「SING/シング:ネクストステージ」|見どころも聴きどころもスケールアップ!豪華キャスト集結のミュージカルアニメが再び幕を開ける

興行収入51億円超の大ヒットから約5年……イルミネーション・エンターテインメント製作のミュージックエンタテインメント「SING/シング」の続編「SING/シング:ネクストステージ」が、いよいよ3月18日に全国公開される。

主人公であるコアラのバスター・ムーンを筆頭にチャーミングな動物たちが多数登場する「SING」は、ワケありキャラクターたちがそれぞれの才能を開花させ、新たな道を歩み出す姿を描いた群像劇。前作はフランク・シナトラ、ビヨンセ、レディー・ガガ、きゃりーぱみゅぱみゅなど、古今東西のヒット曲を多数使用したサウンドトラックも大きな反響を呼び、特に吹替版はバラエティに富んだキャスト陣の歌声や演技が話題となり、子供から大人まで幅広い層が劇場に足を運んだ。

新たに多数の魅力的なキャラクターたちが加わった最新作では、“ネクストステージ”のタイトルにふさわしいストーリーが展開される。また、劇中歌として使用されるのはU2、Coldplay、ショーン・メンデス、ビリー・アイリッシュ、アデル、Aerosmithといったアーティストたちの大ヒット曲の数々。前作以上に豪華かつスケール感のある内容となっている。

ナタリーでは、「SING/シング:ネクストステージ」吹替版にフィーチャーした横断企画を、映画、音楽、お笑いの3ジャンルで展開。映画ナタリーでは吹替版で新キャラクター・ポーシャ役を務めたアイナ・ジ・エンド、お笑いナタリーでは前作にも登場したグンター役の斎藤司(トレンディエンジェル)、そして音楽ナタリーでは日本語吹替版の音楽プロデューサー・蔦谷好位置と日本語歌詞監修を担当したいしわたり淳治のインタビューを掲載し、その魅力を多角的に掘り下げる。

文 / 中野明子

INDEX

  • 映画ナタリー ポーシャ役 アイナ・ジ・エンドインタビュー
  • お笑いナタリー グンター役 斎藤司(トレンディエンジェル)インタビュー
  • 音楽ナタリー 蔦谷好位置(日本語吹替版 音楽プロデューサー)&いしわたり淳治(日本語歌詞監修)インタビュー

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バスター・ムーン(キャスト:内村光良)
バスター・ムーン(キャスト:内村光良)
倒産寸前だった劇場を立て直し、完売続きのショーを開催するニュー・ムーン劇場の支配人。次なる野望としてエンタテインメントの中心地、レッドショア・シティでの公演開催を目指す。
ミーナ(キャスト:MISIA)
ミーナ(キャスト:MISIA)
あがり症を克服した、エネルギッシュな歌声が魅力のニュー・ムーン劇場のスターパフォーマー。新しいショーではラブストーリーのヒロインを演じることになるが、まだ恋も知らず途方に暮れる。
アッシュ(キャスト:長澤まさみ)
アッシュ(キャスト:長澤まさみ)
毎晩ライブハウスでパワフルボイスを響かせる地元のロックスター。大ファンであるクレイ・キャロウェイにショーに参加してもらうよう説得するうちに、彼の傷付いた心に寄り添い絆を深めていく。
ジョニー(キャスト:大橋卓弥[スキマスイッチ])
ジョニー(キャスト:大橋卓弥[スキマスイッチ])
元ギャングでありながら、ニュー・ムーン劇場では繊細な歌声を披露するスター歌手。今回初めてダンスに挑戦するが、威圧的なサルの振付師に悩まされ、自信を失う。
グンター(キャスト:斎藤司[トレンディエンジェル])
グンター(キャスト:斎藤司[トレンディエンジェル])
生まれながらのエンタテイナーでみんなのムードメーカー。クレイ・キャロウェイが出演するSFミュージカルのアイデアを閃き、一流劇場オーナーであるジミー・クリスタルの興味を引く。
ロジータ(キャスト:坂本真綾)
ロジータ(キャスト:坂本真綾)
25匹の子ブタたちの母親であり、ニュー・ムーン劇場のスター歌手。新たなショーの主役に抜擢されるが、高所での演技に怖気付いてしまい、ポーシャに役を取られそうになる。
ミス・クローリー(キャスト:田中真弓)
ミス・クローリー(キャスト:田中真弓)
バスターの優秀(?)なアシスタント。大きな義眼を落っことしたりとおっちょこちょいだが、バスターの不在時には拡声器を片手にリハーサル進行の代役を務めるなど、どんなときも懸命に任務をこなす。
ナナ(キャスト:大地真央)
ナナ(キャスト:大地真央)
元スター女優でありニュー・ムーン劇場の最大の後援者。バスターが自信を失いかけたときには、厳しくも温かく彼の背中を押し、夢を実現させるための勇気を与えてくれる。
アルフォンゾ(キャスト:ジェシー[SixTONES])
アルフォンゾ(キャスト:ジェシー[SixTONES])
レッドショア・シティでアイスクリームを売る心優しいゾウの青年。ロマンティックな役に悩むミーナと偶然出会い、彼女の初恋の相手になる。
ポーシャ(キャスト:アイナ・ジ・エンド)
ポーシャ(キャスト:アイナ・ジ・エンド)
甘やかされて育ったジミー・クリスタルの娘。無邪気な正確で、空気が読めないところがある。演技はとてつもなくヘタだが、歌の才能があり、バスターの新たなショーに参加する。
ヌーシー(キャスト:akane)
ヌーシー(キャスト:akane)
レッドショア・シティのカリスマストリートダンサー。パフォーマンスを見たジョニーにダンスコーチを頼まれる。ユニークでエネルギッシュなダンスと指導でジョニーの不安を自信に変える。
ジミー・クリスタル(キャスト:大塚明夫)
ジミー・クリスタル(キャスト:大塚明夫)
ショービズ界で成功を収めている一流劇場の冷徹なオーナー。強いエゴの持ち主で、ショーの成功のためにバスターを追い詰める。自分に恥をかかせようとする者は誰であっても許さない。
ダリウス(キャスト:木村昴)
ダリウス(キャスト:木村昴)
派手好きで自分大好きなスター歌手兼俳優。ミーナの恋の相手役としてデュエットを組むが、一向に彼女の名前を覚えない。
クレイ・キャロウェイ(キャスト:稲葉浩志)
クレイ・キャロウェイ(キャスト:稲葉浩志)
かつては情熱的でパワフルな歌声が大人気だったロック歌手であり、伝説的ミュージシャン。妻の死後、その歌声と心を閉ざし、15年以上人前から姿を隠している。

2022年3月14日更新