都会っぽいサバプロ
──KoieさんはSurvive Said The Prophetにどういう印象を抱いていますか?
Koie まずエモーショナルな音楽だなというのが前提にあるうえで、いろんなタイプの楽曲があって、そういうものに取りかかっていけるフットワークの軽さがサバプロっぽいなって思います。俺たちってどんな曲を作ってもハードでヘビーな部分は残って、それがCrossfaithっぽくなるんですけど、サバプロは曲ごとに「アーティストが変わったんじゃ?」って思うくらい表情が変わるので。
Yosh そうだね。
Koie あと、都会っぽいなと思ってて。アー写やジャケ写、ミュージックビデオを撮るってなったら、イメージに合ったクリエイターとサッとつながってクリエイティブなものを作っていく。その感じがアーバンなんですよね。俺らが大阪にいたときは本当に周りにそういう友達がいなかったから、クリエイティブなものを観る機会がなかったんですよね。だから俺たちにはサバプロって都会的に映る。俺が田舎もんやからだと思うけど。
Yosh 僕らは「こういうものを作りたい」という思いが強い人たちの集まりなので。それが都会的かはわからないんですけど、強みではあるのかなと思いますね。僕とかIvan(G)は特にフラッシュアイデアがバンバン出てきて。メンバーを振り回すことも多いんですけど、みんなの意見がカチッとハマったときに曲になったり、何かのテーマになりますね。
Koie 単純に「こういう音楽をやってみたい」っていう気持ちに恐れがないんやと思う。俺らの場合はバンドを始めて10年目っていうのもあって、変化とか挑戦をしていく中でも「ここは挑戦できるけどここはちょっと悩むなあ」っていう部分がしっかりあって。その、踏み出せるか踏み出せないかっていう違いに、地域性って絶対関係あると思うんですよね。大阪の人って、フレンドリーやけどシャイなんですよね。何かに挑戦するときも実は慎重にやる。
海外での活躍に協力的なZESTONE RECORDS
──海外での活躍を視野に入れて活動をしていた2組にとっては、ZESTONE RECORDSも大きな共通点かと思います。Crossfaithは2015年まで同レーベルに所属、Survive Said The Prophetは去年から所属していますね。
Koie 俺らは「あそこのレーベル、海外のバンドのCDをリリースしてるし俺たちも海外行きたいし、いいよな」って考えて所属を決めさせてもらって。そこから二人三脚でやっていって、メジャーレーベルに行って、そしたらそのあとにSurvive Said The Prophetが入って。海外を視野に入れてるバンドだからZESTONE RECORDSの目に止まったんちゃうかなと思います。
Yosh 僕は昔から「BROTHERHOOD TOUR」(ZESTONE RECORDS主催のライブイベント)のメンツが最強だなと思っていて。Crossfaithも出ていた2012年に、自分たちのデモCDを持って遊びに行ったんですよ。代表の田口(隼人)さんにCDを渡そうと思って。でも実際に見つけた田口さんは目がギラギラしてて怖くて……CDをバックにしまいました(笑)。
Koie CD持って行った意味ないやん!(笑)
Yosh その数年後に、あるアパレルブランドのイベントでLOST(元ZESTONE RECORDS所属)と一緒になって。そこでようやく田口さんと話ができた。とは言え、初めに「ZESTONE RECORDSからリリースしない?」という話をもらったときは「準備ができてなくて」と何度か断ってたんです。でも気が付いたらZESTONE RECORDSから出させてもらってましたね。常に海外での活動を視野に入れてくれてて、海外で活躍するという僕らの一番大きな夢を一番大事にしてくれてる点ですごく安心できます。
海外レコーディングのよさ
──2組共海外のプロデューサーのもと、海外でのレコーディングをされていますが、海外でレコーディングする理由はなんでしょうか?
Koie 単純に「海外でレコーディングしたい」っていう気持ちがきっかけですかね。「海外のプロデューサーと仕事しないと海外で活躍はできへんやろ」って。実際にそうやと思うし。
Yosh 俺もそう思う。
Koie 実際日本でレコーディングするのと音が全然違うし。見たことない方法で録ってたりしてて、勉強になる。
Yosh 今回僕は特に歌い方の指導を重点的に受けて。心折れるまでやり直しさせられたこと、今までないです。
Koie そうなんや。
Yosh 特に、発音を細かく直されたのが正直驚いた。僕、日本語より英語のほうが得意なんでスラスラいくだろうと思ったら「違うんだよなあ」って言われて。「口の形が違う」みたいな。最終的にめちゃくちゃブサイクな顔で歌ってたんですけど、結果それですごくいい声になったんですよね。「なるほど」と思いました。
Koie 俺も自分から「発音間違ってたら言って」って言ってた。Lamb of Godとかって、シャウトでもひと言ひと言歌詞が聴き取れるように工夫してレコーディングしてるらしくて、そういう細かい配慮ができるかどうかが、いい作品になるかどうかに大きく影響してると思ってるから。
──日本では日本人が英語で歌うのが当たり前になってますけど、発音をきちんと海外の人にチェックしてもらうというのは重要ですよね。
Yosh そう。ちゃんとアメリカナイズされた発音と音になってれば、逆に海外のオーディエンスをビビらせられることもできるし。
Koie やっぱり日本人が海外でライブするってなるとナメられるんですよ。だからナメてかかってくるヤツのケツを蹴り上げたいし、「ナメんなよ」って言ってカッコいいライブで覆すのが面白いと言うか、ロックかなと。
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2人の思うわびさび
- Survive Said The Prophet「WABI SABI」
- 2017年8月2日発売 / ZESTONE RECORDS
-
初回限定盤 [CD+DVD]
2500円 / ZTTH-028 -
通常盤 [CD]
2000円 / ZTTH-029
- CD収録曲
-
- WABI
- Lost in Time
- When I
- Network System
- Again
- Conscious
- [ ]
- Listening
- SABI
- 初回限定盤DVD収録内容
-
- メイキング・オブ「WABI SABI」ドキュメンタリー
- 「FIXED TOUR FINAL ONE-MAN」ダイジェスト
- Crossfaith「FREEDOM」
- 2017年8月2日発売 / Sony Music Records
-
初回限定盤 [CD2枚組]
1600円 / SRCL-9470~1 -
通常盤 [CD]
1300円 / SRCL-9472
- CD収録曲
-
- Freedom(ft. Rou Reynolds from ENTER SHIKARI)
- Rockstar Steady(ft. JESSE from The BONEZ / RIZE)
- Diavolos
- 初回盤特典収録 RemixCD
-
- Revolution(The Bloody Beetroots Remix)
- Kill 'Em All(Shikari Sound System Remix)
- Rx Overdrive(TeddyLoid Remix)
- Survive Said The Prophet「WABI SABI TOUR 2017」Supported by DR.DENIM
-
- 2017年9月15日(金)新潟県 CLUB RIVERST
出演者Survive Said The Prophet / UNCHAIN
Supporting Act:NoisyCell - 2017年9月21日(木)広島県 CAVE-BE
出演者Survive Said The Prophet / RED in BLUE
Supporting Act:NoisyCell - 2017年9月22日(金)福岡県 Queblick
出演者Survive Said The Prophet / 彼女 in the display
Supporting Act:NoisyCell - 2017年9月24日(日)京都府 KYOTO MUSE
出演者Survive Said The Prophet / SHADOWS
Supporting Act:NoisyCell - 2017年10月4日(水)北海道 cube garden
出演者Survive Said The Prophet / coldrain
Supporting Act:NoisyCell - 2017年10月5日(木)岩手県 Club Change WAVE
出演者Survive Said The Prophet / HER NAME IN BLOOD
Supporting Act:NoisyCell - 2017年10月6日(金)宮城県 仙台MACANA
出演者Survive Said The Prophet / Hello Sleepwalkers
Supporting Act:NoisyCell - 2017年10月13日(金)愛知県 APOLLO BASE
出演者Survive Said The Prophet / MEANING
Supporting Act:NoisyCell - 2017年10月14日(土)大阪府 LIVE HOUSE Pangea
出演者Survive Said The Prophet / Another Story
Supporting Act:NoisyCell - 2017年10月19日(木)東京都 LIQUIDROOM
出演者Survive Said The Prophet
Supporting Act:NoisyCell
- 2017年9月15日(金)新潟県 CLUB RIVERST
- Crossfaith「10th ANNIVERSARY TOUR ONE MAN SHOWS - FAITH LASTS FOREVER -」
-
- 2017年10月27日(金)東京都 Zepp Tokyo
- 2017年11月5日(日)愛知県 Zepp Nagoya
- 2017年11月10日(金)宮城県 Rensa
- 2017年11月12日(日)石川県 金沢EIGHT HALL
- 2017年11月17日(金)広島県 広島CLUB QUATTRO
- 2017年11月18日(土)福岡県 DRUM LOGOS
- 2017年11月22日(水)青森県 青森Quarter
- 2017年11月24日(金)北海道 札幌PENNY LANE24
- 2017年11月29日(水)香川県 高松オリーブホール
- 2017年12月10日(日)大阪府 Zepp Osaka Bayside
- 2017年12月16日(土)沖縄県 桜坂セントラル
- Survive Said The Prophet(サバイブセッドザプロフェット)
- Tatsuya(G)、Yosh(Vo)、Yudai(B, Scream)、Show(Dr)、Ivan(G)からなる5人組バンド。2012年5月に4曲入りCD「Survive Said The Prophet -EP-」を自主制作でリリースし、完成度の高さで注目を浴びる。2014年、Crystal Lake、NOISEMAKER、wrong cityとともに発表するスプリットアルバム「REDLINE RIOT!!」にて待望の全国流通を果たす。2015年、自主レーベルより1stアルバム「Course Of Action」をリリース。全国ツアーを行い、渋谷クアトロで行われたファイナルを大成功に収める。2016年、ZESTONE RECORDSと契約し、10月にクリス・クラメットをプロデューサーに迎えた2ndアルバム「FIXED」を発表。国内では「KNOTFEST2016」「PUNKSPRING 2017」「JOIN ALIVE 2017」といった大型フェスに出演する一方で、シンガポール、香港、台湾そして韓国といった海外でのフェスにも多数出演する。40本以上のツアーを経て、東京・TSUTAYA O-WESTで行われたワンマン公演はソールドアウトとなった。2017年8月に再びクリス・クラメットとのタッグでニューアルバム「WABI SABI」をリリース。
- Crossfaith(クロスフェイス)
- 2006年11月にKoie(Vo)、Teru(Program, Vision)、Kazuki(G)、Hiro(B)、Tatsuya(Dr)により結成。2009年4月にリリースした1stアルバム「The Artifical theory for the Dramatic Beauty」が国内メタルコア、スクリーモシーンを活気付ける起爆剤に。その後「Warped Tour UK」「Sound Wave Festival 2013」「Download Festival 2014」「Reading / Leeds Festival 2014」など海外の大型フェスにも多数出演し、各国のメディアに取り上げられる。2014年10月にキャリア初となるシングル「MADNESS」をソニー・ミュージックレーベルズからリリースするが、2015年1月にKazukiが脳内出血の治療によりライブ活動を休止。サポートギタリストを迎えてライブ活動を行う一方で新曲レコーディングを実施し、9月にメジャー1stアルバム「XENO」をリリースした。同月のKazuki復帰後は世界遺産・日光山輪王寺でのライブや日本テレビ系「スッキリ!!」への出演など国内での活動も活発化させる。2016年7月にシングル「New Age Warriors」をリリース。アジアツアーを挟み、9月よりバンド最長ツアー「New Age Warriors Tour 2016」を開催し、2017年2月にツアーファイナルとして千葉・幕張イベントホールにて大成功に収める。同年8月にニューシングル「FREEDOM」と、幕張イベントホールでの公演の模様を収めたDVD/BD「Crossfaith -LIVE IN JAPAN- AT MAKUHARI MESSE」を同時リリース。