ONE LOVE ONE HEART インタビュー|世間に“見つかり”始めた9人の個性と実力 (2/2)

アーティストとして何よりも幸せなこと

──そのほか、ラブワンの近況としては今年1月にリリースしたアルバムの表題曲「愛せ、至極散々な僕らの日を」がTikTokの切り抜き動画などで話題となっています。この反響についてどう感じていますか?

相原 なるべくしてこうなったと思ってます。

一同 (笑)。

飯塚 強気だね(笑)。

相原 半分冗談です(笑)。いつの間にかグループも自分個人のSNSのフォロワー数がめちゃくちゃ増えていて、「もしかしてバズってる?」と思いました。でもまだ足りないです。がんばってもっとたくさんの方に知ってもらいたいです。昔から切磋琢磨しながら築き上げてきたものがあるので、最高のグループだと自信を持って言えます。

笹原 楽曲冒頭の碧羽ちゃんの歌声に対して「めちゃくちゃいい」というコメントがたくさん届いていて。碧羽ちゃんをはじめ、メンバーの歌声のよさがいろいろな人に届いたんだなと思うとすごくうれしいです。

佐々木 私たちの存在から楽曲を知ってくださるケースと、楽曲から私たちの存在を知ってくださるケースといろいろと入り口があって。私たちの楽曲が誰かの背中を押したり、活力を与えることができているということは、アーティストとして何よりも幸せなことだなと実感しました。活動の原動力になりますね。「愛せ、至極散々な僕らの日を」以外の楽曲ももっと私たち自身が大事にして、皆さんに届けられたらいいなと思いました。

イーチ

イーチ

久昌歩夢

久昌歩夢

飯塚 この状況はすごくいいチャンスだと思っています。これをきっかけにライブに来てくれる人が増えたらうれしいですし、もっとたくさんの人にラブワンのよさを知ってもらいたいです。

笹原 先日フリーイベントを開催したときに、観に来てくださる方が増えたなと感じました。楽曲を通してイベントに足を運んでくれた方々もいて、本当にうれしいです。

みんな親目線

──さらに、日本テレビ「超無敵クラス」に出演している藤咲さんの番組内でのコメントもTikTokでバズっています。

相原 すごくびっくりしたし、「すげえな」と思ったし、「やっぱりか」っていう気持ちにもなりました。碧羽ちゃんきっかけでONE LOVE ONE HEARTの存在を知ってくれる人も多いので、うれしいですね。

藤咲碧羽

藤咲碧羽

笹原 自分もいろいろな動画を観たんですが、シンプルに面白くて。彼女の天然なキャラクターの面白さや人柄のよさがたくさんの人に知られて、ただただうれしいです。

佐々木 3年ぐらい一緒にいますが、本当あれが素なんですよね。天真爛漫で本当に素敵な子なんです。でもパフォーマンスになると豹変するので、すごくギャップがあって、いろいろな魅力が詰まってる子だなと思います。

飯塚 自分も動画を観ましたが、家で1人で笑っちゃうくらい楽しませてもらってます(笑)。本当にあれが碧羽の素なんですよね。

佐々木 みんな親目線だね。

飯塚 そう、親目線(笑)。

──さまざまな角度からラブワンへの注目度が上がっていますが、それによって活動に向き合う気持ちに何か変化はありましたか?

笹原 イベントに足を運んでくれたり、SNSでラブワンのことを広めてくれたり、いつも応援してくれているLOVEART(ONE LOVE ONE HEARTファンの呼称)の方々へ改めて感謝の気持ちを抱いています。

飯塚瑠乃

飯塚瑠乃

笹原遼雅

笹原遼雅

佐々木 LOVEARTの皆さんがSNSで拡散してくださったり、お友達に布教してくださったりしていることで注目度が上がっているところがあると思うので、普段から支えてくれているLOVEARTの皆さんの大切さを実感しています。

ラブワンって仲がいいな

──12月8日にはI'M A SHOWでワンマンライブが開催されます。どんなライブにしたいですか?

相原 「僕らのロードムービー」の撮影経験が生きるライブにしたいし、「またラブワンのライブに行きたい」と思っていただける、来年に向けてブーストをかけるようなパフォーマンスを見せたいですね。

笹原 僕たちの音楽を聴いたり、パフォーマンスを観たりすることで何かを感じてもらえる、そんなライブにできたらいいなと思っています。

佐々木 楽曲を入り口に私たちを知ってくださる方が増えたので、よりダンスやパフォーマンスに力を注いで、魂を込めてパフォーマンスをお届けしないといけないと思ってます。クオリティを上げることはもちろん、1つひとつの楽曲を9人でしっかり咀嚼したうえで表現していきたいですね。9人でちゃんと話し合って、今まで以上に1曲に込める力を強くしていきたい。LOVEARTの皆さんに、「もっといろいろな人にラブワンを広めたい!」と思ってもらえるライブにできたらいいなと思います。

佐々木杏莉

佐々木杏莉

洸瑛

洸瑛

飯塚 ラブワンにはコンセプトの強い曲などいろいろなタイプの曲があるんですが、どれも純粋にパフォーマンスを楽しんでもらえるよう、1つひとつの楽曲にもっと向き合っていこうと思います。

──最近、「ラブワンのメンバーでよかったな」と思う瞬間はありましたか?

相原 いや、それはもう常に思ってます。

一同 (笑)。

相原 ドラマの撮影期間、かなり朝早く集合して夜遅くに撮影が終わって、寝たらまた早朝に集合っていう時期があったんですが、メンバーと仲がいいこともあって、初日から最終日まで誰も弱音を吐かずに撮影に取り組めたんです。ごはんを食べるときもみんなで輪になっていたし、「ラブワンって仲がいいな」と改めて思いました。

矢嶋由菜

矢嶋由菜

相原一心

相原一心

佐々木 青春でしたね(笑)。

相原 これまであまり青春っぽいことを経験してなかったので、「これが青春か!」っていう感覚はあったよね(笑)。

笹原 あった。

佐々木 メンバーの年齢は微妙に違いますが、全員が同い歳に感じるような居心地のよさがあるんですよね。上下関係もなくて。

笹原 このメンバーとだからできる楽曲の表現やライブの盛り上げ方があって。そういうところも含めて青春だと思っているので、その要素を皆さんにもっと届けていきたいなと思います。

ONE LOVE ONE HEART

ONE LOVE ONE HEART

公演情報

ONE LOVE ONE HEART ワンマンライブ

2024年12月8日(日)東京都 I'M A SHOW
[第1部]OPEN 13:20 / START 14:00
[第2部]OPEN 17:20 / START 18:00

プロフィール

ONE LOVE ONE HEART(ワンラブワンハート)

相原一心、イーチ、飯塚瑠乃、久昌歩夢、洸瑛、佐々木杏莉、笹原遼雅、藤咲碧羽、矢嶋由菜からなる“青春代演エンターテインメントグループ”。スターダストプロモーションとavexによる合同プロジェクトとして結成され、歌やダンスのみならず、演劇、映像などあらゆる分野で活躍できるアーティストを目指している。グループ名には「人種、性別、年齢、価値観が違っても誰かを何かを愛する心は共通している」という意味が込められている。2022年3月に東京・渋谷ストリームホールで初のワンマンライブを行い、4月に配信シングル「Now or Never」をリリースした。6月には初の舞台「オノマトペ Vol.1」、11月にはその再演となる「オノマトペ Vol.2」を上演。2023年1月にその劇中楽曲を含む1stアルバム「LOVE1」をリリースした。2024年1月に東京・Zepp Shinjuku(TOKYO)でワンマンライブを行い、会場を満員に。同月に2ndアルバム「愛せ、至極散々な僕らの日を」を発表。同作の表題曲がTikTokの切り抜き動画などで話題に。9月にはONE LOVE ONE HEARTが出演するオリジナルショートドラマ「僕らのロードムービー」の配信が、アプリ・BUMPにてスタートした。