やついいちろう×ハンバート ハンバート「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2012 in EZO」特別対談

8月10～11日に北海道・石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージで行われた野外音楽フェス「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2012 in EZO」（以下「RSR」）。NOTTVでは、このフェスの模様を特別番組として9月22、23日に2夜連続で合計4時間にわたり放送する。

それを受けて今回は、NOTTVで好評放送中の生配信番組「ソーシャル@トーク #エンダン」でMCを務めるやついいちろうと、番組にゲスト出演していたハンバート ハンバートを直撃。今年の「RSR」に参加したこの2組に、「RSR」の思い出話や魅力などについて訊いた。

今年の「RSR」は天候もラインナップも本当に素晴らしかった

──今年の「RSR」はいかがでしたか？

やついいちろう　本当に最高でしたね。僕、ここ何年か毎年「RSR」に行っているんですけど、今年もラインナップがかなり豪華だし、何より気候がすごく良かったんです。「RSR」って晴れると砂埃がすごいんですよ。もう鼻の中をティッシュで拭くと黒くなるくらい。あと、去年か一昨年は土砂降り明けで地面が田んぼみたいになっていて、それでテントを移動しなければならない人が出てきたり靴もぶっ壊れたりで、暑くても寒くても厳しいんですよね。

佐野遊穂　確かに砂埃を抑えるためにわらが敷いてありますからね。まあ、そういう意味では野外フェスはどこも厳しいですよ。

やつい　でも今年の「RSR」は前日に雨が降って、本番中は曇っていたんです。だから直射日光もなくて、少し湿度もあったから埃も飛ばないっていう最高の天候でしたね。予報では雨だったんだけど、結局全然降らなかった。

佐藤良成　野外フェスって、暑くてボーっとしちゃうとか、寒くて使い捨てカイロを体中に張ってステージに出るとか……出演するほうも過酷なんです。でも今年の「RSR」は本当にちょうどいい気候でした。今回僕らはハンバート ハンバート×COOL WISE MANとして出演したんですけど、ライブもとても良かったと思いますし。

フェスに出演すると他アーティストのライブはあまり観ない

──ハンバート ハンバートのお2人は今回の「RSR」でほかの出演者のライブを観ましたか？

佐藤　僕ね、面倒になっちゃって、意外とほかのアーティストを観に行かないんです。

佐野　私も疲れちゃうから行きませんね。

やつい　僕も自分がフェスに出演するときは、ずっと裏にいます。ぼーっとごはん食べたり、裏のモニターでライブを観て、その後戻ってきたアーティスト見て「あ、あのアーティストだ」とか思ったり。

佐野　「RSR」は裏にライブを中継しているモニターがありますから、お茶の間感覚でライブが観られるんですよね。

やつい　でも、めっちゃ好きなアーティストとかだったらさすがにステージに観に行くんじゃない？

佐野　……室内で観たいなって。

佐藤　例えば毎年「FUJI ROCK FESTIVAL」とかでも観たい海外アーティストがいっぱいいるんですけど、「絶対単独でも来るからそのときでいいや」って……。

やつい　2人とも実はそんなフェス好きじゃないんじゃん（笑）。

佐野　やっぱりライブは人に揉まれるから、ある程度の気合が必要なんです。最初からその気で行けばいいけど、自分のライブが終わった後ってそのスイッチが入らないんですよ。

佐藤　オフしちゃっているからね。「終わったー！」って。

──そんな理由でほかの出演者のライブを観なかったお2人にとって、好きな場所で改めて「RSR」の模様を見直せる今回のNOTTVでの放送は持ってこいの機会になりそうですね。

やつい　しかも「RSR」は本当にメンツが素晴らしいですからね。あのラインナップが観られるってだけで今回の放送はとても良いと思いますよ。

佐藤　僕はスマートフォンを持ってないんですけど、もし持ってたら例えばお風呂で観る……とか？

佐野　やっぱり家とかでも、場所を選ばず観られるのは良いですよね。あとNOTTVは音質も画質も良いんですよね？ でも、フェスって勢いで演奏しているところもあるから、冷静に観られると恥ずかしいですね（笑）。

佐藤　まあ今回の放送はもちろん現場で観るのと同じではないですが、皆さんの好きなように楽しんでもらって、もし僕らのライブが良いと思ったらこれをきっかけに実際のライブにも足を運んでもらえたらうれしいです。

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