ファンとしては「たまんねえな!」って感じじゃないですか?
──この曲の中で特に気に入っているフレーズはありますか?
コレサワ それ、聞きたい!
さくらしめじ 難しいなあ!
コレサワ 私もあるんですよ。
彪我 最後の「大好きだった 大好きだったんだ」っていうフレーズは特に好きです。ここにすべての情熱を詰め込むくらい……。
雅功 わかる。
コレサワ この言葉を2人に言わせたかったの。だって2人が「大好きだった」って叫んだら、ファンとしては「たまんねえな!」って感じじゃないですか?
さくらしめじ あはははは!(笑)
コレサワ 実際すごく気持ちがこもっていて。いいテイクですよね。
彪我 もう、ユニゾンでガーって行く感じで歌いました!
コレサワ 私は一番初めの「初めてのキスを交換した日を」っていうフレーズが特に気に入っていて。「キス」っていうフレーズがさくらしめじ的にOKなのか不安だったけど、大丈夫だったのでよかったです(笑)。少し大人なフレーズが最初から出てくるので、これまでにない感じがするかなって。
雅功 僕が好きなのはDメロの「いつもそうだ 口だけばっか 大事なこと 言わないのに そこがダメだよな」っていう部分で。何回聴いても、自分と重なってしまうところがありつつ……。
コレサワ そうなんだ。
雅功 「ホントに、もうちょっとなんだよな」っていうこと、生きているとあるじゃないですか。きっと皆さんもうなずけるところだろうとも思うし。完璧な人はそうそういないから、「沁みるな」って感じです(笑)。
このままスクスク育ってほしい……
──コレサワさん、完成した曲を聴いての感想は?
コレサワ すごく満足しましたし、「こう歌ってほしいな、こう歌ってくれたらキュンキュンするな」っていう自分の想像を超えてきてくれました。あと本人たちもそうなんですけど、さくらしめじのお客さんが喜んでくれているのが私にも伝わってきたのがうれしかったです。ファンの人が喜んでくれないと、と思っていたので。
雅功 先行配信されているんですけど、本当に「延々リピートしてます」って言ってくださる方が多くて。で、うれしかったのが、みんな「とどラブ」ってこの曲のタイトルを略して言ってくれているんです。
コレサワ へえ! それはうれしいですね。私もそう言おう! 長いもんね、タイトル。
雅功 「そこまで浸透しているんだな」って思えてうれしいです。
──今回こうして作品を一緒に作られましたが、コレサワさんが感じたさくらしめじの魅力は?
コレサワ まだまだ汚れてないと言うか。2人ともすごく天真爛漫じゃないですか。そういうところって、いろんなことがわかってくるとなくなってしまうものだと思うので、このままスクスク育ってほしい……。
さくらしめじ あはははは(笑)。
コレサワ ちょっとたどたどしい部分が2人のかわいいところだと思います。すごくチャーミングだなって。でも見た目はどんどん大人っぽくなっているから、見た目はこのまま男らしくなってもらって、中身はかわいらしいままでいてほしい。成長が楽しみだなって思いました。「どんな大人になるんだろうな?」ってワクワクしながら、これからも見守らせてください。
はああ。経験ですか……
──さくらしめじのお二人は、コレサワさんに聞きたいことなどありますか?
彪我 曲のアイデアって、どうやって浮かぶんですか?
コレサワ 日々生活をしていて、恋したりうれしいことがあったりしたときにふと出てくることが多いから「いろんな気持ちにさらされたいな」と思ってます。家で曲ばっかり作ってるよりも、遊びに行ったりごはんを食べに行ったりするほうがアイデアが出てくるから、なるべく外に出るようにはしてるんですけど……浮かばないときは浮かびません!
さくらしめじ あはははは!(笑)
コレサワ 経験かな、やっぱり。
彪我 はああ。経験ですか……。
コレサワ あと高校のときにね、めっちゃ恋愛してたの、私。「恋が一番大事」と思ってた、どんなことよりも。寝る時間も惜しんで好きな人に会いに行ったりしてたから。
さくらしめじ へえええええ。
コレサワ そのときの気持ちが役に立ってる部分もありますね。
さくらしめじ すごい……。
雅功 じゃあ、コレサワさんが影響を受けた人っていますか?
コレサワ スピッツとYUIさんと大塚愛さんは中学のときにめちゃくちゃ聴いていて。キャッチーなものを好んで聴いていたから自分の作る曲もキャッチーなものになったし、ギターのコード進行なんかはYUIさんと秦基博さんの進行を参考にしていましたね、弾き始めの頃は。その2組にいろんなことを教えてもらったと言うか、それはそれは影響を受けて。これからも私の心の中に居続けて、ずっと影響を与えてくれるアーティストさんだなって思います。
──ではコレサワさんがさくらしめじに伝えておきたいことがあれば。
コレサワ そうですね。これから2人がどんどん大人に近付いていって20歳とかになって、「こういう気持ちを歌いたい」って思うけど思い通りにならないときには……ぜひまた曲を書かせてほしいなって思います。だからまた、お願いしてくれる?
彪我 ぜひ!
雅功 お願いします……!
コレサワ だから、2人がこれからも仲良くさくらしめじを続けてくれたらいいなって思います。
彪我 わかりました!
雅功 仲良くします!(笑)
- ライブ情報
さくらしめじのHappy X’mash LIVE 2018 in 中野サンプラザ -
- 2018年12月15日(土) 東京都 中野サンプラザホール