Spotify特集|覆面ユニットが示した新しい音楽の広がり方

Spotify上で注目を集めるアーティストによるコメント

UQiYO
UQiYO

Spotifyは何よりも現在世界で一番視聴者が多い媒体であり、キュレーションにも一番力を入れている媒体という印象を受けています。
単純にビッグアーティストだけが再生機会を得るだけではなく、僕らのようなインディペンデントなアーティストでも、
キュレーションの網に引っかかって、よいプレイリストに入れてもらえたら、聴いてもらえたり、知ってもらえるチャンスがあるというのは、
これほど夢のある話はないと思います。
僕らは今後も海外展開をかなり面白いやり方でどんどん進めていくつもりなので、相乗効果を生んでいけたらと思います。

UQiYO(ウキヨ)

「日常を、心地よい非日常“浮世”にいざなう音楽ユニット」をコンセプトに2010年に活動を開始した、Yuqi(Vo, G, Key, Compose)、Phantao(Piano, Key)、Sima(Dr, Per)による3人組ユニット。2013年5月に1stアルバム「UQiYO」、2015年3月に2nd アルバム「TWiLiGHT」をリリースした。2016年1月には元ちとせら女性ゲストを迎えた初のミニアルバム「Black Box」を発表。2017年4月に各サブスクリプションサービスで新曲を毎月第二水曜日に配信する試み「月刊少年ウキヨ」をスタートさせた。

The fin.
The fin.

Spotifyは、現代の音楽の最大のプラットフォームだと思う。
アーティストにとっても、CDをリリースしていた時代より、リリースが簡単であることや、リアルタイムに配信できるという利点がある。
有名でなくても、たくさんの人に届くチャンスもあり、音楽が横並びに楽しめる。

The fin.(フィン)

Yuto Uchino、Ryosuke Odagaki、Kaoru Nakazawaからなる兵庫・神戸出身バンド。1980~90年代のシンセポップや、シューゲイザー、USインディーポップ、チルウェイブなどの要素をあわせ持つサウンドが特徴で、SoundCloudやYouTubeに音源をアップするたびにネット上で話題を呼んでいる。2013年12月にライブ会場と一部店舗限定で「Glowing Red On The Shore EP」をリリースした。2014年3月19日には同作にボーナストラック2曲を追加した全国流通盤を発表。2016年3月に6曲入りCD「Through The Deep」をリリースし、同年9月より音楽活動の拠点をイギリス・ロンドンに移す。2017年5月、Takayasu Taguchi(B)の脱退発表と共に、「Afterglow」を配信リリースした。

Michael Kaneko
Michael Kaneko

僕は英語で歌ってるので、絶対に海外でライブをしたいと思っていたのですが、
デビュー前にも関わらず、AmPmと一緒にインドネシアで1万人を前にライブをすることができました。
僕が行ったことのない国なのに、Spotifyを通じて僕のことを知ってくれていたり、歌詞を覚えていてくれていました。
国境やキャリアに関係なく、音楽を世界中に届けてくれる。これこそSpotifyの力だと僕は思います。

Michael Kaneko(マイケルカネコ)

湘南生まれ、南カリフォルニア育ちのシンガーソングライター。さかいゆう、あいみょん、Kan Sano、Kenichiro Nishihara、名渡山遼らのプロデュースや楽曲を手がけているほか、ボーカルで参加したAmPmの楽曲が累計1000万回以上の再生を記録した。2015年に配信した自宅で録音したデモ音源「Sounds From The Den EP」が iTunes Storeシンガーソングライターチャートで1位を獲得し、2016年6月にはSnarky Puppyの 来日公演のサポートアクトにorigami PLAYERSとして参加。2017年10月にデビューCD「Westbound EP」をリリースした。

Spotify
Spotify

2008年10月にヨーロッパでスタートした、スウェーデン発の音楽ストリーミングサービス。2011年にアメリカに進出し、日本では2016年11月に本格的にスタートした。国内外4000万曲以上の楽曲ラインナップを保有し、2017年6月時点で世界での有料会員数が6000万人超を記録。世界各国のキュレーターやアーティスト、音楽ファンが作成した膨大なプレイリストや、アルゴリズムに基づく独自のレコメンド機能を持つ。また、新進気鋭のアーティストが集まるライブイベント「Spotify Early Noise Night」も定期的に開催している。