ナタリー PowerPush - スピッツ
ツアーの名演を凝縮!最新ライヴ映像「とげまる20102011」
●スピッツこの1曲
「クリスピー」
これぞパワーポップのお手本。弾けるビートに素晴らしいメロディー。2回ほどライブで歌いましたが気持ちよかったですよ。また歌いたいです。
●スピッツこの1曲
「恋する凡人」
スピッツの曲から1曲だけを選ぶのは非常に難しいですが、比較的最近の曲から選ばせていただきました。「恋する凡人」は、ライブで「新曲」と紹介された時から気になっていたのですが、その後すぐに、シングル「つぐみ」にライブバージョンが収録されてとても嬉しかったのを覚えています。アルバム「とげまる」にスタジオバージョンが収録され、早速1人聴き比べたりして楽しませていただきました。
●スピッツとのライブエピソード
2004年の「ロックロックこんにちは!in 仙台」に参加させていただいたいたのが始まりでしたが、その後、ラジオにゲスト出演していただいたり、我々が主催する「NANO-MUGEN FES. 2009」に出演していただいたりしました。個人的にも、スピッツのツアーがあると見に行っているのですが、毎回個人的な「新発見」を見つけては1人楽しんでいます。この「新発見」を誰かと共有したい気持ちもありますが、皆それぞれに違う楽しみ方をしてるんだろうなと。これからもひっそりとファンでいます。
●スピッツこの1曲
「夏が終わる」
●スピッツとのライブエピソード
(スピッツとライブで競演した)会場の新木場コーストというのは港に浮かぶ大きくてラグジュアリーなライブハウスなのですが、そもそも僕にとってスピッツというのは14才から15才の間に起こったささやかな全ての出来事(エロ含む)と直結していて、本番まではそんな思い出とともに遠く海を眺めながらプールに足をつけて、ランチを食べました。我ながらパーフェクトな時間のつぶし方だったと自負しています。本番では自分達のレパートリーに加えて“胸に咲いた黄色い花”のカバーを演奏しました。The Whoの“I'm a Boy”風にアレンジしてあるものです。その後のスピッツのステージでマサムネさんは「昔は志磨クンのような髪型に憧れたがどうせ似合わないと思いやめた」というようなMCをして下さいました。田村さんは我々の音楽のやり方を特に褒めて下さいました。終演後、プールサイドで行なわれた打ち上げで僕は「中学の頃、友人にもらったスピッツのソングブックを見ながらギターを覚えたので、いまだに僕の曲はマサムネさんの曲のコード進行とよく似てしまう」という話をすると、マサムネさんは「じゃあそれはつまりチープ・トリックにも似てるって事だな」と言って笑っておられました。
●スピッツこの1曲
「君が思い出になる前に」
平井堅です。一曲挙げるのと言うのは非常に難しいのですが、僕がスピッツの存在を明確に知るきっかけになった“君が思い出になる前に”は、とても思い出深い曲です。テレビに出演されているのを見て、声、メロディー、歌詞、全てにやられました。ライヴは2度ほど共演させて頂いているのですが、どちらも最高に楽しかったです。打ち上げも!! 僕の“POP STAR”を一緒に歌ったのですが、マサムネさんが歌うと、もう、やっぱりスピッツになるんですよ。いやぁあれには参りました!
ここからは余談なのですが、僕の携帯電話のデータが飛んでしまい、メールが出来ないのでマサムネさん! 空メールでいいのでメール下さい!! 公の場を使ってこんなお願いをしてすいません!!(汗)
本編ディスク収録内容
- 聞かせてよ※
- TRABANT※
- 幻のドラゴン※
- ビギナー※
- つぐみ※
- 新月※
- 日なたの窓に憧れて※
- スターゲイザー※
- 鳥になって※
- 冷たい頬※
- 海とピンク※
- 探検隊※
- 初恋クレイジー※
- シロクマ※
- 恋する凡人※
- チェリー※
- どんどどん※
- 放浪カモメはどこまでも※
- 君は太陽※
※SPITZ JAMBOREE TOUR 2010 at 神奈川県民ホール 2010.06.23
※SPITZ JAMBOREE TOUR 2011 “とげまリーナ” at さいたまスーパーアリーナ 2011.07.03
初回限定版ボーナスディスク収録内容
SPITZ JAMBOREE TOUR “あまったれ2005” at Zepp Tokyo 2005.11.27の映像を収録
- テイタム・オニール
- エスカルゴ
- 白い炎
- ワタリ
- 恋のはじまり
- けもの道
- ナンプラー日和
- ミーコとギター
初回限定版ボーナスCD収録内容
本編ディスクの楽曲を会場別に編集し2枚のオーディオCDに収録
SPITZ JAMBOREE TOUR 2010 at 神奈川県民ホール 2010.06.23
- 初恋クレイジー
- ビギナー
- つぐみ
- 日なたの窓に憧れて
- スターゲイザー
- 海とピンク
- 放浪カモメはどこまでも
- 恋する凡人
- チェリー
SPITZ JAMBOREE TOUR 2011 “とげまリーナ” at さいたまスーパーアリーナ 2011.07.03
- 聞かせてよ
- 幻のドラゴン
- TRABANT
- 冷たい頬
- 鳥になって
- 新月
- シロクマ
- どんどどん
- 探検隊
- 君は太陽
初回限定版封入特典
メンバー&ステージを収めたライヴ写真満載豪華フルカラー全28Pブックレット
スピッツ(すぴっつ)
草野マサムネ(Vo, G)、三輪テツヤ(G)、田村明浩(B)、﨑山龍男(Dr)の4人で1987年に結成。新宿や渋谷などのライヴハウスで精力的な活動を行い、着実に動員を増やしていく。1990年にインディーズからミニアルバム「ヒバリのこころ」を発表。草野の透き通る歌声と、強い存在感を放つメロディ&バンドサウンドが大きな話題を集める。1991年にはシングル「ヒバリのこころ」とアルバム「スピッツ」でメジャーデビュー。数々の作品を発表し続け、1995年のシングル「ロビンソン」が爆発的なヒットを記録する。以後現在に至るまで、多数のヒットシングル&アルバムをリリースしている。
2012年1月1日更新
●スピッツとのライブエピソード
キュンとして涙が溢れそうになったり、大笑いしたり、ジ~ンと感動したり、熱いものが込み上げて来たり、踊ったり叫んだり、いろんな世界に紛れ込んだり、恋をしたり、遠くへ旅をしたり、夏の東京湾の海の中から花火を眺めたり etc etc。
とにかくスピッツのライブは様々な感情で、いろんな世界を観せてくれるパノラマ!そしてその周りは、大きな優しさで包まれている。そんな彼らのライブが、大好きです。あの曲も、この曲も聴きたくて、いつも大変です!そんな気持ちにさせてくれて、本当にありがとうございます!!