T1419が今描く未来とはどんなものですか?

ゴヌ 事務所の代表が以前、「どんなときもメンバーみんなが幸せに活動してほしい」と言っていて。僕もすごく賛同するし、いつでも幸せな姿でファンの皆さんの前に立てたらいいなと思っています。また僕たちよりもさらに年下のグループがデビューしたときは、その子たちに憧れられるような、後輩から見てカッコいい先輩と思われるような姿を見せていきたいと思います。

──日本での活動の目標はありますか?

オン 今はコロナでなかなか日本に行けず、ファンの皆さんに直接会うことはできないのですが、SNSのコメントや送ってくださる手紙を見ると、日本からたくさんの方が応援してくださっているんだなというのをすごく実感します。日本に行けることになったら、コンサートはもちろん、皆さんと一緒にコミュニケーションできるような場が作れたらうれしいです。応援してくださるファンの期待に応えられるよう、日本の皆さんへ元気を与えたいです。

キオ 僕は埼玉出身なんですけど、以前、SEVENTEEN先輩のコンサートをさいたまスーパーアリーナで観たことがあって。すごくカッコよくて魅力的なステージだったので、そこに自分たちもいつか立ってパフォーマンスをしたいです。

カイリ 日本の家族や友達に、韓国に行ってちょっとは成長したよっていう姿をぜひ見てもらいたいですね。

T1419