「SUNNY TRAIN REVUE」ゴールデンボンバー(鬼龍院翔)×超特急(リョウガ、ユーキ、ユースケ)|“魂削ってふざける”男たちの共鳴

メンバーみんな、超特急が全員クセ者だって気付いてる

──超特急の皆さん、この機会に鬼龍院さんに聞いてみたいことはありますか?

ユースケ

ユースケ あの、僕いいですか? 僕たちの「超えてアバンチュール」という曲があるんですけど、いつカバーしてもらえますか?

リョウガ なんで?(笑)

ユースケ 前に鬼龍院さんが「『超えてアバンチュール」が欲しい」と言ってくださったことがあって、それが心に残っていたので。

鬼龍院 あ、待ってたんだ?(笑)

リョウガ やっかいだなあ、ユースケ!(笑)

ユースケ 歌ってほしいんですよ!

ユーキ 自分たちから「カバーしてください」ってお願いするの(笑)。

リョウガ そもそも質問じゃない。願望じゃん。

ユースケ これを機に、僕たちの曲を歌っていただけたらうれしいなあって。

──「超えてアバンチュール」も、フェスでは鉄板曲ですからね。

鬼龍院 これから「SUNNY TRAIN REVUE」に向けてのメンバー会議があるから、そこで1回提案してみましょうか。

ユースケ 本当ですか!

鬼龍院 でもね、うちのメンバーみんな、超特急が全員クセ者だって気付いてるから。

超特急 あはははは!(笑)

ユーキ そんなことないです(笑)。

鬼龍院 やるんだったら、曲の印象が悪くなるようなめちゃくちゃなカバーにしたいね。放送禁止用語ばっかり入れる。

ユーキ ヤバい!

鬼龍院 普通にやるよりかは、何かインパクトを盛り込めたらいいですよね。超特急のファンもゴールデンボンバーのファンも喜ぶようなね。

みんな鬼龍院さんの曲で踊りたいよな!

ユースケ あとね、鬼龍院さんが作ってくださる曲を僕ら……。

ユーキ ねえ、また質問じゃない。全部お願い(笑)。

ユースケ こういうときにしか言えないじゃん! あの、楽曲を作っていただけたらなあなんて……ええ、事務所の皆さんはそれなりに考えると思います。

一同 あはははは!(笑)

リョウガ ユースケ!(笑)

ユースケ なあ、そうだよな? みんな鬼龍院さんの曲で踊りたいよな!

ユーキ 楽曲提供することってあるんですか?

鬼龍院 ごくまれにね。でもほら、超特急さんの曲は十分カッコいいから大丈夫じゃないですか?(笑)

ユースケ いや、もうハチャメチャにしてほしいんですー!

鬼龍院 僕の曲は古いんだよ。

ユーキ 鬼龍院さんは、どうやって作曲しているんですか?

鬼龍院 最近ね、起きているときにメロディが浮かばなくて。寝ているときに浮かぶようになっちゃった。

超特急 へえー。

鬼龍院 だからパッと起きて、いいメロディだったらボイスメモに入れる感じですね。そのあとはパソコンのソフトで作曲してます。

ユーキ すごい。イメージした音をパソコンソフトで組み立てていくっていうことですよね? 僕、それやりたいんです。でも「2年かかる」ってヒャダインさんに言われました。

リョウガ いろんな人に聞いてんのか(笑)。

ユーキ ダンスを作るときもそうなんですけど、「こういう音が欲しい」ってときに、言葉ではなかなかうまく伝わらないから。僕は歌もできないし音で表すのが難しくて、だからそこを勉強したいんです。

鬼龍院 曲を作るまではいかなくても、いじっておくのは大事だと思うよ。シーケンスソフトと、あと映像編集と。いじっておく程度にやっておくと、注文が付けられるからね。

ユーキ なるほど!

──ちなみに、ゴールデンボンバーと超特急が今後ステージでコラボするとしたら、鬼龍院さんはどんなことをやってみたいですか?

鬼龍院 コラボと言いますか……すぐに思い浮かんだのは、うちのメンバーが誰か欠けたら1人欲しいなって。

ユースケ あはははは!(笑)

リョウガ 何をおっしゃるんですか。

鬼龍院 まずは兼任からでいいので。運動神経もいいしキャラもしゃべりも立つから、ゴールデンボンバーのメンバーとして必要な要素をすべて満たしてる人しかいないんですよ、超特急。だからぜひ、欠けたら補ってほしいなって思います。僕らが超特急と同じ事務所に入らせてもらったらそういう話もスムーズになるのかな?

リョウガ 移籍! もうコラボどころの話じゃないじゃないですか(笑)。

“フェス初体験”を味わっていただく責任を全うしたい

──話を戻しますが(笑)、「SUNNY TRAIN REVUE」当日はそれぞれどんなステージになりそうですか? 現状考えていることを教えていただければ。

鬼龍院 会場がいわみざわ公園野外音楽堂キタオンというちょっと札幌から離れたところなのでね、僕らはちゃんとタイムテーブルを守るっていう……。

超特急 あはははは!(笑)

鬼龍院 なんなら巻く(笑)。お客さんは日よけもなくて大変だと思うのでね。いやね、来てもらうからにはお客さんには快適に過ごしてほしいなって思うんですよ。だからトイレの数も多いことを願っています。真夏のフェスってただでさえ過酷でしょう。お客さんのほうが体力使いますしね。諸々の環境がお客さんの楽しみを邪魔しないようにってことをまず思いますね。

ユーキ 僕たちはそうですね、ゴールデンボンバーさん、氣志團さん、GRANRODEOさん……そうそうたる皆さんがいらっしゃるので、ガッツリ先輩方のヨイショをさせていただきます。

鬼龍院 あはははは!(笑)

リョウガ 間違いない。

ユーキ そして、先輩方のいいところをガッツリ取り込ませていただきます。すみません、ちょっと卑劣なやり方ですけどインパクトを残すには手段を選ばずに。承諾を得ればいろんなことができると思うので……。

リョウガ 一体何するつもりなんだよ(笑)。

──ほかにもキャラの濃いメンツがそろっていますもんね。

リョウガ 本当に、ジャンルレスでね。

ユースケ 負けられないね。負けられない戦いがここにあります。どうやって印象を残すか、勝負ですから。

──ありがとうございます。では最後に、「SUNNY TRAIN REVUE」を楽しみにしている人、気になっている人へ向けて、メッセージをお願いします。

左からリョウガ、鬼龍院翔、ユースケ、ユーキ。

ユーキ これ先に言っといたほうがいいよ!

鬼龍院 最後はボケないよ(笑)。

ユーキ 本当にバラエティに富んだ出演者の皆さんなので、いろんなファンの方がいると思います。そんな中で僕ら「こいつら面白いな、一癖あるな」って思われたいですし、何より一番は「楽しかった」って皆さんに感じてもらいたいです。「なんかよくわかんないけど楽しかった」でもいいので、そのためにとにかく全力で。先輩たちのいいところをいっぱい勉強して! 自分たちなりの表現をしたいと思っています。楽しみにしていてください!

鬼龍院 何よりですね、僕ら北海道でフェス出演っていう経験がなかなかなかったんですよ。北海道で開催されるフェスってもっとロックよりのものが多いですけど、今回のメンツだと、フェスに来たことのない方が初めてフェスを体感するって可能性も大いにありますよね。そういった方々に「フェスってこんなに楽しいんだよ」っていうのを伝えたいですね。そう感じてもらえたら、今後の楽しみももっと広がるだろうし。“フェス初体験”を味わっていただく責任をしっかりと全うしたいと思いますので、まずは駐車場の十分な確保と……。

超特急 ふふふふふ(笑)。

鬼龍院 あとはトイレの数、フードエリアの混雑解消など、そのあたりスムーズに行くようにしてもらって「フェスってこんなに快適で楽しいんだ!」と感じてもらいたいな、ということだけしか考えてないです。

超特急 あはははは!(笑)

ユーキ やっぱり「フェスベスト」というアルバムを出すだけあって、フェスに対しての姿勢が全然違う!

鬼龍院 僕らがどれだけ素晴らしいエンタテインメントをやっていても、帰りの混雑で心折れたら「僕たちのがんばりは……」ってなりますからね(笑)。ステージ上のことと同じくらい、お客さんのすぐ周りにある楽しみやすさって大事なんですよ。それはライブを観ているときの環境もそうで、例えば隣にマナーの悪い人がいたらステージを楽しめないでしょう? そういう、エンタテインメントが勝ちようのないことに僕は憤りすら感じるので。まずは快適であることっていうね。

超特急 (大きく頷く)。

ユースケ もう完敗だね、僕ら。フェスに対しての思い、もう一度考え直そう?

一同 あはははは!(笑)

左からリョウガ、鬼龍院翔、ユースケ、ユーキ。
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  • 2018年7月28日(土) 北海道 いわみざわ公園野外音楽堂キタオン
    OPEN / 11:00 START / 13:00

    出演者 氣志團 / GRANRODEO / けやき坂46 / ゴールデンボンバー / C&K / 超特急 / DJダイノジ / ベリーグッドマン / BOYS AND MEN / こぶしたかし(レイザーラモンRG)
    WELCOME ACT:BRIAN SHINSEKAI / sachi.
ゴールデンボンバー
ゴールデンボンバー
鬼龍院翔(Vo-karu)、喜矢武豊(Gita-)、歌広場淳(Be-su)、樽美酒研二(Doramu)からなるヴィジュアル系エアーバンド。2004年に鬼龍院翔と喜矢武豊を中心に結成される。ライブでは鬼龍院翔以外は楽器を弾かず、踊ったり寸劇を演じたりするなど、さまざまなパフォーマンスを行うのが定番となっている。エアーバンドというコンセプトや、麗しいビジュアルと笑撃的な歌詞のギャップで注目を集め、カラオケの連続首位獲得週数歴代1位を獲得した大ヒット曲「女々しくて」や、シングル・アルバム共にオリコン初登場1位を獲得するなどインディーズ史上初の記録も持つ。「NHK紅白歌合戦」にも4度出場。2014年8月には“音楽だけを売ること”に特化し、特典なし、1形態、真っ白いジャケット、税込み500円というシングル「ローラの傷だらけ」を発表した。2015年6月に約3年半ぶりのアルバム「ノーミュージック・ノーウエポン」をリリース。その後も「水商売をやめてくれないか」「#CDが売れないこんな世の中じゃ」といったシングル発売を重ねる。2018年1月には、3枚目のオリジナルアルバム「キラーチューンしかねえよ」を発表。7月17、18日には埼玉・さいたまスーパーアリーナにて全国ツアー「ゴールデンボンバー全国ツアー2018『ロボヒップ』」のファイナル公演を実施する。
超特急(チョウトッキュウ)
超特急
6人組の“メインダンサー&バックボーカルグループ”。カイ(2号車 / メインダンサー / 神秘担当)、リョウガ(3号車 / メインダンサー / ガリガリ担当)、タクヤ(4号車 / メインダンサー / 筋肉担当)、ユーキ(5号車 / メインダンサー / ドジっ子担当)、ユースケ(6号車 / メインダンサー / 元気担当)、タカシ(7号車 / バックボーカル / 末っ子担当)で構成されている。2012年6月に1stシングル「TRAIN」でCDデビュー。2014年3月には6thシングル「ikki!!!!!i!!」を発売し、ホールツアーを実施する。同年12月に1stフルアルバム「RING」を発表。2015年6月にはデビュー3周年記念の9thシングル「スターダスト LOVE TRAIN / バッタマン」をリリースし、インドネシア・ジャカルタでのライブイベントに出演して海外“開通”を果たす。さらに12月23、24日には東京・国立代々木競技場第一体育館でのワンマンライブを成功させた。2016年10月に2ndアルバム「Dramatic Seven」をリリース。2017年4月にはデビュー5周年を記念したシングル「超ネバギバDANCE」を発売し、同作で自身初のオリコン週間シングルランキング1位を獲得した。同年12月から2018年1月にかけ東名阪アリーナツアー「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2017-2018 the end for beginning」を開催し、その後超特急は6人の新体制に。4月には新体制初のシングル「a kind of love」を、8月8日にシングル「Jesus」を発表する。12月には埼玉・さいたまスーパーアリーナでの初ワンマンを含む東西アリーナツアー「BULLET TRAIN Arena Tour 2018 GOLDEN EPOCH」の開催が控えている。
超特急「Jesus」
2018年8月8日発売 / SDR
超特急「Jesus」通常盤

[CD]
1200円 / ZXRC-1156

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収録曲
  1. Jesus
  2. up to you
  3. Fashion

2018年7月20日更新