充電して繰り返し使用できるPanasonicの充電池「eneloop(エネループ)」が、さまざまな場面で人々の生活をサポートできることを伝えていく連載企画「POWER OF LIFE supported by eneloop」。第5回となるこの記事では、6月に東京・東京ドームで開催されたラストライブをもってBiSHでの活動を終え、現在はソロアーティストとして活動を行っているセントチヒロ・チッチのインタビューをお届けする。
今回、「eneloop(エネループ)」が活躍できるものとしてフィーチャーしたのは、カメラのストロボ。カメラ好きで知られているチッチに、BiSH解散後の日常について聞きつつ、写真や電池にまつわる話を語ってもらった。また取材の途中にはプロカメラマン・森好弘によるストロボの撮影講座も実施。普段はフィルムカメラを使用しているというチッチにデジタル一眼レフカメラとクリップオンストロボを使っての写真撮影を体験してもらった。
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取材・文 / ナカニシキュウ撮影 / 森好弘
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Panasonic「eneloop(エネループ)」
繰り返し使用できる充電池。スタンダードモデルの繰り返し使用可能な回数は現行JIS規格で約600回※1(旧JIS規格:約2100回※2)。充電1回あたりの電気代は、4本充電でもわずか約1円※3。充電しておけば乾電池のようにすぐに使用可能で、優れた放電性能で安定したパワーが持続し、マイナス20℃の低温でも使うことができる。2023年4月にリニューアルし、環境に配慮した紙のエシカルパッケージ(単1・2を除く)を採用している。
エネループ(ニッケル水素電池) | 充電池・充電器 | 商品一覧 | 電池・モバイルバッテリー・充電器総合 | Panasonic
※1: JIS C8708 2019(7.5.1.4)の試験条件と、それに基づく電池寿命の目安。ただし、機器及び使用条件により、実際の繰り返し回数は異なります。
※2: JIS C8708 2013(7.5.1.3)の試験条件と、それに基づく電池寿命の目安。ただし、機器及び使用条件により、実際の繰り返し回数は異なります。
※3: BK-3MCDを充電器BQ-CC85で4本充電したときの電気料金(当社計算値)。充電器の消費電力:11W(0.011 kW)。充電時間:3時間(3h)。電力料金目安単価1kWh=31円(税込)[2022年7月改定]で計算。電気料金:0.011 kW×3h×31円/kWh=1.023円。1.023円の小数点第一位を四捨五入し、約1円と表示しています。(2023年3月30日現在)
*各メーカー、ブランドの充電池や充電器は、それぞれの特性に合わせた仕様になっています。必ずエネループ対応の充電器をご使用ください。
*電池は機器に対応したものをご使用ください。
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Panasonic「エボルタNEO(エボルタネオ)」
Panasonicのアルカリ乾電池。一度の電池交換で長時間優れたパワーを発揮し、さまざまな機器でくらしをサポートする。「世界一長持ちする単3形アルカリ乾電池※」としてギネス世界記録™に認定されている。環境に配慮した紙のパッケージ(エシカルパッケージ)をラインアップとして採用している。
乾電池エボルタNEO | 乾電池 | 商品一覧 | 電池・モバイルバッテリー・充電器総合 | Panasonic
※世界一長持ちする単3形アルカリ乾電池(LR6)として、ギネス世界記録™に2017年10月2日認定。2022年10月1日再認定。IEC基準における全放電モードの平均値より。250mA 1日1時間放電 終止電圧0.9Vなど(温度:20±2℃、相対湿度:(55+20,55-40)%)
BiSH解散後の生活
──BiSHの解散ライブから少し経ちましたが、生活に変化はありましたか?(※取材は7月中旬に実施)
セントチヒロ・チッチ 終わってからすぐに動き出すのもなんか違うかなと思って、1回スイッチをオフにして隠居してました。BiSHのときはずっと忙しかったので、ここからは自分のペースで生きるという感覚でいこうかなと。
──8月23日にはソロプロジェクト・CENTの1stアルバム「PER→CENT→AGE」がリリースされますし、休みなく動いているイメージだったのですが、スイッチをオフにできる時間があったんですね。何か、グループ時代にできなかったことをやってみたりしてます?
チッチ ……片付け。
──部屋の片付け?
チッチ 片付けは嫌いなんですけど、家に物が溜まりに溜まってしまっているので、もうそろそろ許されないかなと(笑)。解散ライブの直後くらいは「まあ、まだ終わったばっかりだし」と思ってたんですけど、気付けばもうだいぶ時間が経ったから、いい加減片付けないとなあって。
──順調に進んでますか?
チッチ いや、まったく。やろうと思ってるだけです(笑)。
──では、隠居期間は主に何を?
チッチ 衣食住、プラス猫って生活です。
──本当に隠居生活ですね。
チッチ そうですね。夏は暑いから家の中にいることが多くて……映像作品を観ることが好きなので、映画とかドラマとかをずっと観てます。「明日のことを考えて早く寝なきゃ」と思うことがなくなって、今は気兼ねなく観られるので。
──今はインプットの時期だと。
チッチ んー……そういうことでもなく、普通に生きてます(笑)。昔のゲーム機を実家から持ってきて遊んでたりとか。
──昔のゲーム機というと、ゲームボーイとか?
チッチ はい。ゲームボーイアドバンスとかですね。
──ゲームボーイアドバンス以前の機種は単3形乾電池駆動だったと思うんですけど、例えばそこで「エネループ」を使っていたりはしますか?
チッチ ……使ってないです。「エネループ」は充電できるんですよね? なんだかハイテクなイメージがあって、まだ手に取ったことはなくて。
──ほかに日常の中で電池を使う場面はあります?
チッチ いっぱいあります。私はフィルムカメラを使うので……それは単3形とか単4形じゃなく、なんか特殊な形のちっちゃい電池なんですけど。あと、チェキってあるじゃないですか。あれがすごい電池を消耗するらしくて、BiSH時代はチェキにめちゃくちゃ電池を使ってた印象がありますね。
──単3形乾電池で動く機種であればおそらく「エネループ」が使えるので、そういう場面にも役立ちそうですね。
チッチ あとステージで使うものだと、ワイヤレスマイクやイヤモニに電池をたくさん使うイメージがあります。PAさんが何時間かに1回くらいのペースで電池を交換しているのを見て、なんだかもったいないなあと思ってました。そんなに大量に消費するんだったら、充電式のやつを使ったほうがよさそうなのにって。音楽業界で充電池はすごく必要とされるものなんじゃないかと思いますね。
Panasonicの電池は“上級”というイメージ
──そのほかに電池を使うものと言えば?
チッチ 家には自分で集めた昔のおもちゃとか古い時計とか、ほかにも電池で動くものがいっぱいありますね。だから単3形乾電池は常備しています。でも、なぜかちっちゃいときから電池は高級というイメージがあったんですよ。だからこそ、「エネループ」のように充電できる電池があると知ったときは「めっちゃお得じゃん」と思いました。
──「お得じゃん」とは思ったものの、まだ使うには至ってない?
チッチ やっぱり、なんだかハイテクなイメージがあって(笑)。それに、どこに売ってるかもよくわからなかったから。電気屋さんに行けばあるんですよね?
──家電量販店やホームセンターなどで売っていますね。使い方や買い方がよくわかっていなかっただけで、もし誰かにプレゼントされていたら今まで普通に使っていたかもしれない?
チッチ はい。そう考えると、「エネループ」はプレゼントにいいですね。ずっと使えるから、消費しちゃうものより適していると思います。
──ちなみに普通の乾電池を買うとき、メーカーなどは気にしてますか?
チッチ それこそ、昔からお母さんに「Panasonicは上級だから」と言われていて。ここぞというときはPanasonicの青いやつを買うようにしていました。それをゲーム機に入れて……すごいんですよ、Panasonicの電池って。長持ちするんです。
──Panasonicの青い乾電池というと、おそらく「エボルタ」、今だと「エボルタNEO」のことだと思います。「エボルタNEO」は世界で一番長持ちする乾電池なんですよ。
チッチ そうだったんですね。それを使うことが多いです。
──「エボルタNEO」も「エネループ」も、プラスチックのカバーやケースなどを使ったパッケージから紙を使ったエシカルパッケージに変わっていってるんですよ。
チッチ 今初めて新しいパッケージを見たんですけど、「すごい! 紙だ!」って驚きました。電池のパッケージって透明なプラスチックのイメージがありましたけど、これならちっちゃい子でも簡単に開けられそう。環境にもいいってことですよね。
──おっしゃる通りです。エシカルパッケージは包装に使う材料を減らせたり、紙として分別せずに捨てられたりと環境配慮の面でも利点があります。チッチさんは普段の生活の中で、環境問題を意識して行動していることはありますか?
チッチ ゴミの分別には気を付けてます。あと最近、いらなくなったものを人にあげたり、寄付したりするようになりました。実家にいらないぬいぐるみとか洋服がたくさんあって、捨てようかどうしようか迷っていたときに「寄付という方法があるよ」と人に教えてもらって。
──いいですね。リサイクルに回せるものは回すようにしたり?
チッチ それも最近メイクさんから教えてもらいました。業者さんが家まで取りに来てくれて、けっこうなんでも持っていってくれるんだと知って。そういうことを気にする人がたくさん増えたら、世界もよくなりますよね。
──ちょうどチッチさんも部屋を片付けようとしているところですし、積極的に利用していきたいところですよね。
チッチ そうですね。できるだけものを捨てないようにしようと思ってます。
写真は“記録”ではなく“残す”もの
──先ほどチラッとお話に出たカメラについてぜひ伺いたいんですけど、そもそもどういうきっかけで始めたんですか?
チッチ 2015年くらいに、ジャンク品のフィルムカメラをプレゼントでもらったのがきっかけです。「使えるかわからないけどあげる」と言われてもらったんですけど、ちゃんと使えるもので。“カメラをもらった”というより、“写真を撮る習慣をもらった”という感覚です。それからメンバーをはじめ、人を写真に収めることが好きになって生活の一部になりました。
──どういうところにカメラの魅力を感じますか?
チッチ フィルムカメラに関しては、シャッターを切った瞬間にはどんな写真が撮れたかわからないところですね。写真ができあがったときの幸福感はフィルムならではだなと思っています。今はスマホでも簡単に写真は撮れますが、その瞬間に撮りたいものをパッと撮れちゃう手軽さと幸福感が、自分の中ではイコールにならなくて。スマホで写真を撮っていて、「やっぱりフィルムで撮りたいな」と思う瞬間はけっこうあります。
──スマホで写真を撮ることはそんなにない?
チッチ いや、撮りますよ。それはそれ、これはこれというか。
──スマホが記録するためのものだとしたら、カメラは面白い表現ができるもの、という感覚なのでしょうか。
チッチ うーん、そういうことでもないですね。カメラ=面白い、ではない。悲しいなと感じる瞬間も撮りたいし、うれしい瞬間を撮りたいときもある。そのときどきの瞬間を収めるものだと思っているので、カメラでの表現がすべて“面白いもの”というわけでもないです。例えば人を撮るんだったら、その人と一緒に見ている景色も含めて写真に残したい。それが面白いものであるかどうかは関係なくて、残したいから撮るという感じです。
──“記録”と対比する言葉が“残す”なんですね。同じような意味にも思えますけど、チッチさんの中では決定的に違うものだと。
チッチ スマホで撮った写真って、あまり見返さないんですよね。理由もなくカメラロールをずっと眺めているようなことが私はないんです。でもフィルムで撮った写真は、「見返したいな」とふと思うことがよくある。写真の中に“残る”ものが多いイメージですね。現像するまでどうなるかわからない楽しさも含めて、愛おしさが生まれるのでフィルムが好きです。
──カメラ機材でいうと、電池を使用する代表的なアイテムが外付けストロボになると思うんですけど、チッチさんは使っていますか?
チッチ はい。別売りの、小さな四角いストロボを持ってるので、それをカメラにくっつけて撮ったりしています。ただ、昔のやつだからか、電池は単3形とかじゃないんですよね。
──デジタル一眼などで使われる一般的なクリップオンストロボは単3形乾電池で動くものが多いので、まさに「エネループ」が活躍できる機材なんです。充電して繰り返し使えるというメリットがあるのはもちろん、安定した電力で長時間使えるという意味でも。
チッチ そうですよね。私のカメラとストロボでも、本当は充電池が使えたらいいんですけど。
──ちなみに、ストロボはどういうときに使うんですか?
チッチ ……暗いとき(笑)。
──ですよね(笑)。
チッチ ふふ。カメラ内蔵のストロボだけじゃ足りないときとか、あとは逆光のときにストロボを焚くと人の顔がちゃんと写るので、いつもカメラと一緒に持ち歩いています。
──逆光でストロボを焚くのは「日中シンクロ」と呼ばれるテクニックですけど、そういう技術的な勉強もしているんですか?
チッチ してないです。全部ノリで(笑)。
──それは逆にすごいですね。自力でその技法にたどり着いたということですから。
チッチ 勉強、してみたいですけどね。
──ちょうどよかったです。今日はプロカメラマンの森好弘さんが、「エネループ」が入ったストロボで簡単な撮影講座をしてくださいます。今からさっそく始めましょう。
チッチ はい、お願いします。
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セントチヒロ・チッチが体験! 簡単ストロボ撮影講座