ナタリー PowerPush - マルサンアイ ひとつ上の豆乳 presents SoyMIN BOX
ラジオ番組スタジオライブに突撃取材
5分番組って「作品」っぽさがあるんです
──2カ月にわたってパーソナリティを務めたこの番組を振り返って、感想はどうですか?
すごい楽しかった。なんかすごく無責任な言い方になっちゃうんだけど、私はパーソナリティが本職ではないので、こんな機会をいただいて大丈夫かなって思ってたんですよ。しかも5分間の番組って……。よく、アーティストが1時間のラジオ番組を担当するじゃないですか。それはやったことがあるんですけど、あれは自分の話をすればいいんですよね。「今日は髪を切りました」とか。でも帯番組って、毎日聴くことが習慣になってる人に、安心できるものを届けなくちゃいけない、信頼できる時間になってないといけないと思うんですよ。短い時間だったけど、スタッフの皆さまに恵まれたおかげでそれができたので良かったです。
──なるほど。週に1回の1時間番組と、毎日放送される5分番組では、別の苦労がありそうですね。
うんうん。それに、5分って「作品」っぽさがあるんですよね。だから作品感が大事なんじゃないかなと思ってて。
──確かに、ちょうど1曲分くらいですしね。印象に残った回はありますか?
全部残ってます。朗読させていただいたり、どれもすごく新鮮で楽しかったですよ。それに、毎回豆乳が飲めるっていうね(笑)。これはこの番組ならではの思い出になったと思います。「ひとつ上の豆乳」はね、本当においしいから。
──ひととおり飲んでみて、オススメはどれですか?
紅茶かな。これは気分を選ばなくていいね。よく冷やして飲んでますよ。うん。私はいつもストローを使わずに、ハサミでパッケージを切ってコップにあけて飲むの。そうするともっとおいしくなるの。皆さんもぜひ、おうちで飲むときはコップに移して飲んでみてください。
──おやすみ前に飲むのに一番適してると思ったのはどれですか?
紅茶かな……? お風呂あがりは絶対成分無調整だね。
35歳までは何事も前向きに取り組んでいこうと
──今回の番組を通して、話す仕事に対する気持ちの変化はありましたか?
やっぱり人にものを伝えるのは大変なことなんだなって思って。収録したものをときどき自分で聴くことがあるんですけど、聴き取りにくいところとか、無意識だった自分の癖とかがいろいろわかったんです。きちんと相手に伝える話し方をするためには、そうやって自分のことを見ていかないといけないんだなと思いました。
──自分の話し方って、普段あまり意識しないですよね。
歌だったらメロディに助けられるところがあるけど、トークはやっぱり違いましたね。ラジオも音楽を流しながらしゃべるけど、あれはただの雰囲気作りのBGMで、最終的には自分の言葉で伝えていくわけじゃないですか。とても難しいことだなと思いました。すごくためになったし、すっごい楽しかったな。
──得るものがあったわけですね。
最初は本当に不安だったんですよ。でも周りの人たちとも「経験してみよう」という話しをしていて、私も35歳までは何事も前向きに取り組んでいこうと考えていたので挑戦しようと思って(笑)。でもスタッフの皆さんが理想的な番組にていねいに導いてくれたので、本当にありがたかったです。
──リスナーに何かメッセージはありますか?
私も最後まで楽しみたいと思うので、皆さんも楽しみにしててください(笑)。
「マルサンアイ ひとつ上の豆乳 presents SoyMIN BOX」スタジオライブ
第1回放送 : 2012年11月27日(火)22:50~22:55
第2回放送 : 2012年11月28日(水)22:50~22:55
本ライブ音源は、オンエア直後よりYouTubeチャンネルでも期間限定公開
SOY MIN - You Tube
またトーク部分に関しては、Soy眠ウェブサイトでも公開
Soy眠ウェブサイト
タワーレコード×Inter FM×マルサンアイ「ひとつ上の豆乳」による、おやすみ前の大切な時間をとっておきのものにする新プロジェクト。パーソナリティのSalyuが「ひとつ上の豆乳」を飲みながら、心地よい眠りに落ちるためのプログラムを毎日お届けする。番組ではリスナーからの「眠りを誘うエピソード」や「夢に関するエピソード」をメールかTwitterで募集中。メッセージを送った人の中から毎週3名に「ひとつ上の豆乳」の詰め合わせがプレゼントされる。
※インターネットでの聞き方
Soy眠ウェブサイトにて、毎日夕方新しいプログラムを更新中。
Inter FM「マルサンアイ ひとつ上の豆乳 presents SoyMIN BOX」
毎週月~金 22:50~22:55放送中
東京:76.1MHz / 横浜:76.5MHz
ゆったりとリラックスしたい人のために作られた豆乳。2012年9月より、秋の夜長のリラックスにピッタリな「宇治抹茶」も新しく仲間入りした。
イーヴン・シュタイナー vol.7
2012年12月6日(木)東京都 WWW
<出演者>
salyu × salyu / Oorutaichi Loves The Acustico Paz Nova Band
Big Mountain Music Festival 4
2012年12月8日(土)~9日(日)
タイ カオヤイ
※12月8日(土)のCOW STAGEにsalyu × salyuとして出演。
THE SOLAR BUDOKAN
2012年12月20日(木)東京都 日本武道館
<出演者>
佐藤タイジプロジェクト
ゲスト:Salyu / LOVE PSYCHEDELICO / 斉藤和義 / 増子直純(怒髪天) / 和田唱(TRICERATOPS) / 仲井戸"CHABO"麗市 / and more
<参加アーティスト>
salyu×salyu / Chocolat / 嶺川貴子 / 大野由美子(Buffalo Daughter) / やくしまるえつこ(相対性理論)
Salyu(さりゅ)
2001年公開の映画「リリィ・シュシュのすべて」に、Lily Chou-Chou名義で楽曲を提供。2004年6月に小林武史プロデュースのシングル「VALON-1」で、Salyuとしてデビューを果たす。2006年にBank Band with Salyuとして「to U」、2008年にはWISEとのコラボによる「Mirror feat. Salyu」をリリースするなど、他アーティストのコラボにも意欲的。自身のオリジナルソロ作品もコンスタントに発表し、2008年11月には初のベストアルバム「Merkmal」をリリース。2009年2月には初の日本武道館公演も成功させた。
2010年3月にソロとして3枚目となるアルバム「MAIDEN VOYAGE」をリリース。2011年からは新プロジェクト「salyu x salyu」としての活動を開始し、Cornelius=小山田圭吾との共同プロデュース作品「s(o)un(d)beams」を完成させた。同年7月、小林武史プロデュースのニューシングル「青空 / magic」を発売。収録曲「青空」を桜井和寿(Mr.Children)が提供したことでも注目を集めている。2012年2月にシングル「Lighthouse」、アルバム「photogenic」、salyu x salyuのライブDVD「s(o)un(d)beams+」の3作品を発表。6月にはsalyu x salyuとしてロンドンとバルセロナで初の海外ライブを行った。