メジャーデビューは自分の夢への第一歩
──昨年9月にタワーレコード限定で初めてCDを流通させ(参照:15歳のシンガーソングライター坂口有望、タワレコ限定シングルをリリース)、今年3月には2枚目の流通盤「厚底 / 15歳の詩」もリリースしました(参照:坂口有望が早くも新作リリース、東京&大阪でワンマンライブ決定)。自分の作品が店頭に並んでいるのはどんな気持ちでしたか?
タワレコへは何度も通っていたので、自分の作品が置かれていることが信じられませんでした。発売直後は用事もないのにタワレコに行って、自分のCDジャケットの中の自分と目が合うまで帰りませんでした(笑)。
──CDリリースをきっかけに変わったことはありますか?
変わったことは、自分の意識です。ずっと聴いていたバンドや有名なアーティストの方と同じ棚に並んでいるのを見て、「もっとがんばるぞ!」って、やる気を再確認しました。
──今年4月には東京のmona recordsと三国ヶ丘FUZZにてワンマンライブを開催し、いずれの公演もチケットがソールドアウトしましたね。坂口さんの名前が広まってきていることは肌で感じていると思いますが、もしそれを実感するような具体的なエピソードがあれば教えてください。
地元の天王寺とか、学校の食堂とか、自分の身近な場所で声をかけてもらえるようになったのは、本当にうれしいですし、驚きです。
──初めて立ったステージである三国ヶ丘FUZZでのワンマンライブはいかがでしたか?
FUZZでのワンマンはあえて1曲目に初めて書いたオリジナル曲「おはなし」を歌いました。初めて歌ったときの景色が蘇って、当時の自分に「将来ここでワンマンできてるんやで」って教えてあげたくなりました。まだまだこれからなんですけど、ほんの少しFUZZに恩返しができたような気がしました。それと同時に「私はどんどん大きくなるぞ!」とも思いました。
──メジャーデビューに対してどのような印象をお持ちですか? またEPICレコードジャパンからのメジャーデビューが決まりましたが、このお話をもらったときはどう思いましたか?
メジャーデビューは自分の夢への第一歩です。EPICレコードからお話をいただいたときは、驚きとうれしさと不安といろんな気持ちでぐちゃぐちゃでした(笑)。
──今後の活動の中で「こんなことをしてみたい」という願望があれば教えてください。
また鴨川で歌いたいです。ゲリラライブもやってみたいですね。
「好-じょし-」は最強のシングル
──「好-じょし-」はどのようなきっかけから生まれた曲なのでしょうか?
私が通っている女子高の友達の恋バナを聞いて「ラブソングを書いてみよう!」と思ったんです。“おしとやか系女子”ではない私なりに書いた、失恋ソングです。
──「好-じょし-」はホーンサウンドが入った、とても華やかなアレンジになっていると思いました。岡部晴彦さんからアレンジされた楽曲が上がってきたときの感想を教えてください。
正直、最初は自分で弾いたアコギの伴奏で歌っていたので、華やかなサウンドにアレンジされたものを聴いて「ポップすぎひんかな?」と思ったんですが、聴いていくうちにこのアレンジには、この曲の主人公の強さと弱さがちゃんと組み込まれているって気付いて「これは最強のシングルになる」と思いました。
──歌い方で意識したことはありますか?
この曲の主人公を想像し、女の子ならではの優しい一面と、サバサバしてカッコいい一面を歌に引き出したくて、ストーリーがなるべく途切れないように集中して歌いました。
──坂口さんの曲は「好-じょし-」や「地球-まる-」など、タイトルでの言葉遊びが面白いなと思いました。タイトルを付ける際、または歌詞を書く際に意識していることはありますか?
言葉遊びは好きで、何かを歌にして伝えるときにド直球に書くのもアリなんですが、それだと面白くないかなって思って。例えば歌詞カードを読んで意味がわかる歌詞や、普段あんまり使わない言葉をあえて選んだりしています。
次のページ »
大人でも子供でもないシックスティーンへの憧れ
- 坂口有望「好-じょし-」
- 2017年7月26日発売 / EPICレコードジャパン
-
[CD]
1200円 / ESCL-4898
- 収録曲
-
- 好-じょし-
- 紺色の主張
- 16さいのうた -Studio Live Ver.-
- 坂口有望「サマーセンチガール ~初のバンド編成ワンマンライブ~」
-
- 2017年8月10日(木)東京都 WWW
- 2017年8月26日(土)大阪府 FANJ twice
- 坂口有望(サカグチアミ)
- 大阪・天王寺出身、2001年生まれの現役高校生シンガーソングライター。13歳のときに初めて大阪・三国ヶ丘FUZZのステージに立ち、その後、大阪や京都のライブハウスやストリートを中心にライブ活動を行う。2016年に関西地方のライブハウスがプロデュースする大会「十代白書 2016」にて準グランプリを獲得。これをきっかけに早耳な音楽リスナーからの注目を集め、関西地方を中心にその名を広める。同年9月にシングル「おはなし / 地球-まる-」をタワーレコード限定でリリース。11月には三国ヶ丘FUZZにて初のワンマンライブを行い、満員御礼となった。2017年3月に2ndシングル「厚底 / 15歳の詩」を発表。7月にEPICレコードジャパンからシングル「好-じょし-」でメジャーデビューを果たす。8月には東京・WWW、大阪・FANJ twiceにてバンド編成のワンマンライブ「サマーセンチガール ~初のバンド編成ワンマンライブ~」を開催する。