音楽は奥深い
──「OH MY GIRL JAPAN 2nd ALBUM」の制作はいつ頃に始まったんですか?
ジホ レコーディングは今年の1月に1週間で済ませたんですけど、それに向けた練習はかなり前からやっていました。
ミミ 日本オリジナル曲の「Touch My Heart」「抱きしめるの」も含めて、曲自体はかなり前からあったので。
──「Touch My Heart」も個人的に好きな曲です。
ジホ カッコいい曲が好きなんですね(笑)。この曲はリズムが面白いですよね。私もこの曲、すごく好きです。
ミミ いろんな要素が混ざっているところに、日本っぽさを感じました。かわいらしさもありつつ、ガールクラッシュっぽいカッコよさもあって。
ヒョジョン コンサートで盛り上がる曲だよね。
アリン すごく私たちっぽい曲だと思う。
スンヒ 会場を盛り上げるのは、私たちが得意なことだもんね。
──一方の「抱きしめるの」は韓国っぽいメロディの曲ですね。
ミミ それ、私も思いました。
ジホ そうかな? 私はすごく日本っぽいメロディだと思ったけど。
ミミ こんなに感じ方が違うのってすごく面白い。音楽は奥深いですね(笑)。
メンバー全員緊張した、ある意味貴重なコンサート映像
──アルバムの初回限定盤Aに付属するDVDには、1月に行われた全国ツアー「OH MY GIRL 日本デビュー記念 1st LIVE TOUR 2019」の東京・日本青年館ホール公演の模様がノーカットで収録されます(参照:OH MY GIRL、幸せ噛み締めた日本デビューツアーに幕)。今振り返ってみて、この日のコンサートはいかがでしたか?
ユア このコンサートは、日本での正式デビューを記念したツアーの最終日だったんですよ。個人的には新しい自分を探すような気持ちでステージに立ってましたね。
アリン うん。OH MY GIRLとして日本でいろんな曲を披露できたのもうれしかった。
ヒョジョン 私はすごく緊張したな。表情や動き、話し方にドキドキしている感じが出ていると思う(笑)。それがそのまま映像に映っているのは、ある意味貴重かも。
スンヒ 特にこの東京公演は自分たちが思ってた以上に、ファンの方々がたくさん来てくださったしね。私なんて、コンサートの最初に衣装のスカートを自分で踏んで破っちゃったんですよ。普段はそこまで緊張することはないんですけどね。コンサート中は皆さんにバレないように踊りました(笑)。
ビニ 私もステージ上ではがんばってたけど、頭の中はかなりめちゃくちゃで。映像はまだ観てないけど、ちょっと観るのが怖い……(笑)。
ジホ 大丈夫、この前映像を観たけどかわいく撮れてたよ(笑)。私もこの日は緊張でいつも以上に汗をかいたから、どんなふうに映っているかちょっと不安だったんですが、思ったよりいい感じいい感じ。
印象的だった日本での活動は
──最後に、ここまでの日本の活動で印象に残っていることを教えてください。
ヒョジョン 去年の8月のデビューショーケースライブで、靴のかかとの部分が外れて転んだこと(笑)。
ミミ 私はその数日後にやったフリーライブかな。あの日集まってくれたファンの方たちには、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。
ジホ 私は「バナナが食べれないサル」(2018年8月にOH MY GIRLの派生ユニット・OH MY GIRL BANHANA名義で発表したミニアルバム)のときに付けた耳と尻尾の衣装かな(参照:OH MY GIRL BANHANA「バナナが食べれないサル」インタビュー)。韓国でOH MY GIRL BANHANAとして活動していたメンバーはアリン、ヒョジョン、ビニの3人だったんですけど、日本ではメンバー全員で活動して。初めての日本での活動だったこともあって、あの衣装はすごく印象に残ってますね。
ビニ 「バナナが食べれないサル」のミュージックビデオをみんなで撮影できたのはうれしかったな。
スンヒ 「バナナが食べれないサル」のプロモーションでは日本で初めて記者会見を開いて、取材に来てくれた記者の皆さんにバナナを配ったことが印象的です。今までそんなイベントをやったことがなかったから。
ユア 1stアルバムを出す前に、日本のMIRACLEの皆さんに名刺を渡すイベントを開催したんですよ。そのときに「ユアさん」って目を見て言ってくれたことが本当にうれしかったです。感動しましたね。
アリン 私は原宿の洋服屋さんでいろんな服を着て撮影したことかな。
ジホ それ、別のメディアの取材じゃなかったっけ?
アリン あっ……。
ビニ 失礼じゃん(笑)。
──いやいや、平気ですよ(笑)。
ヒョジョン もう……まあ末っ子ということで大目に見てやってください(笑)。こんな感じの私たちですが、これからも日本の皆さんにOH MY GIRLを応援していただけるとうれしいです。