ナタリー PowerPush - マルサンアイ ひとつ上の豆乳 presents SoyMIN BOX
ラジオ番組スタジオライブに突撃取材
Salyuが案内役を務めるInter FMの番組「マルサンアイ ひとつ上の豆乳 presents SoyMIN BOX」が今月11月いっぱいで終了。同番組では特別企画として、11月27日と28日にSalyuのスタジオライブをオンエアする。なお、この際のライブ音源は、オンエア直後からSoy眠公式YouTubeチャンネルでも期間限定公開される。
Salyuは番組収録用のスタジオにキーボーディストを迎え、クリスマスシーズンの幕開けを祝うべくメル・トーメの「ザ・クリスマス・ソング」など2曲を歌唱。ナタリーでは収録後のスタジオに潜入し、スタジオライブの感想やクリスマスにまつわるエピソード、番組を振り返っての思い出などを訊いた。
取材・文 / 橋本尚平 インタビュー撮影 / 笹森健一
12月は合唱団でクリスマスキャロルを練習してた
──スタジオライブ、とても楽しそうに歌ってましたね。
私、初めて「ザ・クリスマス・ソング」を歌ったんですよ。メル・トーメが大好きなので、彼が作詞作曲した曲が歌えてうれしかったです。残念ながら番組は終わるけど、最後にみんなに、これから迎える12月が素敵なものになってほしいという思いを込めて歌いました。
──歌い終えて、今どんな気持ちですか?
メロディはよく知ってたけど、歌詞の意味とかは今まで考えたこともなかったし、この機会に初めて読んだんです。そしたら、すっごく愛の深い曲だったんですよ。なんだか、もっと音楽を勉強しなきゃなって気持ちになりました。
──クリスマスシーズンの思い出は何かありますか?
子供の頃に合唱団に入ってたから、この時期になるとクリスマスコンサートに向けて、クリスマスキャロルをいっぱい練習してたんです。12月になるとそれを思い出しますね。
──練習は楽しかったですか?
うん、すっごく好きだったの。合唱団では童謡とかクラシックのボーカリーズとか、いろんな歌を歌ってたんですよ。11月の頭くらいから「きよしこの夜」とかクリスマスソングの練習が始まるんですけど、毎年その初日に「もう冬だ!」って、すっごくうれしくてあたたかい気持ちになってたのを覚えてます。
──Salyuさんが一番好きなクリスマスソングはなんですか?
いっぱいありますね……。子供の頃は歌詞なんかどうでもよくて、メロディとハーモニーを楽しんでたので、やっぱり「ハレルヤ」とかが好きでしたね。
年末は友達と一緒に過ごすのが楽しいと思う
──クリスマスは毎年どんなふうに過ごしてるんですか?
コンサートですね(笑)。
──あ、そうですよね。この仕事をしてたらクリスマスは忙しい時期ですもんね。
そう。12月はイベントシーズンじゃないですか。だからそのためのリハーサルもあるし。年末ってさ、やっぱみんなでいたいでしょ? 年始はさ、それぞれ飛行機や新幹線で自分の実家に帰って家族に会うから、友達とはバラバラになりがちだけど、年末は友達と一緒に「今年も一生懸命がんばったね!」みたいな感じで過ごすのが楽しいと思うんですよ。だから、そんなイベントやパーティに呼んでいただけるのはうれしいですね。
──なるほど。プライベートでは特別なことは特に何もしないんですか?
うん、ないですね。というか、ケーキなんか毎日食べてるから「クリスマスケーキだ! わーい!」って感じがなくてね(笑)。だからクリスマスのために特別にすることっていうのは、結局パーティに行くことぐらいなんですよ。そこで歌を歌ったり、誰かにプレゼントするためのワインやシャンパンを買ったり。
──じゃあ、この仕事をやっているおかげでクリスマスシーズンは最高に楽しめてるわけですね。
うんうん、そうだね! ライブ最高!
タワーレコード×Inter FM×マルサンアイ「ひとつ上の豆乳」による、おやすみ前の大切な時間をとっておきのものにする新プロジェクト。パーソナリティのSalyuが「ひとつ上の豆乳」を飲みながら、心地よい眠りに落ちるためのプログラムを毎日お届けする。番組ではリスナーからの「眠りを誘うエピソード」や「夢に関するエピソード」をメールかTwitterで募集中。メッセージを送った人の中から毎週3名に「ひとつ上の豆乳」の詰め合わせがプレゼントされる。
※インターネットでの聞き方
Soy眠ウェブサイトにて、毎日夕方新しいプログラムを更新中。
Inter FM「マルサンアイ ひとつ上の豆乳 presents SoyMIN BOX」
毎週月~金 22:50~22:55放送中
東京:76.1MHz / 横浜:76.5MHz
ゆったりとリラックスしたい人のために作られた豆乳。2012年9月より、秋の夜長のリラックスにピッタリな「宇治抹茶」も新しく仲間入りした。
イーヴン・シュタイナー vol.7
2012年12月6日(木)東京都 WWW
<出演者>
salyu × salyu / Oorutaichi Loves The Acustico Paz Nova Band
Big Mountain Music Festival 4
2012年12月8日(土)~9日(日)
タイ カオヤイ
※12月8日(土)のCOW STAGEにsalyu × salyuとして出演。
THE SOLAR BUDOKAN
2012年12月20日(木)東京都 日本武道館
<出演者>
佐藤タイジプロジェクト
ゲスト:Salyu / LOVE PSYCHEDELICO / 斉藤和義 / 増子直純(怒髪天) / 和田唱(TRICERATOPS) / 仲井戸"CHABO"麗市 / and more
<参加アーティスト>
salyu×salyu / Chocolat / 嶺川貴子 / 大野由美子(Buffalo Daughter) / やくしまるえつこ(相対性理論)
Salyu(さりゅ)
2001年公開の映画「リリィ・シュシュのすべて」に、Lily Chou-Chou名義で楽曲を提供。2004年6月に小林武史プロデュースのシングル「VALON-1」で、Salyuとしてデビューを果たす。2006年にBank Band with Salyuとして「to U」、2008年にはWISEとのコラボによる「Mirror feat. Salyu」をリリースするなど、他アーティストのコラボにも意欲的。自身のオリジナルソロ作品もコンスタントに発表し、2008年11月には初のベストアルバム「Merkmal」をリリース。2009年2月には初の日本武道館公演も成功させた。
2010年3月にソロとして3枚目となるアルバム「MAIDEN VOYAGE」をリリース。2011年からは新プロジェクト「salyu x salyu」としての活動を開始し、Cornelius=小山田圭吾との共同プロデュース作品「s(o)un(d)beams」を完成させた。同年7月、小林武史プロデュースのニューシングル「青空 / magic」を発売。収録曲「青空」を桜井和寿(Mr.Children)が提供したことでも注目を集めている。2012年2月にシングル「Lighthouse」、アルバム「photogenic」、salyu x salyuのライブDVD「s(o)un(d)beams+」の3作品を発表。6月にはsalyu x salyuとしてロンドンとバルセロナで初の海外ライブを行った。