三月のパンタシア|淡く透き通った、ひと夏の物語

みあが選ぶ「8時33分、夏がまた輝く」と
一緒に聴いてほしい9曲

スピッツ、くるり、相対性理論、サカナクションといった実在するアーティスト名や作品名が多く登場する「8時33分、夏がまた輝く」。この物語により浸れるような、物語のBGMとして聴いてほしい9曲をボーカルのみあに挙げてもらった。ぜひ小説と一緒にプレイリストを楽しんでほしい。

  1. 青春なんていらないわ / 三月のパンタシア
  2. ロックンロール / くるり
  3. 初花凛々 / SINGER SONGER
  4. いつか天使になって あるいは青い鳥になって アダムとイブになって ありえないなら / 三月のパンタシア
  5. 空も飛べるはず / スピッツ
  6. フロントメモリー feat. 川本真琴 / 神聖かまってちゃん
  7. 気になるあの娘 / 相対性理論
  8. 僕と花 / サカナクション
  9. 恋はキライだ / 三月のパンタシア

「8時33分、夏がまた輝く」コンポーザーからのメッセージ

buzzG

主題歌「いつか天使になって あるいは青い鳥になって アダムとイブになって ありえないなら」
作詞・作曲・編曲

初めて小説のプロットをいただいたとき、純粋で透明度の高い世界に気圧されました。

プレッシャーはありましたが、頬で流線型の軌跡を描く透明な汗か涙かのようなエモーションから手繰り寄せられるように、メロディと詞はすらすらと出てきました。

そして、みあさんの書く小説に触れ、歌声に触れ、あーでもないこーでもないと何度もアレンジをブラッシュアップしながらできあがったのが「いつか天使になって あるいは青い鳥になって アダムとイブになって ありえないなら」です。

素晴らしい機会をいただけたことに大感謝。

そして、「8時33分、夏がまた輝く」が楽曲を含め、三月のパンタシアのファンの皆様にとっての素敵な夏の思い出になりますように。

buzzG(バズジー)
buzzG
2009年からインターネット上で楽曲を発表し始める。バンド活動の経験を生かした鋭いギターロックサウンドを特徴とし、2011年3月にアルバム「Symphony」でメジャーデビュー。現在はVocaloid楽曲を発表する一方で、浦島坂田船、そらる、伊東歌詞太郎、luz、夏代孝明、尾崎由香など、さまざまなアーティストへ楽曲を提供し高い評価を得ている。三月のパンタシアでは今作のほかに「イタイ」「リマインドカラー ~茜色の記憶~」「ソーダアイス」を手がけた。

堀江晶太

「恋はキライだ」作詞・作曲・編曲

「恋はキライだ」制作おつかれさまでした。

みあちゃんの小説から音や言葉や風景のイメージが生まれて、 いろんなアイデアと出会って曲になる、 今回もそんな制作になったと思っています。

夏の終わりの曲ですね。夏といえばですが、
「エアコンの冷房を入れているのになんだか蒸し暑い…」
そんな日々を過ごしていませんか?

除湿機を部屋に置いて湿度管理するだけで、室温は変わらずとも
格段に快適に過ごせる、と最近知人から聞きました。

自分も近々導入してみようと思っておりますが、
ぜひ、一度検討してみてはいかがでしょうか。

ありがとうございました。

堀江晶太(ホリエショウタ)
堀江晶太
ボカロP・kemuとして、2011年よりインターネット上で楽曲を発表。2015年よりPENGUIN RESEARCHのベーシストとしての活動もスタートさせた。LiSA、ベイビーレイズJAPAN、蒼井翔太、茅原実里、田所あずさといった数々のアーティストへの楽曲提供など、作家活動も積極的に行う。三月のパンタシアでは今作のほかに「ピンクレモネード」「三月がずっと続けばいい」「パステルレイン」を制作した。