レコチョクによる「RecTV」は、公式のミュージックビデオやライブ映像の好きなシーンにユーザー自身のメッセージを載せてプレイリスト化し、シェアできる音楽サービス。

このたびRecTVでは、26時のマスカレイドの楽曲とライブ映像を使用したプレイリストチャレンジ企画がスタートし、「#ニジマスのエモ瞬間」をテーマにしたプレイリストの投稿の募集が行われている。この企画のスタートを記念して、音楽ナタリーでは26時のマスカレイドのメンバーにインタビュー。自身のMV、ライブ映像への思いやプレイリストチャレンジ企画、さらには12月2日にリリースされたシングル「二人だけの初めてをもっと」について語ってもらった。

※プレイリストチャレンジ……出題される#（ハッシュタグ）のお題に沿ってユーザーが作成、投稿したプレイリストの中から、優秀なプレイリストを選出するコンテスト企画。

取材・文 / 石井佑来　撮影 / 曽我美芽

一歩踏み込んだ楽しみ方を

──RecTVは、ミュージックビデオやライブ映像などの音楽映像コンテンツから好きなシーンだけをまとめて、自分だけのプレイリストを作れるサービスです。MVは新作リリースの際に制作されることが多く、アーティストにとって欠かせない表現手段の1つとなっていると思いますが、26時のマスカレイドの活動の中ではMVはどういった位置付けにあるものなんでしょうか。

来栖りん　MVは楽曲が広がるきっかけになることが多いですね。ファンの方がSNSでMVのリンクを貼って拡散してくれることも多いですし、私たちのことを気になってくれた人が最初に検索して観るのもMVだと思うので。

江嶋綾恵梨　曲だけだと誰がどのパートを歌っているかわからないこともあると思うんですけど、MVだと「ここはこの子が歌ってるんだ」とか「この子はこういう声なんだ」とか一歩踏み込んだ楽しみ方をしてもらえるので、とても大切な表現方法だと思っています。

──これまで発表してきたMVの中で皆さんが特に思い入れのある作品や好きなシーンを教えてください。

森みはる　私は「スノウメモリー」の雪の演出がすごく印象に残っています。まさか雪を降らせてくれると思っていなかったので、テンションが上がりっぱなしでした。本当は泡なんですけどね。最後のほうはその泡が足りなくなって「一発でOK出してください」と言われたりもして（笑）。

来栖　私は「ハナイチモンメ」のMV撮影が印象深いです。ダンスシーンを倉庫のようなところで撮ったんですけど、すごく暑くて。カット数もかなり多かったんですよ。

吉井美優　一番踊ったよね。

来栖　そう！ 一番踊った。あれ以来「今日は何回ダンスシーンを撮るんだろう」と考えてしまうくらい（笑）。すごく大変だったんですけど、結果的にカッコいいMVができたので思い出深いです。

江嶋　私は「シルクハットパレード」が印象的ですね。初めてエキストラの方に入ってもらって撮影したんですけど、そこにメイクさんやスタッフさんもピエロのメイクをして参加して、ファミリー感もあってとにかく楽しかったです。

吉井　私は 「君は青のままで」が印象深いです。今のメンバーになって初めて撮ったMVなんですが、撮影日がものすごい悪天候で。撮影が中止になりかけたんですけど、晴れてきた瞬間にダンスシーンを撮ったんです。そのシーンはみんなの素の状態も見れるような映像になっていて、とてもお気に入りです。

来栖　髪とか何も気にしないで踊ったもんね。

吉井　そうそう。大変ではあったけど楽しかったし、5人になって初めてのMVなので思い出深いです。

中村果蓮　私は「君は青のままで」が初めてのMV撮影だったので「ちゃんと撮れてるのかな？」「どう映ってるんだろう？」と、不安と楽しみがありました。あとはやっぱり「ニジマスになれたんや」という気持ちがあって、とても印象に残っています。

──実際に完成したものを観ていかがでしたか？

中村　撮影のときは曇っていたのに、完成したものを観たらすごくきれいな青空になっていてビックリしました……。

一同　あはははは！（笑）

江嶋　虹もかかってたもんね。撮影のときは紙飛行機が全然飛ばなかったのに、MVを観たらちゃんと飛んでたし（笑）。

吉井　夏の撮影は基本的に天気悪いよね。そのたびに撮影スタッフの方が編集でがんばってくれています（笑）。