休みの日は基本的に寝てるか買い物に行くか

──今回の取材ではアクセサリー作りに挑戦してもらいました。スタッフの方も言ってましたが、飲み込みも作業も速かったですね。

何かを作る作業が好きで、最初だけ教えてもらったら、あとはどんどん入り込んで自分だけで進めちゃいますね。

──以前にも同じようなアクセサリーを作ったことがあったんですか？

昔、鍵編みを使って毛糸でミニマフラーを編んだりしたことはあります。

──元々、そういう細かい作業自体が好きだった？

好きでしたね。だから今日は、本当に楽しかったです。

──じゃあ、ひとつのことを始めるとそれに没頭しちゃうタイプなのかな。完成までにもっと時間がかかるものだと思ってました。

自分もそう思ってました。難しそうだったんですけど、実際にやってみたら簡単で。

──最近はお休みの日ってどうやって過ごしてるんですか？

お休みの日は基本的に寝てるか買い物に行くかのどちらかです。ファッションが好きなので洋服を買うことでストレス発散して、自分の気持ちをリフレッシュさせてます。ウィンドウショッピングだけでも気分転換になるんですよ。

音楽の道に進みたいと思って音楽の専門学校に進学

──白石さんはそもそもどうして乃木坂46のオーディションを受けようと思ったんですか？

音楽の道に進みたいと思っていて、高校を卒業して音楽の専門学校に進学したんです。その学校の先生から「こういうオーディションがあるんだけど、受けてみない？」と乃木坂46のチラシを渡されて、せっかくだから受けてみようかなと思ったのがきっかけです。

──学校でちゃんと勉強しようと思うくらい音楽が好きだったんですね。いつ頃から音楽の道を目指すようになったんですか？

高校3年生になった頃です。実はそれ以前は保育士になりたいと思っていて、高校の選択授業も保育選択を選んだり、検定を受けたりしたんですよ。でも、音楽がずっと好きだったので、将来歌手になっていろんな人に自分の歌を届けられたらなと思って、音楽の専門学校に行くことにしたんです。

──専門学校では音楽の基礎を勉強していたわけですか？

そうです。ボイストレーニングもやったし、音楽理論も勉強したし、基礎中の基礎を学んでました。

──ちなみに、普段はどういう音楽を聴いてるんですか？

いろいろ聴きますよ。最近は洋楽も聴くようになったんですけど、今一番ハマっているのは加藤ミリヤさん。家に帰ったらCDをめっちゃ流してます（笑）。

この世界に入ったら寝られなさそうだなと思ってた

──そこから乃木坂46のオーディションに合格して、プロとして芸能界に入ってきたわけですが、最初に思い描いていたイメージと違いは感じましたか？

あんまりどういう世界というのは考えてなかったですね。ただ、この世界に入ったら寝られなさそうだなと思ってました。

──忙し過ぎて？

はい。私、寝るのが本当に好きで、休みはずっと寝てるんですよ。でも、乃木坂46に入ってからは睡眠時間が減って。改めてすごい世界だなと思いました。

──乃木坂46に入る前の睡眠サイクルは？

何もない日は夜中の3～4時に寝て、お昼過ぎに起きてました。だから、この世界に入って本当に一変しましたね。でも、それはすごくうれしいことだなって。

──それだけ仕事があるってことですもんね。ほかのメンバーとはすぐに打ち解けた？

はい。斉藤優里ちゃんとはすごく仲が良いし、同じ七福神で一緒にユニットをやってる3人（高山一実、橋本奈々未、松村沙友理）ともしょっちゅう一緒にいるし、永島聖羅ちゃんの家にもよく泊まりに行ってるし（笑）。乃木坂46自体が女子校の1クラスみたいな感じで、メンバーとは家族より長い時間一緒にいるし、みんなでワイワイやってるので毎日すごく楽しいです。

初ユニット曲は「間違えても、とりあえず楽しもうね！」

──白石さんは2ndシングル「おいでシャンプー」のカップリング曲「偶然を言い訳にして」にも参加してます。この曲は乃木坂46初のユニット曲ですが、16人の選抜メンバーで歌うときとはいろいろ違うところが多いのでは？

4人それぞれ初めてのソロパートがあるので緊張する部分も多いですけど、選抜よりも人数が少ない分いろんなことに挑戦できたらと思ってます。だから、みんなで「間違えても、とりあえず楽しもうね！」って話して、テレビの収録も楽しんでやらせてもらいました。

──歌を本格的にやりたい白石さんからしたら、今回みたいにソロパートがあるのはうれしいのでは？

もう、本当にうれしかったですね。「偶然を言い訳にして」のソロパートの歌詞って、そこを歌う人のイメージに合った内容なんですよ。秋元（康）さんがいろいろ考えて書いてくれたと思うんですけど、最初に歌詞を読んだときに驚いて。でも「それっぽいよねー」って言ってすぐに納得しちゃいました。

──秋元さんの書く歌詞は、白石さんが共感できる部分って多いですか？

そうですね。しかも、いつもかわいらしい歌詞だし、歌っていて楽しいし。そういう歌詞を書いていただけるのはとてもうれしいです。