お悩みどうすれば表情が豊かになりますか？

松村沙友理　で、今日はどうしたんだい？

能條愛未　えっと（笑）。あの私、踊ってるときとか歌ってるときの表情がワンパターンなんですよ。あと写真を撮るときのポージングも苦手で。どうすれば表情が豊かになったり、いろんなポーズができるようになりますか？

松村　うーん、なんやろうね。みんな雑誌で勉強するとかほかのメンバーを見て勉強するとか言うけど、うちは1つのポーズでも、顔の角度とか手の角度とかちょっと変えるだけでもいいような気がするんよね。例えば顔の角度を変えるだけでも全然いいと思う。

能條　ああ、なるほど。私歌ってるとき、松村さんみたいに本当に楽しいんだよっていう笑顔をするのも苦手なんですよね。

松村　それはな、ライブのときはお客さんの顔を観るんよ。で、お客さんと同じ顔をすることが多い。すごい笑顔で観はる人おるやん。そういうときは笑顔でめっちゃお客さんを観てみたり。

能條　なるほど。すごく勉強になります！

松村　うち、メンバーの顔を観るのも大好きで。乃木坂は向き合うダンスが多くて、みんなの顔を観てたらなんか笑えて。

能條　あ、そこで自然と笑顔に。

松村　そう。楽しかったら自然と笑顔になるんよね。

能條　わかりました。いろいろ試してみます！

お悩みカメラの前で1人になるのが恥ずかしくて……。

齋藤飛鳥　じゃあ私もお仕事の相談を。私、人前やカメラの前で1人になると、例えば一発ギャグとか物真似とかオタ芸とか、そういうことをするのが恥ずかしくて。松村さんってどんな場所でも「さゆりんりん♪」とか「さゆりんごパンチ！」とか全力でやるじゃないですか。あれって恥ずかしくないのかなって……どうしたら克服できますか？

松村　でも実は松村も自分のキャッチコピーを言うの、結構恥ずかしいんですよね。

齋藤　ウソ？ 意外。

松村　｢さゆりんごパンチ！｣とかすごく恥ずかしくて。一生懸命やってるけど、耳が赤くなったりとかするの。でもね、それがいいって言ってくださるファンの方もいて。

齋藤　あはは（笑）。

松村　恥ずかしくてたまにやらないときがあると、みんな悲しいって言うの。だから求められてることはちゃんとやりたいなと思って。

齋藤　なるほど。

松村　ファンの人がそういう私のことを好きって言ってくださるんだったら、やっぱり全力でやったほうがいいと思うし。だからさ、あしゅりんのファンの方もあしゅりんのそういう一面を観たいと思うんだよ。

齋藤　話を聞いてたらちょっと勇気が出てきた。

松村　でさ、テレビ収録とか撮影のときって、スタッフさんがめっちゃいるじゃん。そういう大人の人ってね、うちらがそういうことするのを観慣れてんのよ、絶対。

齋藤　ああ、そっか。別に自分だけが恥ずかしいと思ってるだけで。

松村　うん。それにうちらの変顔を待っているファンの方だっているんだよ。そう思ったら全然大丈夫！

齋藤　すごい！ 松村さん、真面目なこともちゃんと言えるんだね？

松村　え？ 言えるよ！（笑）

お悩み最近、食欲を抑え切れないんです。

能條　じゃあ次は私が。あの、今食べ盛りなんですね、私。アイドルたるもの、やっぱり見た目ってすごく大事なわけで。「ああ、めっちゃおいしそう……食べたいなあ」と思っても、「あ、もう夜……こんな時間だ」って考えて食べるのをやめようと思うじゃないですか。でも、それすらも我慢できないときもあるんですよ。そんなときはどうやって自分をコントロールしたらいいんですか？

松村　なるほど、それね……松村わからへん！

能條・齋藤　ええっ!?（笑）

松村　やっぱりまっつん、食べるの大好きやん。本当に。だからそれはね……あしゅりん、どうやったら我慢できるの？

齋藤　えっ、私に振るの？（笑）

能條　飛鳥は我慢するも何も、元々小食じゃん。

齋藤　そんなことないよ！ 愛未の悩みは私も思ってる。

松村・能條　本当かいな？

齋藤　本当や！

能條　そうなんだ。実はみんな悩んでるんですね。

齋藤　私ね、我慢するのが逆に悪いって聞いたから。我慢が重なってストレスになっちゃうから、食べたいときに食べたほうがいいよって。だから食べちゃえ、もう。

松村　松村さ、今めっちゃ思ってるんやけど、ダイエット食品を200kcal分食べるんやったらお肉を200kcal分食べへん？って。でもお肉を食べたら200kcal分では止まれへんしな。

能條　そうなんですよ。結局みんな……。

松村・能條・齋藤　食べちゃうよねえ（笑）。

松村　どうしたらいいのこれ？ 目の前にあったら食べちゃうよね、絶対。じゃあ恵まれてる……今の日本に生まれたことに感謝して……終わり！ もうこれは女の子の一生の悩みということで！

齋藤　全然解決してないし（笑）。

お悩みそろそろ髪型を変えたいんですが……。

松村　ところで、私からもちょっと悩み相談があるんですけど……。

能條・齋藤　ええっ!?（笑）

齋藤　マジで？

能條　私たちでよければ。

松村　私、オーディションのときからずーっとこの髪型なんですよね。で、そろそろ変えてみたいなと思うんですけど、何がいいと思いますか？

能條　あ、あのじゃあ……この触覚をなくすっていうのはどうですか？

松村　（遮るように）あ、それはないですね。絶対にない。

能條　ええっ!?（笑）

齋藤　相談になってない（笑）。

松村　これは大事なんです。「りんごヘアー」なんで。

能條　あ、それならりんごに見立ててお団子を2つ作るのはどうですか？

松村　ああ、なるほど。でも……それは世界的に超有名なネズミと被りますよねえ。

能條・齋藤　あははは！（笑）

松村　ちょっと向こうのほうが印象強いんで。

齋藤　それは負けるもんなあ。

能條　うーん……最終的には松村さんが個人的にしたい髪型でいいんじゃないですか？

松村　まあ確かにね。じゃあもうこれでいいかな？

能條　そうですね。もう松村さんはそれでいいと思いますよ。

齋藤　大丈夫大丈夫。

松村　はい！ じゃあもうこれで行くわ。ありがとう。なんかちょっと自信持てた。今日は話せて良かったわ。うふふ（笑）。