インストアで見つけた「はみ出してる」お客さん
──皆さん渋谷にはよく行くとのことですが、会場のタワーレコードに行くことも?
全員 行きますよ!
MIZYU 時間があるときにふらっと立ち寄って、1Fでバーンと展開されてるアーティストさんをチェックすることが多いです。今どんな音楽が流行ってるんだろうって試聴したりとか。2Fのカフェもおしゃれですよね。つい長居しちゃう。
SUZUKA 渋谷店でインストアイベントをやったこともあるんですけど、豪雨の日だったんですよ。そんな中、ファンの方たちがずぶ濡れで観に来てくれたのがすっごくうれしくて。あれは感動しましたね。
──さまざまな場所でのインストアイベントを経験されていると思いますが、特に印象的だったものはありますか?
SUZUKA 岡山だったかな。体操服をハイウエストで着て、赤白帽子をかぶった同世代の女の子が来てくれたんです。その子はリコーダー片手に、1人でものすごい勢いで応援してくれて。「思春期なのによくできるなー。はみ出してるな」って思いました。
KANON その子のおかげで、周りのお客さんも盛り上がってました(笑)。
MIZYU インストアイベントって、お客さんにとっても私たちを近くに感じられる時間なんだと思うんですよね。「生で観てる」って感じがすると言うか。だからこそ私たちも、お客さんの熱気に負けじと「もっと見応えのあるものにしたい」と思うんです。
目が合ってキュンキュン
──逆に、インストアイベントを観に行かれた経験は?
MIZYU 以前、私たちに「学校行けやあ゛」という楽曲を提供してくださったあいみょんさんのインストアライブをプライベートで観に行きました。すごいお客さんの数だったなあ。弾き語りライブだったんですけど、音も声も直球で伝わる感じで、すごく……ぐっとくるものがありました……(ゆっくりと目を閉じる)。
──(笑)。今、記憶が鮮明によみがえってきてますね。
MIZYU 目が合ったりしてキュンキュンしたんです。
KANON わかる。距離が近いとキュンキュンするよね。
SUZUKA 私も以前とあるインストアイベントに行ったんですけど、そんなに印象的じゃなかったです。
一同 あはは(笑)。
SUZUKA だからこそ反面教師で、自分たちは強い印象を残さなきゃなって思います。YouTubeとかで曲を聴いて「いいな」と思ってくれたとしても、ライブのMCとかは生じゃないと聞けないじゃないですか。MC含め、私たちが考え抜いたライブの流れや演出も体感してほしいですね。
MIZYU ライブでの熱量は本当に大事にしてるので、それを感じて楽しんでほしいです。それは動画じゃ伝わらないものだと思うので。私たちは毎回、アリョレナインが……。
SUZUKA え、何?
MIZYU 失礼いたしました。アドレナリンです。私たちはアドレナリンのほうが、多く分泌されるタイプの人間なんですね。
──はい。
MIZYU なので、ライブが始まってしまえば何が起こるか毎回わからなくて。この前なんかは、SUZUKAが最前列の方の頭皮を触ってしまったりとか。
SUZUKA てへぺろ。
MIZYU 今回も、何が起こるかはわからないです。
──ある意味、怖いもの見たさ的な楽しみ方もできると……。
SUZUKA そういう見方もあるかもしれないです。まあ、賛否両論でね。
MIZYU そ、賛否ろうろんで。
RIN 言えてない言えてない(笑)。
渋谷に入り浸っちゃいそう
──「RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2017」期間中には都内でさまざまなイベントが開催されます。皆さんが気になったものはありますか?
SUZUKA ホラー映画上映会の「FILM NIGHT」、楽しそうですよね。興味あります。
──ホラームービーが好きなんですか?
SUZUKA 好きじゃないんですけど、好きなんですよ。「観たくなーい!」って顔隠しながら観るみたいな。みんなでキャーキャー言いながら観に行きたいですね。
MIZYU 私は「SOUND JUNCTION」かな。客席が4つのステージに囲まれるんですよね? 音に包まれる感じがすごいんだろうなって、想像しただけで身震いします。
KANON 私もMIZYUと一緒で「SOUND JUNCTION」を観に行きたいな。ここでしかライブ感を味わいたいです。
MIZYU 絶対楽しいよね。ほかにもいろいろ観に行っちゃおうかな。もうこの期間、渋谷に入り浸っちゃいますよ。刺激をもらって、自分たちのライブにも生かしていきたいです。
──最後に改めて、イベントへの意気込みを聞かせてください。
SUZUKA 私たちはライブを中心に活動しているので、私たちの本当のよさってライブを観てもらわないとわからないと思うんです。だから絶対に、たくさんの人にライブに来てほしい。かまします! 期待してください。
- RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2017
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2017年10月22日(日)~11月17日(金)
- 音楽摩天楼 - ONGAKU MATENRO
渋谷音楽円盤摩天楼 -
2017年10月28日(土)東京都 タワーレコード渋谷店
- 出演者
HER NAME IN BLOOD / Joy Opposites / NOISEMAKER / NOTHING TO DECLARE(Mas, Acoustic Set) / Survive Said The Prophet / Aisha / FAKY / FEMM / HAIOKA ft YU ISHIGAKI from YANAWARABA / Michael Kaneko / RIRI / sooogood! / YANAKIKU / 加治ひとみ / 新しい学校のリーダーズ / 東京女子流 / 夢みるアドレセンス
- 内容
上にも行きたくなる。下にも行きたくなる。
世界最大の品揃えを誇るCDショップ「タワーレコード渋谷店」。
様々な国内ミュージシャンを招きライブイベントを実施。
タワレコ渋谷が上から下までライブハウスに変身!?
- 新しい学校のリーダーズ
(アタラシイガッコウノリーダーズ) - 2015年に結成されたMIZYU、RIN、SUZUKA、KANONからなるダンスボーカルグループ。キャッチコピーは「踊る、セーラー服と奇行癖。」で、アグレッシブなダンスとサウンド、独特なキャラクターで注目を集める。これまでコイケヤ、UNIQLO、ロッテなどさまざまな企業とコラボし歌やダンスを動画で発表してきた。2017年6月には1stシングル「毒花」でビクターエンタテインメントよりメジャーデビュー。10月に2ndシングル「キミワイナ'17」をリリースする。