RecTV×SKY-HI|まとめ方は無限!SKY-HIのこだわり詰まったMVとライブ映像であなたの想いを伝えよう

各種“マジでウケた”が詰め込まれています

──そして今回、RecTVでSKY-HIさんのプレイリストチャレンジがスタートしました。テーマは自由なのですが、見本としてSKY-HIさんに作っていただいたプレイリストが「撮影時の楽屋がマジでウケたMV」というもので。

選びきれなかったので、無理やりひねり出したテーマですね。正直な話(笑)。

SKY-HIが作ったプレイリストはこちら!

「撮影時の楽屋がマジでウケたMV」

  1. Sexual Healing
  2. Sky's The Limit
  3. Don't Worry Baby Be Happy feat. STAMP
  4. Name Tag feat. SALU, HUNGER, Ja Mezz, Moment Joon
  5. Diver's High
  6. 何様 feat. ぼくのりりっくのぼうよみ
  7. Marble
  8. Double Down
  9. F-3
  10. Limo

──でも、すごく気になります。この曲は、何がどうウケたんだろう?と……。

1曲目の「Sexual Healing」は、撮影場所が大きなラブホテルだったんです。大きなラブホテルに、大の大人が真面目な顔して出たり入ったりしているのはマジでウケるなあ、とか(笑)。撮影場所も楽屋もラブホテルというのは、なかなかない経験だったので。

──なるほど(笑)。そこから「Sky's The Limit」「Don't Worry Baby Be Happy feat. STAMP」と続きますが……。

「SKY-HI Round A Ground 2020 -RESTART-」の様子。

「Sky's The Limit」は撮影に取れる日がピンポイントで1日しかなくて、その時点で曲が完成していなかったので、前日に家で録ったデモを使って撮影したんです。「Name Tag feat. SALU, HUNGER, Ja Mezz, Moment Joon」や「F3」は参加しているラッパーが多かったので、やっぱりにぎやかで面白かったですね。「F3」に関しては、世間一般的に見たら強面に分類されるであろう、気のいいラッパーの面々が、最後の場面で渋谷109前に集合した感じがウケました(笑)。

──ウケるにもいろいろな角度がありますね。

そうですね。「Marble」なんかは、また違ったウケるがありましたし。「Marble」を撮影したときは激痩せしていたので「無理してでも何か食べなきゃ」と思って、お肉だったりパワーになりそうなものを夜のケータリングとして用意してほしいと当時のマネージャーにリクエストしたんです。彼はスーパーに買いに行ってくれたらしいんですけど、それがこう……焼肉弁当はいいとして、ほか各種フライもの、チキンと、テーブルの上が完全に茶色かったんですよ。完っ全に茶色いんです。茶色以外ないんですよ、視認できるものが。

──あはははは(笑)。

食べ物ってね、緑に始まり赤、黄色……と彩り豊かなはずなんですけど、茶色のものしか存在しなくて。「あの……買う前に違和感とか感じなかったの?」と聞いたら、「いや、並べて初めて気付きました!」って(笑)。確かそれがSpikey Johnと初めて仕事したときだったんですけど、Spikeyもほかのスタッフも若いから、彼らが楽屋に来て、揚げ物たちを喜んで食べて帰っていきました(笑)。結果オーライだったんですけどね。俺は撮影後半はもう、食から来る倦怠感を引きずっていました(笑)。

「SKY-HI Round A Ground 2020 -RESTART-」の様子。

──ラスト、10曲目の「Limo」はどうですか?

「Limo」はもう、ノリのビデオというか。配信リリースの楽曲で予算が少ない中、できることをいっぱいやろうとなったとき、斎藤渉監督と「定点ワンカメラでいかに遊べるかだね」という話になって。自分のバスケットボールを小道具として使ったり、私服を3パターンくらい衣装として用意したり。文化祭みたいなノリで、都度「これ面白くない?」と相談しながら撮影したんです。座って携帯電話を見ていたらそこでもカメラが回っていたり、突然向こう側からボールが転がってきたり、まったく知らされていなかったミラーボールマン……頭がミラーボールになっている全身タイツの人間がいきなり部屋に入ってきて、ガチで驚いたりとか(笑)。だからこの作品は、撮影中もずっと楽屋にいるような感覚だったんですよね。

──そうだったんですね。

休憩スペースも撮影場所だったので。撮影時、ずっと遊んでいたのが「Limo」ですね。ホントに、各種“マジでウケた”が詰め込まれています(笑)。

切り取り方は無限にある

──ファンの皆さんから募集するプレイリストのテーマが「自由」となると、選択肢が多すぎて、どういったところがSKY-HIさんの琴線に触れるのだろう?とファンの方は悩んでしまうと思うので……SKY-HIさんがチェックするであろうポイントを少しだけ教えていただけますか?

「SKY-HI Round A Ground 2020 -RESTART-」の様子。

極力新しめの曲を使ってほしいくらいですかね。「SKY-HI's THE BEST」には新曲がいくつか入っているんですけど、そのどれかを軸にしてくれたら。「Sexual Healing」だったらセックスものの曲でまとめてもプレイリストになると思いますし、「Sky's The Limit」は「Sky's The Limit」で作りやすそう。暗めの色味とか、いろいろ要素があるし。「そこにいた」はリリックビデオだけど、この曲同様にメロディに気を配って作った曲は数多くあるから、それをピックアップしてもらってもいいですよね。「#Homesession -afterwards-」だったら、SUPER FLYERS(サポートメンバー)が出てくるビデオとかも多いですし。「Shiawase feat. Honey C」だったらコラボもの、ラップミュージックものとか。うん。行ける気がする。新曲を軸に作ってほしいというくらいかな。

──新曲から自分なりにテーマを見出して、オリジナリティのあるプレイリストを作ってほしいと。

そうですね。切り取り方は無限にあると思うので、楽しみにしています。

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前向きなもがき


2021年2月26日更新